マルコ

ジャム似

Jan.30,2003

今日は職場が静かだった。人数が少なかったから・・・いや、実際の人数は出張者が数人いる分、外注の人が常駐して仕事しているので変らないのだが、気難しい人達が数人いなかったので空気が和らいでいたのかも知れない。ちなみに、気難しくない所長はいた。

美人のタケウチさんとの間では、所長を「パパ」と呼んでいる。所長は顔の下半身(?)が実家の父親と似ているので、ふざけてそう呼んでいるのだが、もちろん本人に言える勇気はない。今日はお疲れ気味のパパに、熱いオシボリを持っていってやれ!と美人のタケウチさんをそそのかした。しかし準備して持って行こうとすると、パパが電話していたり書き物をしていたりで、純情なタケウチさんは踵を返してまた持ち帰ってしまう。

何度かそれを繰り返していたが(その都度私に「駄目じゃん!置いて来ちゃえばいいんだよ」とからかわれるタケウチさん)、やっぱりカワグチさんが持って行って下さい!と言うので、がさつなカワグチさんがお届けして来た。同じオシボリでも、タケウチさんが持ってきてくれたら、嬉しいに決まっているのだ。世の中のオヤジは。

私だってタケウチさんがコーヒーを淹れてくれると本当に嬉しいもの。フルトさんが淹れてくれても別段美味しさを増すとは思わないが(ごめんよ、フルトさん、引き合いに出して)、美人がニッコリ笑顔と共に「お仕事大変そうですね」などと優しい言葉と共に持ってきてくれたものは、何だろうが嬉しいし美味しい。請求書だろうが嫌いな饅頭だろうが喜んで受け取っちゃう。パパだって、幾ら硬派でも美人が嫌いなはずがない。パパは本当に大変な立場で、誰よりも働いている。そして誰よりも疲れているはずだ。熱いオシボリくらい出て来ても罰はあたらない。次からは絶対にタケウチさんに持って行かせなくちゃ。

マルコはジャムに可愛がられて育ったせいか、ジャムとやる事がよく似ている。破壊行動も、人の顔を見れば「ニャ〜〜〜ン」と我儘一杯な感じで何やら要求するところもそっくりだ。最近は顔つきまで似てきたような気がする。それが上の写真だ。

しかしこんな情けない顔は、ジャムには出来ない。そしてジャムは身体に比べて顔がとても小さく、マルコは身体に比べて顔がとてもデカいという致命的な恥部(笑)を持つ。しかしマルコは本当に表情が豊かだ。可愛くて食べてしまいたい。どうやって食べようか?アインにはよく「アインちゃん可愛いねえ・・・天ぷらにして食べちゃいたいねえ」等と誉めていたのだが、マルコの場合はやっぱりマルちんハンバーグ(にゃんバーグとも言う)だな。

睾丸部分の皮が赤く腫れ上がって(腫れるとツルピカだ)痛々しかったマルコの去勢の跡であったが、すっかり茶トラ色の毛も生え揃い「マルちゃん、タマタマ見せてね〜!」と言うと、コロンと横たわって触らせてくれる。変態飼い主は「最近はチンチン出していないかな〜?」等と更に追い討ちをかけて触りまくり、ちょっと厭そうな顔をされている。いいじゃん、ママなんだから!

朝は毎日冷え切っているラボが、午後にはムッとする程暑くなり、残業しているとまた寒くなってくる。これは床下を暖房の空気が通されているのだが、地面の温度で冷やされてしまうせいらしい。暖房を最高温度に設定していても、床の送風口から出てくる風は冷房のようだ。先週末の本山での理事長ヒアリングでは、「川崎はどうですか?」と訊かれたスエトミさん、「寒いです」と開口一番答えたそうだ。冬は寒く、そして夏はどうなんだろう?これから実験用に半端ではない数のパソコン群がやって来るらしいのだが、暑さで壊れなければ良いが。

生命保険の予定利率が引き下げられるかも知れないという。幸か不幸か民間生保には加入していないのだが、簡易保険には入っている。郵便局の簡易保険も間もなく公社化されるらしいし、果たして簡保は大丈夫なのだろうか?知っている人がいたら、誰かおせーて。

こうたんが風邪をひいたという。凄く寒かったからね、このごろ。母ちゃんのムツコが、素早く対応してくれているので大事には至らなかったようだが、早く元気になってまた母ちゃんの懐に潜り込んで寝られるといいね。

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