ミュウ

縮まる

Feb. 3,2003

昨日は一日丸々ダウンしていた。どうも日曜日になると熱が出る病気らしい。髪も梳かさず、もちろん顔も洗わず、しかもずーっとパジャマのままだ。エサやりもこうちゃんが一人で行ってくれた。溜まった更新も出来ず。情けないが、また今日からのハードワークを思うと無理を押してばかりもいられない。猫たちのご飯を買う為には日々の仕事が最優先だ。時々はストレス解消の為に無駄遣いもしたいし。(実はもう、ちょっとだけ無駄遣いしたのだが、無駄かどうかは今後の私の努力次第だ。)

昨夜は、カワムラさんがとても可愛かった。さんざん舐めてくれた後(これは有り難迷惑)、私の脇で丸くなってスヤスヤと眠った。横向きだと息苦しくないのか、ゲゲゲ・・・とかギギギとは鳴かない。静かに眠っていると、普通の猫だ。しかしちょっと私が寝返りでも打つと、カワムラさんも起きてエロ爺に戻る。

朝早く出勤してみると、タケウチ先生からポスターの原稿がメールで届いていた。無駄のない見事な構成だが、添付して戴いた画像のファイル名が全て英語だ。キャプションは日本語だから、内容と照合しながらパズルを解くように当て嵌めてレイアウトしていく。間違っていたらどうしよう?

昼にはまた出前をとり、天麩羅うどんにしたのに、ミーティングが長引いてうどんは冷め、のびてしまった。何という事だ。昼飯だけが唯一の楽しみなのに。冷めた仕出しを食べる人達に向かって「うどんがのびますから、いい加減もう終わりにしましょう」とは言えない。悔しい。

そのミーティングでは、所長が私の向かい側に座り、私の隣には美人のタケウチさんが座っていた。タケウチさんが、メモの隅っこに何か書いている。見ると「パパの上着が裏返し・・・」と読める。上着とは、先日全員に支給されたおっさんジャンパーだ。うぐいす色の、女性には絶対似合わないデザインの上っ張りである。そのジャンパーを、パパが裏返しに着ていたというだけの事なのだが、どうした訳か可笑しくて笑いが止まらず、会議のさなかに不謹慎と思いつつ、涙が出るほど笑いを堪えていた。(堪えていた事になるのだろうか、あれで?)それからパパが何か言う度に、あまり毛のない後頭部をペンペンと音をたてて叩くのも可笑しくて・・・。パパ、ごめんね。禿でも素敵ですよ。

さて、嬉しいお知らせがひとつ。SOSのペルちゃんに里親さんが決まった。一時預かりして下さっていた方が、そのままペルちゃんのお母さんとなって下さったのだ。昼間に職場で保護主のキオさんからの喜びのお知らせを受け取り、帰宅してからメールチェックすると、みち猫さんからも同様のお知らせを戴いていた。預かって下さっていた方の膝で眠るまでに懐いていると聞いていたが、きっと心を許せて幸せな気分になれたんだろうね、ペルちゃん。おめでとう。うちにはご縁がなかったみたいだけど、元々野良では生きて行けない弱い純血種だからこそ、里親さんが決まって本当に良かったと思う。

但し、一時預かりを表明した日に、私の掲示板から行った人間が、「ペルシャだから引き取るのだろう」という中傷ともとれる書き込みを、ペルちゃん関連のどこかの掲示板(実はどこかは知らないのだが)に書き込んだらしい。日によっては2000〜3000程のアクセスがあるので、誰が見ているのかは私にも解からない。掲示板ですら、書き込みせずに見ているだけの人の数の方が多いのだ。私の掲示板経由であるというだけでは私の感知する人間であるとは言えない事は、皆さんにもご理解いただけると思う。

私の知る人がそういう事を発言したとは思いたくないし、当時掲示板で私が引き取ると発言した際に私を擁護した人を疑われているようだが、彼らはそういう事をする人たちではない。そして、その人たちは「自分が引き取る」と覚悟して発言した人たちでもある事を忘れて欲しくはない。当方の掲示板を見た後でその掲示板に行って悪態をついた人がいても、それを私に言われても正直言って困る。それを「川口さんの掲示板から来た人」という一言でくくられるのも不本意だ。公開しているサイトを誰に見せるかなどの制限は一切しないからには、私に好意を持っている人だけが見るものでは有り得ない。

しかし誰であれ、善意で預かりをすると言っている人に、そして純潔だろうがミックスだろうが手のかかりそうなハンディのある猫を引き取ろうと言う人に、そういう悪態を平気でつける人を私は軽蔑する。私は人のしている事には口をはさまないし、私のしている事にもはさまれたくない。中傷もしないしされたくもない。誰もが同じ考え方・価値観ではないのだから、多少気に入らなくても仕方ないじゃないか。人の批判をする事は虚しい。議論もまた虚しい。そうではないと言う人も多いだろうが、私は議論が大嫌いだ。

仕事で疲れて23時近くに帰宅して、これからやっと晩ご飯だと言うのに、食べる前に口の中に苦いものが残った出来事だった。迷惑だから、私のところから他所へ行って悪態なんかつかないで欲しい。しかし、それでまた川口に迷惑を書ける方法を教えてしまったかも知れないな(笑)。兎に角、うちのサイトを見た後で誰かがおかしな発言をしたとしても、私には一切関係ない事をお断りしておく。私は誰ともつるまないし、言いたい事は自分のリスクで言う。匿名やハンドルネームで人を批判する主義でもないし、人に擁護して貰うつもりもない。最初から実名丸出しでやっているのだから、闘うときも実名で闘う。しかしそんな時間も余裕もないし、心は平和に満たされているから、今は誰とも争うつもりはないけどね。

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