ジーコ

雨で憂鬱

Feb.16,2003

ここ数日、喋り過ぎで喉が痛い。ストレスが多く、煙草の本数も増えているせいかも知れない。しかも今日は朝から雨だ。途切れ途切れでも合わせれば5時間くらいは寝たはずだが、起きても身体に力が入らない。這うようにして(今自分でも想像すると、その姿は怖い・・・)2階に上がり、喉が渇いていたのでキッチンに立ったまま八朔を剥く。剥いていると右手の親指の付け根がやけに痛い。そうか・・・腱鞘炎だったっけな。八朔の自動皮剥き器というのがあったら是非買いたいな。いつでも好きなときに剥いてくれる婆やか奥さんがいてくれれば、それでも良いのだが・・・。

酸っぱいものを食べたら少しシャキッとして、朝から更新に励む。と言っても、10時には出掛けなければならない。病院の付き添いがある。昨日ディーラーで洗車してくれたので、何ヶ月か振りで車が綺麗だ。しかし雨じゃん(怒)!

朝はオムライスにして、カレーの残りをソースにしてみた。実は昨日、みょーこがチィちゃんを捕獲に成功したので、病院に搬送を手伝った。保護猫の治療や野良猫の避妊にはマツモト先生にお願いしているのだが、10年来お世話になっているカトウ先生にうちのリマとルスもお披露目しておきたかったし、慢性化している風邪の具合も診て貰おうと連れて行くつもりでいたのだ。

何時の間にか9匹にしてしまった事を白状すると、先生は呆れていた。先生と出会った時点では、3匹しかいなかったのだから。みょーこがチィちゃんを入れて10匹になるので私も頑張らないと・・・と言うと、張り合う必要はないと笑われて叱られた。私たちはどうしようもない猫バカだと思われているので、先生の奥さんも笑っていたけれど、さぞや呆れている事だろう。

チィちゃんは数日入院して様子を見てから家に入れるので、帰りは空の捕獲器だけだ。ルス・リマは良い子で注射や目薬を注して貰っていたが、早く家に帰りたいに決まっている。2匹を連れ帰ってから、ホッとした人間たちは「腹減ったな」という事になり、まだどこの店も開いていない時間帯なので、仕方なくモーニングタイムのファミレスに行く事にした。●ニーズへようこそ!だ。

そこでみょーこが食べたのがオムライス・ポルチーニソースがけだった。見たら美味そうだ。失敗したかな・・・私らは朝から牡蠣フライとおろしハンバーグのセットなんかにしてしまった。その恨みが頭に残っていたのか、つい今朝はオムライスなぞ作ってしまったのだ。デミグラスソースはなかったので、ケチャップにするか迷ったのだが、ついカレーの残りをかけてみた。それなりに美味いが、ちとスパイシー過ぎたかな。やっぱり朝は、鮭の切り身と納豆、豆腐とネギの味噌汁、ダシ巻き卵なんぞで白いご飯がよろしいな。しかも自分で用意するのではなく、お母さんが作ってくれて「早く起きなさい」などと言われて、ぐずぐずテーブルに着くのが望ましい。もうこの人生では、そういう事は起きないだろう。そう思うと、とてもとても無念だ。

私に物凄く稼ぎがあれば、弟子(何の弟子だよ?)を何人も大邸宅に置いて、「大王さま、ご飯です。」とか「大王さま、八朔が剥けました。」等と言われ、シッコハウスの掃除も洗濯もして貰え、サイトの更新なんか私よりずっと素早く正確に済ませて貰えて、当然お世話役が抱えられるから猫はもう少しだけ増やせるだろうし、「煙草の吸い過ぎです。」とか「早く寝ないといけません。」なんて説教は垂れず、「大王さまは世界で一番可愛いです。」とか「さすが大王、お目が高い。」などと歯の浮くような事を言われ(奥歯は既に浮いているから、これ以上は困るな・・・)、「なに、金井和尚が物乞いに来ておる?握り飯と100万円程も与えておきなさい。」とか「テレサ・ちんからダイヤの詰め合わせが届いたと?それは美味いのか?」等とのたまっていたいものだ。次の人生ではきっと!

長く募集していた老三毛猫「千代ちゃん」が、晴れて保護主さんの飼い猫となった。その陰には、里親に名乗りを挙げてくれたイシイさんの尽力があった事をお伝えしておきたい。イシイさんは終了したSOSのミーヤちゃんの里親さんであり、病院に預けられっ放しだったシャスケを代理で里親募集してくれて人であり、《猫の手倶楽部》の支援者でもある。ずっと心にかけて下さっていたらしいのだが、お申し出を戴いてから何度か私から保護主さんとやりとりを続けていた。ようやく直接イシイさんと話して戴いて、保護主さんから出た結論は「自分で飼い続けます。」という内容だった。

イシイさんがたくさんのハンディ猫を飼っている事に励まされ、自分も頑張れるという気持ちになれたようだ。イシイさんが今まで密かに「千代ちゃん」と名づけていた事を聞いて、この老猫は正式に「千代」と名前をつけて貰ったのだ。この千代ちゃんの事は私もずっと気になっていた子だったものだから(カワムラさんの嫁にともふと考えた事があった位だ)、特別に嬉しい知らせだった。シャスケとオオデコさんと千代ちゃん・・・歳をとっていても幸運に恵まれた例だけに、胸がいっぱいになる。良かったね、千代ちゃん。

おまけ:アインとマルコ

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今日のにゃんこ

ボクは茶助・・・埼玉県で保護されたんだ。以前は家猫だったんだけど、棄てられたのかなあ・・・気がついたらゴミを漁っていたんだ。

ボクには守ってあげなくちゃならない家族がいるの。ボクより年上なんだけど、黒猫とサビ猫のメスがボクを頼りにしているんだ。ずっと一緒に外で肩を寄せ合って生き抜いて来たんだよ。

今は埼玉県てところで保護して貰えてあっかい家の中だけど、ここんちもいっぱい猫がいるし、保護主のおばちゃんは異常に仕事が忙しいからなあ・・・年中「修羅場」なんだよ。見ていられないね。手伝えはしないけどさ・・・。兎に角、オンナ連れで保護されているのは申し訳ないんだ。ボクも男だからね・・・色々と考えちゃうよ。茶トラでも、ちゃんと考えているんだぞ。

ボクは後回しでも良いから、黒猫の「朱里 しゅり」とサビ猫の「黄衣 きい」を是非家族として迎えてやってもらえませんか?あいつらは弱虫で、凄く心配なんだよ。本当は、ボクがずっと付いていてあげたいんだけどね・・・。ホントに宜しくお願いします。それにしてもボク募集の写真、綺麗でしょ?変なオジサンが撮ってくれたんだけど、アイツ写真上手いんだよな・・・。オジサン・・・早く黄衣の写真も撮ってあげてね。

(ボクたちの募集はNo.696で詳しく見てよね♪)

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