アイン

ふと・・・

Apr.15,2003
雨の五十日。当然朝の通勤路は渋滞のポイントが全てメチャ混み。イライラすると、車の中で煙草を吸ってしまう。服や髪や顔やシートが臭くなるので、なるべくだったら控えているのだが・・・。随分と早目に家を出たのに、いつもよりラボには遅く着いた。

家を出る前、ルスを撫で、リマを抱っこし、カワムラをからかった。こんな私でも、こんなにも熱烈に求めてくれる猫たちがいるなんて、何と有り難い事だろう。うちの子たちは、見事に全員わがままだ。少しは「ママは疲れているみたいだし今は忙しそうだから、ちょっと我慢してそっとしておいてあげようかな?」とは思わないのか?思わないよな。猫だもんな。

今日は、記者向けのニュースリリースの為に、市役所へ行く事になっていた。午前中はリリース原稿と写真を用意する。原稿には所長のチェックが入り、写真はふさわしいものが手元になかったので、慌てて撮る事にした。しかしラボのデジカメの調子が悪い。どうしても白飛びしてしまう。何が悪いのか解らない。仕方なく自分の一番しょぽいデジカメを置きっ放しにして使っている。

今日必要だったのは、ロボットを実際に動かしている風景だった。展示ロボットではなく研究室の隅に転がっている(失礼!)ロボットで、イノウさんとクワハラさんにいかにも動かしているような振りをして貰って撮影した。プリントして原稿に添付して持参したのだが、市役所の関係者には大好評であった。演技者の質が高かったのと、ディレクター(残念ながら私である)の腕が良かったという事だろう。ぶはは。リリースした写真は、以下の通り。何故、動かしているはずのロボットを修理しているのかという点については、突っ込まないで欲しい。これは演出なのだから。

演出ついでに、頼みもしない(?)のに色々とポーズをとってくれた。この二人はれっきとしたロボットの研究者である。しかもバカでも子供でもない。一応「チャーリーズ・エンジェル(風)でお願い。」とは言ってはみたが、役者は期待以上の演技をしてくれた。演技が大きいので、これは舞台でも通用しそうだな。返事を待とうかとも思ったが、時間切れで無断掲載。見たら怒るかな?怒りはしないだろうけど、嫌がるかな?明日には削除しなくちゃいけないかな?ま、いっか。

よし、今返事が来たのでこれで訴えられる事はなくなったぞ。ありがとね。こんな面白いもの、自分だけで見ているのは勿体無いからな。

研究者2人とロボット1人

川崎市役所には、ロボットチームの事務局長と行ったので、往復タクシーだった。帰りのタクシーの運転手は、この1月から始めたばかりの初心者なんです・・・と言うので、しっかり道案内してあげた。ついでに帰り道も教えてあげた。お節介の面目躍如だな。
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