マルコ

ボクがポスターに?

Apr.19,2003
今日は、文部科学省主催の科学技術週間の一環で、施設の一般公開を行った。公開しなくちゃいけないらしい。それで先般より準備と広報でバタバタし続けていたのだが、やっと当日を迎えた。しかも最悪の体調で。歯茎が痛いのだ。顔面神経痛(三叉神経痛)も続いているし、喉とリンパも腫れている。上顎の三角の骨が全て悪い。しかし自分の骨だから、そう責任も取らせられないしな・・・。

痛み止めと抗生物質を飲んでいるので(しかも朝はステロイドも欠かせない)、胃もボロボロ。心配性でカズエちゃんを甘やかし気味のこうちゃんが、送り迎えしてくれると言う。「運転くらい大丈夫だよ」とは言ったものの、自分で運転しなければ片道1時間を楽に過ごせるのも確かだ。とりあえず送って貰う事にして、帰りはどうにかなるさ・・・と考えていた。

8時過ぎにラボに到着。しかし驚いた事に、ヤマダさんもカクモトさんもフルトさんもウラヤマさんも居るではないか。カクモトチーム全員だ。しかし謎は直ぐに解けた。車通勤のヤマダさん以外は、全員帰っていなかったのだ。今日見せるシミュレーションのデモ内容が、直前で色々と手直しが出たり、追加で盛り込むものがあったりしたらしい。実際にプログラムを組んでいるフルトさんには凄い負担が掛かるのだが、こういう事は日常茶飯事だ。ユンケル飲んで頑張っていたらしい。あまり若くもないのに、可哀想。

私が昨日、痛みに耐えつつ作った印刷物の一つに、とんでもない間違いがあった。ロボットの実演時間が、4回とも全て10:30〜となっていたのだ。クルクルパー状態でやっていたから、コピーしたまま微修正を忘れたのだ。慌てて作り直す。しっかり掲示板に貼って貰っていたので、凄く恥ずかしい。それが終わると、立て看板を持って、ゼ●ラルプロモートのモチヅキさんとスタッフの女性がトラックでやって来た。

風が強くて、看板など立てかけておいただけでは、ぶっ飛んでしまうだろ。看板を持って歩くのも不可能な程、朝から突風が吹き続けていた。重りを付けた程度では、とてももちそうにない。結局、柱やポールに縛り付けて固定するのに相当手間取った。強風の中、大変な作業を嫌な顔ひとつせずやってくれたモチヅキさんには、いつもの事ながら大感謝。

去年の10月に発足したばかりのラボだから初めての試みであったゆえ、一体どれ位の来場者があるのか誰にも見当もつかない。しかし10時の会場前から、車の中で待っている親子連れがいた。何だか嬉しい。お父さんと息子2人の3人連れというのが、午前中には2組あった。予定していたよりも子供の年齢層がかなり低いが、ロボットには興味を持ってくれていたようだ。クワハラさんの説明はなかなかソフトで練れている感じがした。操るはイノウさん。鉄人28号を操縦するようなリモコンを持ち、真剣な顔で動かしていた・・・・が、開演前は結構バカだった。バカの様子は、こちらでたっぷりご覧戴けます。こういうネタを提供してくれる人たちにも、感謝、感謝。

午後1時の回には何と寂しい事に1組しかいなかったので、サクラでもいいからと思ってこうちゃんに電話して「直ぐ来て」と言う。「ヒゲ剃ってある?」「昨日剃ったから今日は剃らない。」「え〜っ、ヒゲ剃らないの?」という会話をしていると、電話の向こうで猫が鳴いている。「誰が鳴いてるの?」と訊くと「ジャムなんだよ」と言う。「ジャム、どうしたの?」と私。「ほ〜ら、ママだよ。」とこうちゃん。私の後ろで聞いていたタケウチさん達が、旦那様に対するのと猫に対するのとでは声が違う〜と言う。そりゃそうだ。こうちゃんに甘い声を出しても仕方ないと言うか、そんな事で騙されるこうちゃんでもない。しかし、猫には何も意識しないでも優しい猫撫で声が出るのだから不思議なものだ。

サイトの読者のKさんが来てくれて、ロボットは大好きらしくて2回も実演を見て行ってくれた。しかも、朝から作ったというサンドイッチを持って来てくれた。感激。人の手作りのものを食べるのは久し振りだ。誰かに分けてあげようかと思ったが、シミュレーションの研究員たちは飲みに行くらしいし、通りがかったイノウさんに「おなか空いていない?」と訊くと「弁当食べたばかりですから。」と言ってから「さっき(ご飯粒を)数え終わったばかりですから。」と言い直す。ゆっくり噛んで食べるイノウさんは、私に飯粒を数えながら食べているのだろう?と指摘されたのだが、やはり数えていたと見える。

ケーブルTVの取材が来た
(子供みたいに見える)
こうちゃんも来たし、Kさんも来た
アライさんの子供たちも来た
(本物の子供と比べると、
流石に少し大人に見える研究員その2)

市役所のMさんやM田さんも来て下さっていたし、色んな人とエイギョウトークもして、後片付けを済ませ、ひっつめ頭もボサボサになって、さぞややつれて見えるだろうと思うのは自分だけか。ともあれ、長い一週間が終わった。家に戻ると、ゴマが大喜び。なのに抱っこすると私の胸を蹴って逃げる。まったくもう・・・。
inserted by FC2 system