ゴマ

トラ混じり

May.6,2003
昨夜は寝苦しかった。そしてカワムラさんのひきつけもあったし(幸い呼吸が止まる事はなかった)、そうでなくとも耳元に口を寄せてゲーゲーブーブーガーガー騒々しいし、ルスとリマは大暴れして絶好調だし・・・2度も起き出してしまった。その都度2階まで上がって一服し、まだ仕事をしているこうちゃんにクダを巻く。我儘な嫁だ。可哀想なこうちゃん。でもいいのだ。カワムラたちと寝るのはなかなか大変なんだぞ。しかしまあ、猫たちの為に寝不足ならば本望かな?カワムラの抱き心地はとても良いし。(蓄膿の猫の息は臭いけど・・・。)

休日開けの日のお約束、弁当を作って出勤する。今日は生姜焼きとピーマンとジャコの辛い炒め物、ぜんまいと糸コンニャクの炒め煮、厚焼き玉子。弁当箱が小さくて、全部入れようとするとギュウギュウだ。こうちゃんのお昼も同じものを置いて行く。他の日はどうしているかと言えば、あるものを勝手に食べているらしい。最初のうちは心配して色々と作り置きしていたのだが、とても頭と手が回らなくなった。スパゲッティを茹でるとか(パスタソースは温めれば済むようなモノがあるし)、冷凍のうどんを作るとか、まな板包丁を使わないで済む程度の事をしているらしい。今更、本格的に料理を覚えるつもりはないようだ。私が先に死んだらどうするのだろう?ま、何とかなるか・・・。

私がちょっとベッドで横になると、直ぐに来るのがミュウ。ミュウが腕枕しているのを見てあたふたと駆けつけ、ミュウと私の間に割り込むジーコ。その2匹の存在を無視して一番近くに来るアイン。私はベッドから落ちそうになりながら、かろうじてバランスをとる。それにしてもこの季節の腕の中の猫団子は暑い。腕枕しているのがお判り戴けるだろうか?手前の毛布の中に、私の本体は隠れている。いつもは適度な距離を保って寝ているくせに、私が横たわると集合するのだ。みんなママと密着したいんだよね。


3匹で暑いよ!

日が長くなり、さっさと上がったら明るいうちにラボを出られた。実は歯茎が痛い。歯科の予約は10日だ。舌に触る歯茎の下にある尖った骨の感触が憎らしい。首のリンパの腫れはそのせいだろう。しかし手術は恐くて嫌。何とかならないものだろうか。逃げていて良い事はないと知っていて、それでも逃げたいこの恐怖。幾ら石原先生が腕が良くてハンサムでも、これ以上のしかかられ・・・もとい、切ったり削ったりされては堪らない。

どうも私の場合、狂った自己免疫といい顎の骨といい、身体の内側から本体を攻撃するのが好きらしい。困った連中だ。ちなみに免疫が攻撃しているのは、自分のご主人様のDNAである。バカタレ、それは敵ではないぞ・・・と伝令に走ってくれる物質はいないのか?さしずめ酵素か何かが伝令をすべきなんじゃないのかな。どうです、はなちん先生。

明後日が締め切りのちょっとした原稿があるのだが、さっぱりアイデアが湧かず。ネーム中の夢りんの気持ちが少し解かる気がする。大御所と同次元ではあり得ないのだが、これまでこなしてきた原稿というのは自由度が少なかったから、逆に悩む事も少なかったのだ。自由って恐い。恐いものばかりだな、今日は。

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