最近、午前2時になると喘息の発作が出る。同じ事をみょーこが言っていたが、とても寝ていられる状態ではなくなる。私もみょーこもアレルギー性の慢性疾患があるのだが、どちらもヘビースモーカーで猫は10匹以上いる。ストレスを溜め易い性格で、しかも肉体を極限まで酷使している。喘息が出ても、ちっともおかしくない。それどころか、自業自得・・・という気がする。
昨夜も咳で苦しくて起き出してしまった。冷たいお茶を飲む。起きたついでに一服する(自分で考えても馬鹿だ)。きっと今頃、みょーこも息が出来ない程に咳き込みながら、夜の四十万の中で猫たちに囲まれているのだろうな・・・と考えていた。みょーこの場合は、私よりもずっと症状が重い。喘息の歴史も長い。そして煙草の数も多いし、おまけにヤツは毎晩酒も飲む。だから2時に目覚めると、もうずっと眠れないらしい。お互い、起床時間は世間様よりずっと早い。何故か?身体が強張って、直ぐには起きられないのだ。これもみょーこ程ではないのだが・・・。
私の場合は、息が吸い込めない時間帯を浅い呼吸でしのぎ耐えて、痰が切れ嵐が過ぎると次第に楽になる。発作の疲れは残るが、それなりに眠くなる。だから眠る事にする。昨夜は私の咳のあまりの五月蝿さに、寄り添っていたカワムラも逃げてしまった。一昨日はジーコの容態がかなり悪かったので1階で寝る事はせず、ずっとジーコと一緒に居たのだが、昨夜は少しだけ落ち着いた(と思いたい)ので、こうちゃんに任せてカワムたちと寝ていたのだ。2階へ行って、こうちゃんの傍らのミュウの横で横たわってみたが、あっという間にアインとジーコもやって来て、私はベッドからずり落ちてしまった。床ではマルコが、キョトンとした顔で持ている。「涼しいんだね、床の方が・・・」と声を掛けると、「ナ〜〜〜〜ァ!」と一鳴きした。
1時間ばかり2階で過ごして、そしてまた気をとり直して1階へと下りた。カワムラも、息の止まるような発作が続いていたから、さぞかし苦しかったんだろうね・・・と改めて思った。自分が経験しないと、なかなかイマジネーションが湧かないものだ。それではいけないとは思うけれど、痛みや苦しさは想像しているのと実際に味わうのとでは随分違う。だからと言って、全て「経験主義」が良いと言っている訳ではない。経験せずともイマジネーションを働かせる事も大切なのだから。
アイン
梅雨ニモマケズ
Jun.18,2003 |
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明日はリフォームが入る。履き出し窓以外の窓に全て4センチピッチで面格子を付け、既にある面格子はピッチが広いので網を張る事にした。これで、たとえ網戸が外れても安心。うちの子たちは、たとえ外に出られたとしても、名前を呼べば鳴いて駆け寄って来る子ばかりだが、一応脱走防止に関しては万全の構えでいないと、余所に対して大きな事も言えないしな。明日は帰宅すると、全て終わっているはず。大きな音が出て、猫たちが怖がるだろうと思うと、それだけが心配だが。
先週末にしたイオの避妊手術の傷跡は、かなり小さくて綺麗だ。エリザベスカラーも腹巻きもなし。むやみに舐め過ぎる事もないし、全く順調に回復している。アインもこの梅雨を乗り切れれば、まだまだ元気でいけそうだし、ジーコだけがまだ気掛かりだ。今日も吐いたが、少しずつ食べさせて、身体を楽にさせている。こうちゃんと一生懸命考えて処方したフラワーレメディも、何となく効いている気がする。今日は壁を向いて寝ず、こちらを向いているのだ。少しは不安が減ったのだろうと思いたい。