昨夜は、神経が立ったままでは眠れないと思い、寝しなにビールを飲む事にした。葱を大量に入れた白身の魚のすり身を揚げたたこ焼き風のさつま揚げを肴にした。ついＴＶのスイッチを入れると、以前にも観た事のある映画『レナードの朝』が始まったばかりだった。ついつい最後まで観てしまった。マズイな・・・朝の５時近い。慌てて寝る。

涼しい朝で良く眠れそうなのだが、７時過ぎあたりから喘息が出て、苦しんでいるうちに８時にはすっかり目覚めてしまった。仕方ない、活動開始だ。先ずは２階に上がってＰＣのスイッチを入れ、メールチェックと若干の更新。そして猫たちの朝ご飯とトイレ掃除。１１時過ぎるのを待って、ノグチに電話する。確認事項が毎日あり、毎日コイツとは電話で喋っている。昨夜も遅くまで連絡事項の確認と猫バカ話に耽り、上福岡の野良猫捕獲の予定の調整も済ませたばかりだった。

昨夜食器乾燥器が壊れた。毎日かなりハードに使っている家電製品のひとつではあったが、スイッチが入らなくなった。仕方なく新しいものを買う事にした。布巾で拭くのは衛生的ではないし面倒臭い、そして以前買ったものも確かそんなに高いものじゃなかったし・・・と思って、日吉東急の中に入っている「ベスト電器」に行って驚いた。食器洗い器が４万円台で買えるのに（安いものは３万円台であった）、たかが乾燥機なのに１万円以上するものがザラだ。色々と見比べて、排水ホースなしのタイプで水受けがステンレスのものにし、奥行きや高さが２８センチのフライパンも入るものを選んだ。ポイントが７千円以上も溜まっていたので、支出は５千円強也。ま、順当な買い物だろう。

しかし電器屋には近づくものではないな。食器洗い器だって見れば欲しくなったし、使いもしない電気ポットやイオン除湿器、新しい冷蔵庫、新しいオーブンレンジなどが次々と私を誘惑する。意志の強い・・・というより貧乏な私は、その誘惑に打ち勝って帰って来たけれど、新しい家電製品というのはどうしてあんなに魅力的なのだろう？父親が家電メーカーだったので、次々次々次々と新しい製品を家に持ち込んだ歴史が長く続いたが、多分そのせいかも知れない。そして父も無類の道具好きときている。みんな父親が悪いな、私のせいじゃない。

ついでに、ずっと持たずに済ませてきた腕時計も買った。以前使っていたものは、電池が切れただけだと思っていたら竜頭が壊れていた。修理しようかとも思ったが、安くて文字盤の大きな見易いものに替えた。修理費よりもずっと安いだろう。だって1980円だもの。妹は１００万以上もするらしいカルティエの純金の腕時計をしている。モノの価値が解かるお姉ちゃんに是非くれ！と言ったが、当然くれない。妹もブランドには興味ないのだが、その昔別れた恋人がプレゼントとして寄越したものらしい。恋人は妹と別れ、親の決めた相手と結婚した。その際のプレゼントだと言う。そんな縁起の悪いモノはお姉ちゃんが預かってあげようという親切心なのに、妹はくれない。ケチな女だ。