う〜仕事が多い。毎週、月曜日のミーティングをする度に仕事が増える。しかし所長の仕事も甚だしく多いのが判るだけに、私で出来る事は引き受けない訳にはいかない。

宮城県の地震の調査に、今日から３人の研究員が出掛けた。今回は先遣隊で、明日には帰って来る。本格的な聞き取り調査はシンポジウムの後にする事になった。地震予知や地震工学を研究する研究所ではなくて、地震の被害を推定したり軽減化する為のシミュレーション（これだけ聞いたら「なんのこっちゃ？」だろうな）を研究開発しているところなので、地震が起きて直ちに駆けつけるというものではないのだが、「地震ナンタラ研究センター」と名乗っているからには、大地震が起きて何も動かないという訳にも行かないのだろうな。

イル改め美鈴（みりん）ちゃんの里親さんが仙台なので、地震の影響を心配していたのだが、今夜無事のお電話を戴いた。食器は何枚か割れたそうだが、大きな被害はなかったようだ。良かった。美鈴ちゃんは、遊んだ後は自分から膝に乗って来て、袖口をチュパチュパ吸うらしい。最新の写真はこちら。幸せになって良かったね。

５月のアルジェリア地震の所長の報告は、先日の英語版に続いて今日は日本語版もウェブに載せた。所長は何かと言うと「あまり深い階層に置くな」と言うが、それではインデックスから直下のコーナーが増え過ぎてしまう。トップページでお知らせするものがあまり多いのは嫌いなんだ、私は。このサイトを見ても判るように、コンテンツが多いのは兎も角としてディレクトリがやけに深い。順序正しく目当てのコーナーに入って行くのが好きなんだ。もちろん面倒臭いが。

インターネットで注文した本が数冊届いた。トレヴェニアンの『バスク　真夏の死』と『シブミ』である。前から読みたかったのだが、なかなか本屋にゆっくりと行けない。本屋であれこれ物色して興味を惹かれた本を買うのではなく、既にお目当ての本がある場合には、インターネットの書店を利用すれば便利だ。それに楽しい「立ち読み」は、今の足の状態ではとても出来ない。しかし、本はいつ読めるんだ？

毎週、歯科治療に通うのに東急の駐車場を利用しているので、２階には書店があるのだが、食品売り場を散策しているうちに足が痛くなってしまって帰りを急ぐ羽目になる。知識欲より食欲が優先か。ボクとは逆だ・・・と思っている貴方・・・そう貴方、一番右の席の人、貴方どう思う？大人なんだから、酢豚も酢の物も食べなさいよ。