ペリー

黒いマスク

Aug. 7,2003
疲れたなあ。平河町の砂防会館まで往きは車で送って貰ったのだが、家を出た直後に気分が悪くなってしまい、引き返して少し様子を見た。朝食べたものを消化していないようだ。血圧が低いみたいだし。しかし何としてでも行かねばならぬ。だって受付簿は昨夜、荷物の搬出後にやっと作ったので、私が持ち帰っていたのだ。これがないと、受付してくれるタケウチさんとコバヤシさんが泣いちゃう。

道が恐ろしく混んだ。先日行った時には1時間ちょっとで行けた道のりが、2時間かかった。綱島街道が混み、多摩川を越えてからずっと渋滞し続けた。洗足あたりでは工事のトラックがいっぱい停まっていて、車線を完全に塞いでいる。その後、五反田駅まではスイスイと行けたが、桜田通りになってからは全く動けず。やっと明治学院のところまで来て、思い切って広尾方面に迂回した。それで正解。

シンポジウムの配布資料を、余所の発表チームが当日さみだれ式に持参して来るものだから、受付でセットするのに追われる。これは戦略ミスであるとオグラさんも言う。オグラさんも・・・と言うからには、私も言ったのだが。つまりだ・・・配布したいものがあるのであれば、前日までに送らせてセットしてしまうべきであったと。そして、資料配布したいチームが何箇所あるのかのチェックが成されていなかったのだ。こっちはこっちで、夜まで追加が出てあたふたしていたし、各チームとの連絡は忙しい所長が一手に引き受けているので、どうしても細かいところまでは行き届かない。この戦略ミスは、ミッドウェー海戦の時の南雲中将のようだとまで言われてしまったではないか。くそ。

しかしよくもまあ、一杯の参加者が来てくれたものだ。会議室は満席で、冷房も効かない位にムンムンしていた。休憩時間には、別の部屋で準備してあったシステムのデモンストレーションも盛況だった。デモルームのセッティングをしたのは、フルトさんとヤマグチさん、シモラさんだ。お疲れ様。全て終わって、荷物を梱包して送り出したら、私たちもがっくり疲れたよ。

帰りは、嫌だけど電車だ。「永田町」駅から「渋谷」駅に出るつもりでいたら、南北線に乗れば「武蔵小杉」まで1本ですよ・・・とコバヤシさんが言う。ならばそうしよう。小杉からは東横線で2駅だし、乗り換え時に「今から東横線に乗るから、日吉まで迎えに来て。」と電話すれば良い。バスで帰ればよいものを、甘ったれている?いいのよ、こうちゃんが甘えさすんだもの。私だって、何年もこうちゃんをここ横浜の日吉から都内の会社まで送って、そしてまた横浜の鶴見まで出勤するという年月があったんだ。尽くし尽くされ、これはこれで幸せじゃん。

南北線に乗ったのは初めてだ。そもそも電車に乗る事が殆どない。多摩川を越えて引っ越して来てからは、殆ど車の生活だもの。通勤も車、買い物も車。たとえ電車の方が早くても、やっぱり車を使う私。しかし兎に角、初めて乗る路線の地下鉄だし、いろいろと新鮮な体験が出来るのも良し・・・と思う事にした。本当は泣きたい気分。車だったら楽なのに。

しかし田舎モノは駄目だな・・・私が乗った電車は「白金台」が終点だった。仕方なく、プラットフォームの向かい側で「目黒線」に乗り換える。折角座れていたのに、何てこった。こっちは混んでるよ。立ちっ放しで随分と乗っていた。白金から随分遠いんだな・・・と情けない気分で立っていた。「奥沢」でやっと座れたと思ったのも束の間、次の「田園調布」駅で、隣のフォームからは「桜木町」行きが発車します・・・とアナウンスしている。何だ、ここで東横線に乗り換えればいいんじゃないか・・・と、電車にウブな私は、こんな程度の事も知らずに慌てて乗り換えた。お陰で、途中の乗換駅では殆ど歩かずに済んだのだが。

何とまあ、3線も乗り継いで帰ったなんて、私にしては天晴れな大重労働であった。次は8月25日だが、もちろんそれまでは電車など乗りたくもない。電車で通勤している皆さん、こんな事ばっかり言ってごめんなさい。でもね、ガソリン代は凄くかかるのよ。燃費の悪い車だから。道楽も兼ねているので、敢えて出費は厭わないのだが。

日吉から電話をして、閉店間際の東急で色々と買い物をしているうちに、こうちゃん(お懐かしや、10時間ぶりだね)が迎えに来てくれた。こうちゃんの為と言いつつ、牛肉やベーコン、パンやチーズ、レバーペースト、生春巻き、エビコロッケなどガバガバと買い込んでしまったではないか。欲求不満の証拠だ。ほんの少しずつだったら食べてもいいよね?駄目か?

明日は、朝から見学者(臨港消防署)が来る予定。そんなのがなければ、バーベキューを避ける為に、明日病院に行くので・・・と休むところなのだが、悔しい。行かねばならぬ。

Sグチさん
端っこでピカピカ
タケウチ先生
伊達男
フルトさん
頑張る

ルスの涙目が酷い。毎日、こうちゃんと私で、気が付くと拭いているのだが、5回や6回では済まない。放置しておくと、目頭から鼻筋にかけてガビガビにただれてしまう。目に炎症がある訳ではない。涙を鼻へと流す管が詰まってしまっているらしい。それで目の外に流れてしまうのだ。赤ちゃんの頃の風邪が元なのだろうが、可哀想に・・・。リマよりもルスの方がずっと酷い。2匹ともFIVキャリアなだけに、マメに様子を把握していないと、何か感染症に罹ったら大変だ。この子たちが健康で長生き出来る為であれば、何でもする。肉だって食っちゃう(嘘です)。

それにつけても、ペリーは本当に健康だ。目脂ひとつ出さない。下痢もしない。快食快便、そして甘ったれの弱虫。可愛くて仕方ない。イオともベタベタの仲良しだし、またまた幸せを貰ったと、元の飼い主にも猫自身にも感謝している。どうにも猫が好きなんだから、11匹も飼って酔狂だと言われても構わないし、苦労も苦労じゃないよ、楽しいから。具合の悪い年寄り猫がいなければ、もっと引き取るところだ。

今、水面下で一大プロジェクトが進行中。いや、プロジェクトは2つだ。一人ではないので出来る事だ。戦友に感謝する。いずれ水面に顔を出させるので、その時にはどうぞ宜しく。何であるとは今は言えないのだが(私のする事だもの、もちろん猫の事には決まっているが)、その時が遠からず来るので、どうか応援して下さい。

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