しーちゃん

Sep.11,2003
暑い。まるで真夏だ。

昼には、クソ暑い中をフルトさん、アライさん、コバヤシさんと4人でJFEの社員食堂まで行って食べた。食堂はうちのラボと違ってとても涼しかったが、往き帰りの僅かな距離だけでも炙られて暑かった。

戻るなり、また駐車場に水を撒く。

水を撒くのは好きだが、水に入るのは嫌いだ。海水浴もプールも風呂も嫌い。きっと前世は、タイタニックと共に北極海に沈んで溺死した大富豪だったのかも知れないな。



午後の水撒きの後で暑くなったら食べようと、メロンシャーベット(100円)を買ってラボに帰った。本当はカキ氷系が良かったのだが、売っていなかった。ま、冷たけりゃ何でも良いのだ。

しかし食べている時は極楽だが、食べ終わるとまた直ぐに暑い。私の席はどうして暑いんだ?!



木曜日は、週に一度の掃除が入る日だ。

私はどこの職場に行っても、掃除のオバサンと仲良しになる。今朝もエサやりしていたら、オバサンが自転車でやって来た。

「毛ヅヤが良くなったねえ。」と言う。私の事ではないぞ、猫の事である。

見るとオバサンは、綺麗に赤いペディキュアを塗っていた。ちゃんとオシャレしているんだな・・・。

私も塗りたいのだが、その時間がない。たとえ塗れたとしても、乾くまで待てない。手のマニキュアだってそうだ。本当は私、化粧は嫌いでも、昔からマニキュアは大好きだったんだ。日吉に来てから全然塗らなくなったけど、以前は長い爪をして濃い色に染めていた。

今じゃもう猫の爪には関心あっても、自分の爪なんかどうでもいい。巻き爪にさえならなきゃ、ちゃんと生えてくれるだけで御の字だ。




今日もしーちゃんとみーちゃんの写真を撮った。

ぶーちゃんは朝と夕方だけ「ご飯くれ〜腹減った〜」と言ってやって来る習慣なので、ちっとも写真が撮れない。



みーちゃん

車の下で4ショット

Sep. 11, 2003

寝ていたらしく、私が近づいて行くと、しばらくして車の下から出て来たみーちゃん。目がショボショボ。

実はこのみーちゃん、とても私の好みなのだ。表情や態度がいい。

「なんやの?起きて来てみれば、ご飯ちゃうやん。でも、お愛想しとかな、しーちゃんに人気さらわれ気味やし・・・。」
「こんな顔、撮らんといて。

目の下は涙やけとちゃうよ。こういう模様なんや。
「ふっ・・・何言うても、アホなオバハンにはわからへんやろな・・・。」
「アンタはいつも無邪気でお気楽でええなあ・・・。尻の穴まで見せてもうて。

あんまり気ぃ許すと、車に乗せられて連れてかれてまうよ。

カクモトさんが、明日市内の小学校で、災害対応環境情報システムの講義をする事になり、小学生向けにと、模型を使って説明する事にしたらしい。そこで白羽の矢が立ったのは私。ダンボールでコンピュータの情報処理のシステム模型を作れと言うが、私は図工なんか得意ではないのだ。お手伝い程度で勘弁して貰ったが、何しろ何を作るというにも一切材料がない。その辺の文房具屋で、急いで見繕って買って来る・・・という事が一切出来ない仕組みなのだ。後から領収証で出金して貰うという事が出来ない組織だ。

だから、捨てるばかりのダンボールを再利用し、ペタペタと紙を張って、まさに子供騙しのモノを作った。いや、子供は騙されないだろう。しかし、仕組みの説明が立体的に出来上がり、見栄えは悪いが面白そうなものが出来上がった。説明すべき理論体系を整然と持つ人は強い。形などどんなでも、内容は立派なのだから。スキーの上級者であれば、流行遅れのウエアを着ていようが、背広にネクタイで滑ろうが、それはそれでカッコイイのと似ている。アライさんも代謝時間ギリギリまで手伝ってくれた。私は8時近くまでかかって、何に使うのか解からないまま、数字のカードや色別のカードを作り、まるで幼稚園の教材作りをしているかの時間を過ごした。久し振りでカッターや糊をいっぱい使った。楽しいと言えば楽しい。少なくとも、報告書の編集よりはずっと楽しい。

どう詳しくお願いを書いても、匿名に近い相談が届く。ろくに睡眠時間もとれない位に忙しい日々の時間を縫って何とか返信しているけれど、見ず知らずの相手の時間と労力を使わせるというのに、自分の個人情報は明かしたくないというのはどういう図々しい神経か?信用出来ない相手に相談なんかするなと言いたい。数打てば、誰か親切で且つ自分好みの返答をしてくれる人間が引っかかるだろう・・・という程度なのだと改めて思い知らされる相談メールがあり、真面目に返事しただけに大変不愉快だ。

偉そうな事は言いたくないが、今後は住所もフルネームも書いていない相談メールには、一切返信しない事にしよう。いや、以前からそう決めていたんだけど、内容を読むとつい返信してしまっていた私も悪い。

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