ルス

むくむく

Sep.14,2003
2階の居室は、一年中殆ど窓を開けない。空気清浄機とエアコンと除湿器と換気扇を組み合わせて使用し、ベランダは既に「無かった事」にしている。私が陽に当たらないようにする為、そして冷暖房効率を良くする為に、カーテンも閉めたままだ。猫の撮影をする時だけカーテンを開け、あとは閉めておく。陽気の良いシーズンだけは網戸にして窓を開けているが、エアコンを一切使わなくて済む季節は大変に短い。

そんな閉ざされた空間に、蚊が入り込む事がある。階段を上って来るのだろうか?そして私が刺される。微熱があり人より体温が高いせいなのか、集中的に私が刺される。刺す?刺すだけじゃない、血を吸うのだ、奴らは。しかし血を吸うだけなら、まだ許そう。何も痒くさせる事はないじゃないか、恩知らず。

痒くても掻くな、掻くから皮膚が傷められて尚更痒みが続くのだ・・・と説明されても、痒いところを掻くのは気持ち良いし、掻けないのはストレスだ。しかもアレルギー反応が強い体質(そういう免疫異常の病気だし)なので、痒みと腫れが長く続くのも確かだ。子供の頃はブユに刺されて化膿して、切開・組織切除した事すらある。膠原病の人は、虫刺されが悪化して病気を発見されたと言う人が多い。私なんか軽い方だ。腎臓だけだよ、問題は!

それにしても、いつまでも暑い。どうなっておるのだ。この暑い中、フルトさんは新宿の場外馬券売り場に朝から行っているのだろうか。足が肉離れしているくせに、ちっともじっとしていない。朝霞市から引っ越しを予定しているらしいから、場外馬券売の近くに引っ越ししなさい。

午後、早目にエサやりに行こうとしていたら、迷い犬のSOSが入る。石川県の事だけに行ってあげる事も出来ないけれど、同県のMEGUMIさんにサポートをお願いした。しかしMEGUMIさんに連絡をとる為に、暢子さんに電話をし、直接は連絡先が判らなかった為に、えっちゅさんの電話番号を教えて貰い、えっちゅさんからMEGUMIさんの連絡先を教わったので、随分と色んな人を騒がせてしまった。

保健所と警察には届け出をしているらしいので、新聞に広告を出し、ラジオ放送でも流して貰えるように手配し、インターネットでも呼びかけをする事になった。飼い主さんはガンで、かなり具合が悪いらしいが、無事にそのシーズー犬が戻って来たとしても、元気で迎えてあげて、最後まで一緒に暮らしてあげられなければ意味が無いので、兎に角ご本人が生きる気力と治療への意欲を強く持って欲しいと、私もMEGUMIさんも電話で励ましている。

写真などが入手出来ていないのだが、お心当たりの方、そして近隣の方に是非ご協力をお願いします。

石川県珠洲市で、シーズーの男の子が9月9日に逃げてしまいました。

飼い主ご本人が病気で入院中だった為に高齢のお母様と一緒だったのですが、逃げた事に気が付かなかったとの事です。翌日に大きなお祭りがあり県内・県外からも沢山の観光客が訪れる日でしたので心優しい方が保護してくださってる可能性もあるのでNETでも県内以外に同時進行で探してみる事に致しました。

保健所・警察・派出所・美容院・獣医さん・近所のスーパー等には張り紙等全て連絡しておりますが今だ見つかっておりません。

※特徴
シーズー雄・9歳・トリミングへ行った直後だった為首輪等外しておりましたが両耳に青のリボンをしてます。名前はマイキー君です。片方の目が産まれ付き青い目です。

ご自分の本当の子供さんのように可愛がっていらっしゃいます。この後も飼い主さんは長期の治療が必要ですがマイキー君が居てくれるので・・とがんばってこられてる矢先の事件でしたのでどうかお心当たりの方のご連絡お待ちしております。

他にもたくさん、迷い犬を探している人たちがいる。どうかMEGUMIさんの迷子掲示板の方もご覧下さい。

暗くなると色々とやりにくいので、明るいうちに先ずはラボのエサやりだ・・・と、午後4時過ぎにやっと出掛けた。今日も誰も出勤していないといいな・・・と思っていたら、門が開いている。誰が来ているのだろう?と思って、そっと敷地内に車を乗り入れてみたら、子供が洗車をしていた。車は青いSTiだ。なんだ、子供だと思ったらイノウさんじゃん。車を降りて「どうせだったらエサやりもしてよ。」と言ってみる。

みーちゃんもしーちゃんもぶーちゃんもいた。ぶーちゃんは、ご飯が待ちきれなくて「わ〜わ〜」鳴いていた。缶詰を開け、水を汲んでいると、ズボンの上からお尻も蚊に刺され、手もいっぱい刺された。真夏よりも、むしろ最近の方がよほど刺されるのは何故だ?シーズンの終わりだから、子孫を残すのに張り切って血を吸っているのだろうか?

イノウさんはこれから仕事もするらしい。何だ、洗車の為だけに来たのではないのか。ふと思い立ち、イノウさんにお願いしてこうちゃんにSTiをちょっとだけ運転させて貰った。新型STiが欲しいけど、こうちゃんがその気にならないとなかなか話が煮詰められない。「やっぱりいいね。」と言わせたいのだ。ラボの庭をクルクルと何周かしただけだったが、「どうよ?」と訊くと「いいね。」と言う。でも2万キロも走っていない今の車を買い換えるのは、やはり勿体無いだろうという結論に達してしまう。冷静だよ、こうちゃんは。衝動に走らないのだもの。そして私が通勤に乗るのには、こうもリウマチの足が痛いとMT車はしんどかろう・・・と思っているのだろう。確かにしんどいと思うけど、格好から入るが故の痩せ我慢も必要なんだよね、趣味には。足首が動かせるうちは・・・ね。

ペットフード屋さんの保護猫は、オフラインで全て里親さんが決まったようだ。ホッとした。店のお兄ちゃんも、長くお世話をしていたのでちょっと寂しいと言っていた。身元が確かである事、必ず避妊して室内飼いして貰えるよう、今後も時々フォローする事をよくよくお願いして来た。

夜には、久し振りで夢りんから電話を貰い、しばし話し込む。彼女の最新作には、色んな意味でとても励まされた。蓄積された愛情の裏打ちある体験が、上滑りでない言葉の数々を登場人物の口を借りて生き生きと発せられる。宝石箱のようだねと誉めておいた。これは本心。

彼女から電話を貰った時、私はちょうど歯磨きをしていた。こうちゃんが「ちょっとお待ち下さい。」と言っているので、「直ぐに終わるから、それまでパンツの色でも訊いておいてよ。」と言うと、ちゃんと訊いていたようだ。訊く方も訊く方だが、真面目に答える方もなかなかだ。ちなみに、今日はくすんだピンクだと言う。

今日は、ジーコもアインもミュウも一度も吐いていない。良かった。一日一日が勝負だ。まだまだ生命力があると感じる・・・いや、信じる。でぶっちもそうだし、ロイもそうだ。みんな愛されているし、頑張っている。

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