ジャム

だるい・・・

Sep.22,2003
朝から頭に来た。出勤時に幹線道路に出るまでは、うちの近くの路地裏をクネクネと行くのだが、どういう訳か矢鱈と三叉路が多い。3つ目の三叉路で右折しようと一旦停止すると、左の道から来た車が私の道の方へと右折しようと三叉路に近づいて来た。しかしこちらを見ないで、左側ばかり見て一時停止せずにいきなり出ようとした。一足早く発進しようとしていた私が止まったが、向こうの車のドライバー(多分、駅まで亭主を送って行った帰りの中年の婦人である)もビックリしたような顔をして止まった。ならば既に交差点内に侵入していた私が、しっかりアイコンタクトをとりつつ発進しようとすると、またいきなり前に出ようとする。思わずアクセルを踏んでしまったという感じだ。

オバサンは駄目だな。頭と体もしくは反射が一致しないのだろう。こういうオバサンが、いざという時にパニックを起こしてブレーキとアクセルを踏み間違えたり、ギアをバックに入れて急発進したりするのだろう。私も年齢はオバサンだが、こういうオバサンとは違う。「違うつもり」ではなくて、完璧に違う。こういうヤツを卒業させる自動車教習所や、卒業検定の試験官が悪い。一般道に出るな、迷惑だから。対向車が来れば必要もないのに必ずブレーキを踏み、もっと酷い場合には寄せもしないで停車してしまうオバサンたちが、ここ日吉にはウジャウジャいる。自信がないなら、デカい車に乗るなと言いたい。道が狭いんだから。

帰り道は、行きと同じ抜け道から帰って来た。尻手黒川道路を走らないで済むのは有り難いし、風景が新鮮だ。しばらくは飽きずに走れそうで嬉しい。しかしJRの貨物線の踏切で長く待たされ、あまりにも長い貨物なのでウンザリ。どうでもいいけど、踏み切りの向こうの先頭の車はランエボだった。

職場での私の席は、入り口に一番近い場所にある。向かいはアライさん。私の奥に3つのブースがあり、一番奥は空いている。以前はヤマダさんが居たのだが、ヤマダさんはその席は臭いと言って別のブースに移ったのだ。実は、その空席で仕事をしたいと思っている。今の席では、ひっきりなしにU山さんかF戸さんが後ろを通る。二人とも私など比べ物にならない程のヘビースモーカーで、煙草を吸う為に席を立つ頻度が高い。コーヒーなどの飲み物を取りに行く事も多い。一日中誰かが後ろを通り、ハッキリ言って鬱陶しい。

これでは通路で仕事しているのと同じだ。落ち着いて考える事なんか出来ない。しかもU山さんは独り言や舌打ちする(チッチッとかチュッチュッと言う)のがどうにも気になる。癖なのか(悪い癖だ、欧米では嫌われる)、それとも歯が悪いのか(食べ物が詰まって気になるなら、是非歯を磨いて欲しい)、隣で長時間これをされると滅入ってしまう。

そして入り口は夏は暑くて冬は寒い。最悪の場所だ。我が儘を言うまいと思って10ヶ月半の間辛抱していたが、ちょっと耐えられなくなって来た。ノートPCの方にデータを移して、猫のように快適な場所を求め、静かな場所を求めてキャラバンしようかと思うのだが・・・。

今夜は、捕獲器を借りたいという人が、家まで取りに来てくれた。キャンプ場に捨てられていた仔猫たちを、一日も早く保護したいという人だった。メールと電話で話をしてあったけれど、実際に実演して見せて実演させて貸し出せるのが理想ではある。地図を送りますと言っておいたくせに、今日はミーティングもあって忙しかったものだから、すっかり失念してしまった。申し訳ない事をした。

三浦半島から、群馬の山奥まで捕獲に行ってくれるというその心意気には、私も敬服している。とても前向きでテキパキとした女性だった。案の定、迷ってうちの南にある公園の下まで行ってしまったので、そこまでトットコ捕獲器を持って行き、道端で取り扱いを説明した。外は寒い位だ。里親探しという運びになれば、是非お手伝いしたいと思う。シビックのワゴンを軽やかに運転して、彼女はここの急勾配の坂道を登って行った。「静かだね、シビックのエンジンて・・・。」「大抵の車はあれ位だよ。」「うちの車って、やっぱりうるさいんだね。」「でもイノウさん、クワハラさんの車よりは静かでしょ。」息切れしながら坂を登り、家に戻って来た。

さて、テトだが、保護主の遠藤さんからもきちんと報告が届いているし、今日は病院にも電話して先生と色々と話をした。退院後も引き続き治療が必要になるだろうという事だが、もちろん覚悟の上だ。検査データを、こちらの獣医さんに引き継がせて戴く約束もした。ついお節介な性質だもので、その病院に捨てられる猫たちの里親募集も引き受けますよ・・・と言ってみた。テトの命を救ってくれた大恩ある先生だもの、是非お役に立ちたい。私ってお調子者。

兎に角、テトの退院は明後日に決まった。一応しばらくは、ストレスを避ける為に一部屋用意しようと思う。明日は部屋の片付けだ。ケージも組み立てよう。アメ汰の元のママ・めぐちんがプレゼントしてくれた「にゃーちゃん大型ケージ」を組み立てようと思う。それが一段落したら、ぶーちゃんの捕獲だ。今日しみじみと見たが、好酸球のハゲがいっぱいだった。治療してやりたい。

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