テト

ますます生意気

Nov. 9,2003
2003年11月9日
昨夜は1階に下りてからも、ルスの涙を拭いてマッサージしたり、テトが疲れるまで遊び相手をしたり(そうしないと、一晩中リマやルスを追い掛けて、全然寝ないのだ、テトってば)、リマの気が済むまで抱っこしていたりしたら、布団に入ったら午前4時。流石に寝坊して、朝7時にこうちゃんに起こされた。「マルコとジーコが酷いよ・・・。」階段下のドアを開けるなり、ちょっと怒った口調で吐き捨てた。

何事かと思って飛び起きたら、早朝から下痢が続いているらしい。慌てて2階へ上がる。頭がグラグラして気持ちが悪い。ただの寝不足なのだろうが、今までは寝不足で眩暈がするなんて事はなかった。この急速な衰え方には、自分でも愕然とする。それとも栄養失調だろうか?(悪い冗談ですが・・・)

2階には猫トイレが6個置いてある。その全てで下痢して回ったというマルコは、こうちゃんが下の子たちにご飯をあげてくれている間にも、2個所のトイレで少量の水様便をした。可哀想に。ジーコはそこまで回数が多くないようだが、その代わりに酷く吐いた。最近新たに加えたフードを吐いている。

検便して貰うと、殆ど消化吸収されていないフードばかりだった。このフードは、2階ではジーコとマルコだけが食べていたのだが、どうやら劣化した脂かタンパク質が合わなかったようだ。女の子たちは、誰も食べない。今、ジーコが下痢したり吐いたりするのは、ダメージが大き過ぎる。

マツモト先生は、マルコは「育ちが良いから我儘で、口から投薬は出来ない」と言うと、とても嬉しそうに笑った。保護されたのは赤ちゃんに近い仔猫の頃で、それから2ヶ月もマツモト先生のところで治療し育てて貰ったのだ。どうやら「育ち」というのは、先生の元での「育ち」だと思ったみたいだ。違うよ、先生。うちで育てて、マルコはお坊ちゃまになったのよ〜だ、へっへっへ・・・。

いずれにしても、数日は整腸剤だけで様子を見る事になった。しばらくは食べさせる量も加減して、ドライは全てi/dに切り替える。

最近、カワムラは私の襟巻き状態で寝てくれる。暖かくて結構なのだが、すこぶる重い。あんな大きな猫が、全身を駆使して私にチョーク攻撃を仕掛けているようだ。ギブアップしても仕方ないだろう。テトときたら、リマは遊び相手を際限なく務めてくれる「お姉ちゃん」、ルスは抱いて暖めて寝てくれる「お母さん」と認識しているようだ。カワムラさんは、その全てをゆったりと見守っている。オモチャを出して来ると、カワムラが興奮し過ぎるし、リマがくわえて走り去るので、全然遊べない。専らテトは、手で遊んでやっている日々だ。手と・・・なんちて。

それにつけても微笑ましい家族4匹である。こんなにうまく仲良しになる猫たちも珍しい。全てはカワムラの人徳・・・いや、猫徳のお陰か?イオとペリーの絆も強いし、2階の5匹は、ミュウのいう事を聞いて、もっと良い子にしていて欲しい。ミュウちゃん、毎日出て来て叱ってよ。

テト

ルスはママ

Nov.9,2003

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