ぶーちゃんは明け方は箪笥の上で心細げにしていたが、私が椅子に乗って引きずり降ろすのには抵抗しなかった。か細い声で鳴くだけだ。ぶーちゃんは、昨日病院で体重を量ったら、6.05キロしかなかった。コチコチに固太りしているけれど、まだジャムより1キロ近く軽いのだ。ジャムは女の子にしては相当大きい部類だろう。それでもミュウより1キロ以上軽いのだ。ミュウとジャムの重くてもふにゃふにゃ〜っとした抱き心地と、ぶーちゃんの石のお地蔵様を抱いているような感触とは全然違う。長毛なのに固い感触。
昨夜は一切口を付けなかったご飯にも、今日は傍に付いていてやれば食べた。ナチュバラの缶詰とドライ、シーバのドライを別々の皿に盛っておいたら、順繰りと食べてくれた。
こうちゃんが撫でても、ぶーちゃんは怒らないし怖がらない。それどころか、しきりに頭突きしに行く。ラボで私とアライさんがしゃがんで撫でていた時と同じだ。こうちゃんにはこんなに早く馴染んでくれた。不思議だなあ・・・どこの家に行っても、初対面の猫がこうちゃんの膝には乗ってしまうし。猫に好かれる男っているのね。
ホットカーペットとオイルヒーターはあっても床が剥き出しでは寒々しいので、閉店間際の「タワラヤ」に駆け込んでフカフカボアのマット色々と、1畳のカーペットを買い足した。カワムラ部屋にペリーとイオが寝ていた人間用のシングルサイズのベッドを持って行ってしまったので、今までカワムラと寝ていた籐のロータイプのベッドをぶーちゃん部屋に持ち込んだ。これでリビングのど真ん中にベッドが置いてあるというおかしな状態が解消された。
その代わりに、今までバラバラにしてあった応接用のソファをL字型に置き直した。ソファには毛布も掛けてやる。ロータイプソファもあるし、ケージの床を抜いてホットカーペットの上に置き、それに毛布を掛けたコタツもある。出窓のところにはペリーベッドも置き、私が猫と寝られるようにセットした。これで猫たちの居場所は充分過ぎる位に増えた。
キッチンとリビングの間にはカーテンを付けた。暖房効率が良くなるだろう。そして部屋の真ん中に、ムートン調のセンターラグを置く。いいなあ、1階の猫たちは。広々として、しかも暖かく過ごせる場所が一杯だ。2回は暖かいけれど狭い。狭いと言っても、家具がみなサイズが大きいところにもってきて、配置を猫仕様にしているから狭いんだけど。
ぶーちゃん部屋も良くなった。冷たい床は殆どカーペットと毛布で覆い、箪笥までには階段状に幾つかの家具を並べて、楽々と箪笥の上まで移動出来るようにした。フード付きの猫ベッドとクッションを箪笥の上に置いた。ぶーちゃん、いそいそとそこに行って寛いでいたのだが・・・やってくれたよ、ぶーちゃん。ベッドとクッションの療法に大量にオシッコをしてしまった。その前にひときわ鳴いたんだ。それで気づいてやれれば良かったのだが、砂掛けの動作をしていたのでやっと気づいた。
急いでベッドとクッションを風呂場に持って行き、箪笥の上にはケージの床部分(カワムラ部屋のケージコタツの不用な床部分だ)を置いてみた。ぶーちゃんは床の毛布の上が気に入ったようで、横になって手足を投げ出している。トイレはゆっくり覚えればいいよ。一杯食べたから、そろそろウンコしようね。
ぶーちゃん
パパ大好き
Nov.28,2003 |
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エサやりの前に、ミヨコの家に捕獲器を届ける。ミヨコのところには、オフラインで貸し出し依頼が時々あるのだ。手を貸さずに、自分でやらせるように念を押すのを忘れた。みんなミヨコに頼り過ぎるよ。
う〜・・・目と頭が痛い。