カワムラさん

全く渋い

Dec.27,2003
2003年12月27日 土曜日
案の定と言うか、昨夜からの想いに苛まれてウナギを食べた。昼に出前で「うな重の松」。この店の「松」というのは、鰻が1匹半付いている。鰻が2段重ねで入っているようなものとは違う。あれは食べた事があったけど、私にはちょっとくどかった。淑女だもの、蒲焼きは1段で良いのだ。

電話をしてから待つこと1時間。これは長い時間だった。そこは出前専門の日吉の田舎の鰻屋なのだが、一流店にも負けない位に美味しい。鰻が馬鹿デカくなく、皮が薄い。皮の厚い大きな鰻は、幾らウナギが好物のカワグチと言えど苦手であります。上等な鰻の条件は、兎にも角にもデカ過ぎない事です。

舅たちが生前その店で頻繁に出前を頼んでいたので、私達は滅多に出前など取らないというのに「千代田の川口」と言うだけで家の場所を説明する必要がない。ちなみに「千代田」というのは地名ではない。ここはその昔「千代田分譲」と言われる地域だったのだ。昭和30年代の事だ。なんだかヤクザの親分みたいだな、「あ〜、千代田の川口だがね・・・」なんてね。

一流店にも負けないはずだったのだが、今日はご飯が少し軟かかった。鰻のタレがしみ込んでも、ご飯がしっかりコシとツヤを保っていないようなものは、私にとってはまるで駄目だ。丼モノは蓋をして多少蒸されるから、尚更ご飯が軟らかいといけない。

しかし茶碗蒸しと肝吸いと白菜と胡瓜のお新香がついて、一人前2千2百円は安いだろう。もちろん我が家的にとっては贅沢をしたという手応えがあるが、うな重の出前をとるなんて滅多にないイベントなのだから、まあいいよね。宿願のウナギだし。それに具合が悪いさ中でも、私てばずーっと自分でご飯作って食べていたんだもの。メイドもコックもクリスマス休暇中だし(嘘、嘘)、爺やも風邪ひいているし、結局誰も作ってくれないから・・・。

そしてウナギが効いた訳ではなかろうが、大分体調が上向いてきた。日頃何事につけ楽観的な私も、一時はもう(肺炎なんて)永久に治らないのではないかと悲観していたのだけれど、そんな事があるはずがない。やはり一定時間が経過しないと駄目なのだろう。溜めに溜めていた更新も、少しずつウォーミングアップのつもりでしてみた。画像処理のないものから手をつける。随分とたくさんの猫を里子データに移行した。そういう作業は、ウォーミングアップとしては極めて気分が良い。

サイトの表紙で気になっていた、カワムラさんの写真も差し替えた。ぶーちゃんの写真も、クリスマスの日の写真に替えた。こうなると欲が出てきて、色々とやりたくて仕方ない。目を酷使しない程度に。ま、写真の切り抜きは凄く手早いんだ。1枚につき10分だね。このテトも可愛いでしょ?とある場所で利用したんだけどね。

調子が良いので、夕方には風呂まで入ってしまった。こうちゃんも私も随分と久し振りだ。湯船に浸かったら、思わず大きなため息が出た。「風呂はいいなあ」とこうちゃん。「そうだよ、風呂大好き!」と私。だったら、もっと頻繁に入れよ・・・ってか。よし、今夜寝る前にもう一度入ってやる。

アイン

得意のポーズ

Dec.27,2003

今日は、ぶーちゃんのワクチン2度目の接種だった。前回と同様、7種混合。ぶーちゃんはキャリーに入れる時から本当にお利口だった。診察台の上では怖くてちょっと腰が抜けていたみたいだけれど、始終暴れず騒がず。こんなに通院が楽な子は、うちには他にいないような気がする。

ぶーちゃんは、1ヶ月で体重が増えていた。6.5キロ。それでもまだジャムより軽いのだ。「先生、この子は本当に可愛いんですよ〜」と、聞く側にしてみれば「馬鹿」みたいな言葉が何度も平気で出て来る。だって本当に可愛いのだから仕方ないよね。そのぶーちゃん並みに可愛い長毛の姉弟が猫仲間の手で保護された。近く写真を公開する予定でいるが、私が代理で一時預かり・里親募集をさせて戴く事にした。その時は、是非宜しくお願いします。

ワクチンは秋組が8匹、冬組が4匹だが、カワムラさんとルス・リマは年明けの予定。何事もなければ、これで今年の通院は終わりだと思う。マツモト先生には、今年も徹頭徹尾お世話になった。野良猫の避妊に関しては、私と私の紹介だけで一体どれだけボランティアして戴いた事か。そしてミュウに関しては、あそこまで手を掛けて戴いた。お骨を見て下さった事にも感謝している。

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