ジャム

横綱

Jan.13,2004
2004年1月13日 火曜日
昨夜、ぶーちゃんはずーっと私の枕の脇で寝ていた。時々寝返りを打つので、私の鼻先に背中がくっ付いたり、肉球で突っ張ったりする。私が体勢を変えようとして動くと、目を開けて非難がましい調子で「にゃっ」と小さく鳴く。自分勝手だなあ・・・そこが可愛いんだけど。

ぶーちゃんは保護したての頃と比べても毛が長くなり、体格も本当に立派になった。風格さえある。しかしそれでもまだ、ジャムの方が重たいのだ。女の子だというのに、困ったジャムだ。写真のジャムは顔だけなので、まるで顔の大きい子のようにも見えるが、実はジャムの顔は身体と比べるととても小さい。写真の顔は、こうして見るとほぼ原寸大だ。とすると、身体は・・・。しかしミュウちゃんは、そのジャムよりも1キロも重かった。立派で美しく、賢く優しいミュウ。あ、駄目だ。こういう思考の展開はマズイ。

朝、ゴミを出そうとしたら地面が濡れていた。しかしその時点では何も降っておらず。7時に家を出る時には小雨が降っていて、川崎に近づくとかなり強く降った。これじゃあみーちゃんは出て来ないだろうな・・・と考えながらラボに到着する。案の定、誰も出て来ない。あと1時間くらいして、9時になったら再度様子を見よう。その間に鍋や皿を水に浸けておき、汚れが取れ易いようにしておく。

しばらく仕事をしていると、アライさんが「カワグチさん、みーちゃんが・・・」と教えてくれる。急いで出て行くと、みーちゃんは待ちかねたと言わんばかりに、可愛い声でみゃ〜みゃ〜鳴いている。先ずはお決まりのシーバを1袋あげる。そしてドライと缶詰を開け、私の車の下に置く。風が冷たい。いっぱい食べて、寒さに負けないで。

夕方のエサやりでは、あまりに風が強いので、茂みの奥に皿を乗せる台を移動していたら、設置しておいたフード付き猫トイレハウスから、見た事のない黒猫が飛び出して逃げて行った。ま、誰でもいいや。ハウスとして使ってくれているんだったら。もっとあちこちにたくさん置こうかな?そしてみーちゃんが目を細めて、ハウスの中の毛布の上で丸くなって暖かく過ごせていたらいいのだが・・・。

どうも、猫の事となるとおセンチになる。エサやりも、ある種のセンチメンタリズムで始めるのは事実だ。しかしエサやりは、感傷や同情で続く事ではない。365日、雨に濡れ風に震え、蚊に刺され、ゴキブリやナメクジに怯え、そして何があろうとやめない覚悟を持ち、避妊して個体識別と管理をし、家猫以上に栄養価の高いものを与え、ある程度の迫害にも立ち向かい、無理解な人達を懐柔し、あるいはひたすら笑って受け流し、病気の治療が出来るものは保護して治療し、死と向き合い、苦しくとも兎に角黙って続ける事でしか自分の心を救済する事も納得させる事も出来ないのだから、弱くてはとても続かないさ。

だからみんな、エサやりを体験してみると良い。暇があると、泣いたり閉じこもったり世を儚んだり人を恨んだりするのだ。少し余分な時間がある人は、エサやりをしてみないか?ついでに言えば、好きな女のエサやりを手伝うオトコも素晴らしいと思う。うん。誉めてつかわす。

今日は、実家の母の誕生日だった。特にプレゼントもなし。毎年の事だけど、電話でお祝いを伝えるだけ。元気で長生きして下さい。私も元気です。(そう、今日はとても元気)

ぶーちゃん

まだ大関

Jan.13,2004

以下は愚痴とお願いである。里親募集の掲載を完了すると、募集主には掲載番号と注意事項をメールでお知らせする。掲載番号は、ページ番号と通し番号を組み合わせたものにしてある。例えばユン・ネネの場合で言えば、No.303-1221という具合で、これは元々の募集掲載時には募集コーナーの202ページにある1221番目の募集記事という事が直ぐに判る。(現在は里子に行ったのでファイルを里子ページに移行しているから、ページ番号の方は生きていないのだが)

写真や記事の追加依頼や里子に行った報告などを戴いた場合、あまりにも件数とページ数が多くてなかなか探せないから、試行錯誤の結果そういう按配になった。以後の関連メールは、全てその番号を添えて知らせて欲しいとお願いしている。それさえ守って戴ければ更新作業はいきなり始められるのだが、それが「1221番」としか知らせて戴けないと、ファイルの中身をひとつひとつ探す手間が増える。些細な事のようで、平日の更新にはこれが結構堪えるのだ、精神的にも。

忙しい、忙しい等とわざわざ言いたくない。しかし勤めと家事労働と猫13匹の世話とエサやりをしていると、残りの時間は実際に少ないのだ。夜は、帰宅してから寝るまでの持ち時間が5〜6時間ほどだ。その中で、人間の食事の支度と食事に1時間ほど、猫の13個のトイレ掃除に最低でも1時間はかかる。3部屋でご飯も食べさせる。そして片道30〜40分かけて鶴見にエサやりに行く。これだけで合計しても、最低4時間が費やされてしまう。残りの2時間で更新と電話を受ける(だから平日の電話は命とりになる)。

他にも時間は欲しい。ミュウとも話をしたいし、猫たちを抱いたり遊んでもやりたい。どうすれば、風呂になんか入れるのさ。朝は4時には起きなければ間に合わない。シャワーを諦めれば、4時半起床でもOKだろう。しかし身体を目覚めさせる為にも、熱いシャワーくらい浴びたい。従って、どう見積もっても睡眠時間は3〜4時間しかとれない事になる。家を出るのは7時だ。始業は8時半だが、8時には入りたい。

私はハッキリ言って46歳だ。30代の元気一杯だった頃とは段違いに体力が落ちている。いや、このサイトを始めた42歳の頃と比べたって、格段に衰えているのをひしひしと感じる。

だからお願い。掲載番号は、どうか7桁で知らせて下さい。小さな事だけど、分刻みで動いている夜には、とても気持ちの余裕を左右する大切な事なのだから。そして里子に行った報告メールは、そのまま掲載出来るようなちゃんとした報告の文章で送って欲しい。お願いします・・・本当に。しくしく。

さあて・・・エサやりだ、エサやりだ。寒いけど頑張って行って来るわ。

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