テト

ボクも毛が長い

Jan.18,2004
2004年1月18日 日曜日
昨夜、ぶーちゃんを抱いて寝ていると、カサコソと新聞紙を掻く音が聞こえてきた。きっとレンかタムがトイレを使っているのだろうと思いながらも、威かしたくないのでそのまま寝ていた。夜鳴きは一切なし。あまりに静かで心配な位だったが、移動の疲れで眠っているのだろう。

朝になってから確認すると、ちゃんとトイレでオシッコしてあった。よしよし、おりこうさんだね。朝ご飯だって、こうちゃんの目の前でパクパク食べたらしい。こうちゃんは、初対面の猫にも好かれる不思議な男だ。きっと立ち居振舞いが静かで、猫に優しいオーラが出ているのだろう。

あと一日ケージで過ごして貰ってから、自由にさせてあげよう。先ずは安全な場所だという事を教えるのと共に、ぶーちゃんともどんな風か様子を見たい。

ケージ越しに撮った写真は、フレームが入ってしまうのでこんなだけど、2匹ともカメラを怖がる様子もなく、雁首揃えてちゃんとカメラに収まってくれていた。

成猫でオスメスの違いがあるというのに、2匹がほぼ同じ大きさだという事が痛々しい。仔猫の頃、ちゃんと栄養が摂れていなかったせいかも知れない。

この子たちは、一体どんな山の中で育ったのだろう。一度行って見てみたいが、とても怖い雰囲気の場所だと言うので、よした方が良いかも知れない。また変なものに憑いて来られたらヤバイもの。タマちんはそういうものを拒絶出来るらしいが、私はいいように貰ってしまう。直ぐに離れるけれど、一旦は受けてしまうのだ。その間はちょっと辛い。

昼から出掛けて、ミヨコに新聞紙の入ったダンボールを届けてから、パン屋に立ち寄り、その後は日曜恒例の野良フードの買い出しをする。春が来たかのような暖かさだ。昨日、雪が降った事など信じられない。夜中に窓から覗いたら、うっすらと積もっていたけれど、朝日ですっかり溶ける程度の雪で本当に良かった。雪かきをしなければならないのは、体力的にも時間的にもかなり辛いから。しかも角地で、雪かきする範囲が広いのだ。

毎週、あまりにたくさん缶詰を買うものだから、店の人から「野良ちゃんたくさんいるんですか?」と訊かれる。その人も、野良猫にえさやりをしているらしい。避妊はしているのか尋ねると、なかなか捕まらなくて・・・と言うので、捕獲器を貸す事と、ボランティア獣医を紹介すると言っておく。その気になって欲しい。その気にならない人のところまで、出張って行って捕獲する事はしない。私は私の足元を頑張るから、みんなも自分の責任をまっとうして欲しいと思う。

大量に缶詰を積んだまま、今度は東急で、これも週末恒例のミュウのお供えの花を受け取る。昨日、100日目だからと言って、ミュウにお花が届いた。ミュウを忘れないでいてくれる人がいる事がとても嬉しい。寒い季節には、花保ちが良いのも有り難い。ミュウは返事をしないけれど、一方的に話し掛けている。ミュウは私の神様になった。

一旦帰宅して花を活け、メールチェックと簡単な返信だけして、今度は人間のエサの材料の買い出しと愛車のエサを入れに出た。昼頃と違って、午後4時ともなるとやはり寒い。お馴染み「スーパー八百忠」で野菜や肉を買い、ガソリンスタンドを回って帰ると、身体がかなり冷えていた。そのまま寝てしまいたいような衝動に駆られるが、兎に角買って来た物を整理して、蕪の一夜漬けを作る。先日、餅つき大会でJFE都市開発のオバチャンが作って来てくれた漬け物が大層美味しかったので、久し振りで一夜漬けくらい作ろうと思ったのさ。柚子の皮と鷹の爪をたくさん入れて、押しをかけておしまい。

少し溜まっている更新をやり、何件か電話を受け、晩ご飯はすき焼きと蕪の漬け物。炊き立てのご飯が美味しい。

ぶーちゃん

尻舐められず

Jan.18,2004

夜になり、ご飯をあげに行くと、レンは直ぐに皿に顔を突っ込んでいたが、タムは後ろにいてなかなか出て来ないので、手の平にナチュバラのドライを乗せて差し出してみたところ、何のためらいもなく手から食べた。もっと欲しいという顔をするので、何度も手に乗せて食べさせた。2匹とも、物凄く可愛い。そうしている私のお尻に、ぶーちゃんが鼻先をくっ付けて擦り寄る。「ぶーちゃんは勿論可愛いよ」と撫でる。暫く撫でられて満足してから、やっとぶーちゃんもご飯を食べ始める。最近では、ご飯よりかまって欲しい「家猫」になったのだろう。

そのぶーちゃん、一昨日は食べ過ぎだったのか少しだけウンチが柔らかかった。ちゃんとした形になっているが、箸で掴んだら簡単に切れてしまう固さである。これでは少し柔らかいという事になる。そのウンチが、どうやら切れずにぶら下がっていたらしいのだ。気持ち悪いから、それを床に擦り付けて取ったらしい。後で掲示板で相談して知ったのだが、そういう好意を「猫戦車」というらしい。なるほど、上手い言い方だ。

床の汚れは拭けば直ぐに綺麗になるが、長い毛にみっちりこびりついたウンチは、濡らしたティッシュ如きでは到底綺麗にならない。この寒い時期に、洗うのも可哀想だ。昨夜は、取りきれないウンチの匂いと共に、私はぶーちゃんと添い寝したのだ。人間のウンチだったら堪えられないが(そういう出来事もあったっけなあ・・・と介護時代を思い出す)、猫のウンチは別に平気だ。

長毛猫を飼う諸先輩に聞くと、お尻の回りの長い毛はハサミやバリカンでカットするらしいのだ。電動のバリカンの音を怖がるだろうなあ・・・と思うけれど、近々バリカンを買う事にする。お尻だけ丸刈りだ。

来週末、レン・タムの2度目のワクチン時に、ぶーちゃんも再度検便して貰おうか。イオのウンチは固くなったが、まだ暫くは油断せず良く観察していないと。15匹いると、ウンチとオシッコの観察だけでも結構大変。ま、そのうち1匹とウンチもオシッコもしないし、ご飯も食べず、ひたすら花を愛でるだけなのだが。

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