ジーコ

ボクは我儘

Jan.29,2004
2004年1月29日 木曜日
通勤が憂鬱だ。インプレチィちゃんときたら、なかなか走ってくれないんだもの。八百忠に買い物に行く程度だったらあれでもいいのだけど、時折ガーンと走れる道ではもどかしくて辛い。アクセルを踏み続けていればやがては彼女だって100キロ以上は出てくれるけれど、そこに至るまでがとても時間が掛かるのだ。100馬力の悲しさよ。

しかし朝と比べたら帰りは大分車に慣れたようで、諦めてゴーカートのように気楽に走って帰って来たよ。エンジン音は静かだし、シートもバケットシートに比べてずっと柔らかいし、ハンドルは軽いし、何たってシフト操作しないで走るのは楽チンだね。こんな事を続けていたら、私の場合きっと運転というものに対する精神が雑になってしまう。

ちょっと説明が足りなかったかも知れないな・・・つまり私の丸目インプレッサもオートマチック車ではあるのだが、スポーツシフト機能があるので、通常走るのにオートマチック任せにだけはしていないという事だ。つまりクラッチこそ存在しないけれど、スタートから曲がり角から停止まで全てシフトをいちいち操作して走らせているので、こまめにシフト操作しにくい車だと、ゴーカートのようにアクセルとブレーキだけで走ってしまうという訳である。そしてエンジンの回転数を車任せにし過ぎるのは、車を自分の意志で操る楽しみがステアリングでしか味わえない。

でも明日の晩お迎えに行ってまた私の「丸目」に乗った時には、たった2日振りとは言え、改めて新鮮な喜びを味わえるかも知れないな。丸目とは3年の付き合いになり、正直言うとマンネリ化した夫婦のようになりつつあった。乗り始めた時の有り難味も若干薄れ、そんな余分な金はないくせに「STiに乗り換えちゃおうか」等と遊びの刺激を求めていたのだが、これで初心に帰って「自分のパートナーが一番だわ」と改めて感じるのだろうな。

日頃の点検整備はマメにして貰っているので、車検なんてものは馬鹿馬鹿しい無駄な制度だと思っていたが、短いお別れを経験させてくれて初心に立ち返らせてくれるという意味に於いてのみ、有益ではあるな。尤も、今回はウェストスボイラーを付けるので2日掛かっているだけで、普通はよほどの部品交換でもない限りは一日だけのお別れなんだよな。

あなたの車、今も愛されてますか?

帰宅すると、ぶーちゃん部屋から始めて、順番に猫たちのご機嫌を伺う。みんなどうしているだろう?

ぶーちゃんは大抵、私が帰って来た時にはベッドで縮まっている。名前を呼ぶと、小さくお返事をする。レンとタムはじーっと私を見ているだけだが、頭を撫でると少し寛いだ表情になる。

カワムラは殆ど眠っていて、お迎えには出て来ない。ペリーとテトとリマが、ワラワラと出迎えて私の持ち物を点検する。ルスとイオは「あんまり構われたくないわ、でもママは別に嫌いじゃないのよ」という感じでそこらへんを歩き回っている。

2階ではゴマとジャムが「早く上がって来て」と鳴いている。アインは眠っている事が多く、マルコとジーコはキッチンシンクの辺りで何か良いことが起きるのを待っている。良い事とは、ヨーグルトや牛乳である。

ミュウは最後だけれど、線香をあげて丁寧に挨拶と報告をする。

先週のバラはとても良かった。茎が長くて細いので、花瓶に活けると花の重みで頭を垂れる。そうだよ、思い出した。そういう風情が良くて、この種類が気に入ったのだった。一番寒いこの時期だけに花保ちが良くて、3週間近く保つ事もある。


こうちゃんの今回の翻訳は目処がたってきた。

頑張ってね、あと少しだから。また仕事が戴けるよう、誠実に(それは間違いないだろう)良い内容で(それは俎に上げてみないと判らない)仕上げてね。

さしずめ私は、営業をしないこうちゃんのマネージャー役かな。マネージャーとしてついでに売り込むと、こうちゃんは翻訳だけじゃなくて披露宴の司会も上手いし、バンドのボーカルも出来るぞ・・・などと言っている事がバレたら怒られるだろうな。

でも本当だもん。

アイン

覗く

Jan.29,2004

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