2004年2月28日 土曜日
昨夜は疲れて、用事が終わると風呂も入らず（これはいつもの事）顔も洗わず（これもいつもの事か・・・）歯も磨かず（これは例外的）寝てしまった。熱があるのかフラフラした。もしかしたら職場でヤマダさんのインフルエンザがうつったのかとも思ったが、今のところ大丈夫だな。１シーズンに２度もインフルエンザに罹って堪るか。同じ型のウィルスとは限らないし、抵抗力がなければ２度でも３度でも罹るだろう。冗談じゃない。ただでさえズタボロなんだ。

午前中、実家と電話で話していたら突然「ビーーー」という音に変わってしまって通話不能になり、その後幾ら電話機をリセットしようが、電話機を替えようが繋がらなくなってしまった。ＮＴＴにもピッチから電話したけれど、ＮＴＴからの回線は生きている事が判っている。ヤフーＢＢのＴＡを経由せずに、直接繋げば電話出来るのだから。

電話機の表示も狂っていたし、電話を受ける事も出来ない。インターネットは繋がるのでヤフーに質問のメールを入れたが、当然即座に返事などない。電話機を替えても駄目だという事は、電話機の故障ではない。そのうち、電話が出来るとインターネットに繋がらなくなる現象も起きたし、パソコンを一度落として立ち上げるとまた電話が出来なくなる現象も起きた。

いい加減頭に来てＮＴＴ直で電話していたが、それでは何の為にヤフーに切り替えたのか判らない。うちは頻繁に全国（の相談者）に電話をするので、ＢＢフォンこそ使いたいというのが一番の乗り換えの理由だったんだぞ。馬鹿ヤフーめ。そんな事だから個人情報が内部で流出して、脅迫なんかされるのだ。しょぼいＴＡ配るな。しかもＴＡの使用量は有料のくせに。

しかし午後３時頃には何と言う事のないまま回復。結局、原因は判らず終いだった。こんな事ひとつとってみても、如何に現代の生活が機械に依存しているかが良く判る。明日、もしも電気が来なくなったら、もうお手上げだ。冷蔵庫も洗濯機もＰＣも使えない。時計代わりのＴＶは沈黙し、トイレの暖房便座は冷たくなる。宅配便が来ても玄関チャイムは鳴らず、換気扇の下で煙草を吸う意味は失われる・・・なんちゃって、本当に困るのは洗濯機くらいのものか。

今日は一日付いていてやれるので、マルコも殆どケージの外で過ごさせた。相変わらずジャムに見据えられると唸ってはいるが、人間でも感心して唸りたくなる位にジャムはデカいし、まあ仕方ないね、当分は。いかに弱虫マルコでも、いずれは耐性が出来るだろうさ。マルコが出ている隙に、アインが大型ケージで眠っていた。このところ少し気分が良いのか、自分で寝る場所を選べるようになった。本当に容態が悪い時には、仔猫のマルコを迎えた時の小さいケージの中の猫ベッドで身じろぎもせずに寝ているのだが、状態の良い時には特等席を占領する。

そして私も休日くらいは・・・と思い、１時間ほどカワムラ部屋のベッドでも寝た。アインが具合悪くなってからは１階で寝る事がなくなっていたのだが、土日には短時間でもいいからスキンシップを兼ねて下の猫たちとも一緒に寝るようにしたいと思う。私がベッドに入ると、直ぐに入って来たのはテトだった。先週去勢を済ませたテトは、ぐっと甘ったれになった。行く先々に付いて来ては、見上げて鳴く。手を差し出すと、かつては首をすくめていたのだが、むしろ首を伸ばして撫でられるようになった。

次いで布団に入って来たのは、甘える事なら人後に落ちない・・・いや猫後に落ちないリマだった。２匹を布団の中で撫でていると、「フガッ」と言ってカワムラ登場。見ると、傍まで来て濡れた瞳でじーっと私を凝視している。「カワムラさん来ちゃったの？」と言うと、「俺が最優先だ〜」とでも言いたげに、ずかずかと入って来た。

３匹仲良く私の身体にもたれて寝ているところに、今度はペリーが入りたげにして布団の縁から中を覗き込む。「ペリーも入りな」と言うが、流石にシングルのベッドでは綺麗に縦列してくれれば別だが、４匹がそれぞれ良い場所を競うと無理だ。ペリーは諦めて、ベッドの脇の出窓のベッドで丸くなる。時々手を伸ばして撫でてやる。

私がうつらうつらしていると、暑くなったのかリマが首の脇から出て行き、テトが知らないうちに足元から出て行き、２匹は今度は布団の上で抱き合って寝ていた。カワムラはいつまででも中で寝ている。私が起きてアインの様子を見ようと２階に上がる時でも、まだ布団の中だった。どんなに長時間でも一緒に寝るのが好きなのは、カワムラとぶーちゃんとアインだな。体が幾つも無いのが申し訳ない。同時に何箇所にも存在出来ないのが残念。

ジャムはこうちゃんの肩口にとまるようにして寝るのが習慣だし、ルスとイオは私が敷いて寝ている毛布の下に潜るし、ジーコやレンは布団上の足元に近い場所で寝る。それにしても、１階では本当にユートピアが出来上がったものだ。みんないい子。小さな諍いもなく、不思議なくらいうまくいっている。そして愛くるしい。

しかしペリーはトイレ掃除の際に傍を離れず、掃除した傍から全てのトイレ（ペリーのいるカワムラ部屋だけで、トイレは７個ある）の砂を掻いて掻いて掻いて、折角平らに均した砂を全部片側に盛り上げてしまうのは、是非やめて欲しい。掃除前のトイレにはしないくせに、綺麗に整えて次のトイレに移った直後に、順番に滅茶苦茶にしてくれるんだもの・・・そしてイオはトイレの出入り口の開口部に向かって砂を掻き、トイレの外は砂だらけになる。どちらもとびきり可愛い顔をして、やる事はとぼけている。壁紙は剥がすし・・・。

テト すっかり元気 Feb. 28, 2004

明日はぶーちゃんを抱いて寝たいな。一応、《猫手屋》支店「黒猫屋」のデータによると、日本一太い首を持つぶーちゃんは、ますます情けない性格になり、子猫のようなレン・タムに、いいようにやられている。慰めてあげないとね、ママが。（あんなデカい奴のママなのか）