カワムラさん

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Mar. 6, 2004

2004年3月6日 土曜日

今日の未明にはジーコの激しい嘔吐で目覚めた。もともと吐く事の多い子ではあったが、今朝の嘔吐の回数は普通ではない。胃粘膜保護の薬を飲ませようかと思ったら、さっさとマルコケージに入ってしまった。じっとうずくまっている様子を見ると、目が虚ろだ。

アインは私の懐で寝ていた。マルコケージは、本当にぐったりした時の逃げ場所なのだ。ジーコとアイン、どちらも目が離せなくなってきた。こうちゃんと私は、もう何日も2時間以下の睡眠時間だ。それでもマメにケアしてあげられれば、それが私達の幸せなのだと思う。手元で看てやれるのは幸せな事なんだ。

昨夜、ansanさんと電話で話した。既にご存知の方も多いと思うが、ansan先生は癌で闘病している。何度も入退院を繰り返し、手術も化学療法もして来た。愛する我が子たちを残しては死ねないからと、前向きに癌と闘っていたのだが、遂に死を覚悟する場面がやって来た。

4匹の猫たちのうち、ネネちゃんは悪性の腫瘍で余命僅かだ。せめてネネちゃんは、手元で看取りたいと頑張っている。しかし健康な3匹は、ansan先生が生きているうちに幸せな行く末を見届けて貰おう。3匹を一時預かりする決意をしたおニャアニャンと、電話でそう話した。残酷なようだが、一日も早くその為のSOSを立ち上げたいと思った。ansan先生も、動き始める事に同意してくれた。そう、その方が良い。前向きな事に動いていると、きっと免疫力も働いてくれるのではないだろうか。

自分の飼い猫を里子に出す悲しみは、どれほどのものであろう。多頭飼い崩壊させるような、そういう無責任な飼い主と同じケースではないのだ。男に寄りかからない生き方をし、誰の追従も許さない程の働き方をして来たansan先生だ。ゴミとして捨てられていた仔猫の3兄妹を引き取り、病気の子を看取り、飼い主に死に別れた子を引き取り、尚且つ不遇な猫への支援を続けて来た人だ。今、頑張り続けて来た彼女の為に、私達に出来る事があるはずだ。

先ずは、12匹の多頭飼いであるおニャアニャンが一時預かりするのではなく、どうか身近にお付き合いしている方たちから、一時預かりの申し出がある事を期待している。3匹は引き離したくないので、一時預かりにしても里親にしても、厳しい条件かも知れないのだが3匹一緒に引き取って戴きたい。私の感覚では3匹一緒という条件は別に大した事ではないのだが・・・。

15匹も飼っていると一般とは感覚が狂ってきていると言われるかも知れないが、やる気次第ではこの程度までだったら責任ある飼い方は出来ると断言する。仕事とエサやりと忙しいサイト運営を兼ねている私ですら出来る事だ。(しかし20匹だ40匹だというのは、余程の大器で家族の協力と経済力がない限りは無理だろう。)まだまだ2〜3匹までで留まっている人達の中に、どうかansan先生の大事な3匹を引き受けて戴ける方はいないだろうか?

トラちゃんのいたいけな表情を見ていたら、SOSページを作りながらも泣けた。アップロードしたら、どっと消耗した。トラちゃん一家のSOSをどうか宜しくお願いします。

カワムラさん

後ろにペリー

Mar. 6, 2004

カワムラ部屋とぶーちゃん部屋は、今日も平和だった。それに比べて、2階は気が抜けない。過保護にし過ぎているのかな?マルコのビックリ病は今日も熾烈を極めた。ゴマが調停に入っても駄目だ。あ〜あ・・・

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