ルス

眩しい

Mar. 23, 2004

2004年3月23日 火曜日

殆ど全部が仕事の愚痴なので、読まなくていいですよ。私のストレス発散の為に書いているだけですから。

忙しい。これを書いているのは、実は24日の明け方だ。昨夜は帰ったのもかなり遅かったし、仕事で細かい写真の切り抜きをいっぱいしたので、目が疲れて殆どPCには向かえなかった。里親募集の掲載を1件しただけだ。きっと直ぐに決まってしまうだろうな・・・と思える純血種の可愛い子たちだった。

今年の「科学技術週間」に合わせた一般公開の広報が忙しい時に、ラボの存在意義に拘るプロジェクトの全体会議(全国会議とでも言った方が妥当かも知れない)の準備だ。続々と送られて来た配布資料を印刷し、当然セットしなければならないのに手がない。事務方の長には、自分たちの仕事という意識がないみたいだ。窓口が私であるというだけで、全て私がすべき仕事ではないのに。結局9割方、一人でやった。結構ムカついた。

夕方近くにその作業の目途がたってから、自分のオリジナルの仕事に戻る。とっくに後援をしてくれる役所との約束の期日を過ぎている仕事だ。宣伝用のポスターとリーフレットの制作は、本当は先週末には「後援」名義を借りた市役所に持って行き、然るべき方面に協力依頼を始めるはずだった。情けない。

しかし焦っているのは私だけ。所長や研究員たちは、全体会議が無事終わらなければ一般公開の方には意識が行かないだろう。そこを何とか割り込むようにして所長にチェックをして貰っているうちに、毎度の事ながら大幅にコンセプトが変わってくる。定時を過ぎてからも、そんな風にしてどんどん課題が増える。早く帰りたい。帰れない。

午後5時50分、免許の更新でお休みだったアライさんに思い切って電話して、3人の子供たちを連れて来て欲しいとお願いする。ポスター用の子供の写真が欲しいのだ。外部に制作させず自前で全てやろうという事ばかりなので、モデルの用意も撮影も、ポスター制作も全て私がやる事になっている。私はそういう仕事のプロではないのに・・・と泣き言のひとつも言いたくなるが、ウェブもポスターやパンフレットも、名刺も、「制作」とか「作成」という行為に関しては全て私がやる事になっているらしい。給料貰っているのだから、それでもプロなのか?

ついでに言えば、もう直ぐ「報告書」の取りまとめのシーズンだ。去年さんざん愚痴を書いたのでご記憶の方もいるだろうが、20数チームの報告書(図が一杯散りばめられた論文)の編集を、またしても「ワード」でやる地獄の季節が近づいている。これは、全体会議の配布資料などという生易しいものではない。何故に「ワード」のか?何故に去年の轍を踏む?

しかし私は、せめて自分の轍は踏まないぞ。全てがワードで提出されようが、全てシンプルテキストと画像に分解して保管し直してやる。遠回りのようでも、結局去年のようにやり直しが多かったら、そうしておいた方が結果的には楽なはずだ。しかし困った事にワードに画像というオブジェクトで貼り付けておらず、クリップボードから貼り付けている人が大変多いのだ。そして表もある。テキストボックスも挿入されている。パワーポイントで作った図を挿入してくる人もいる。結局、ワードで最後までやるしかないのか・・・。

論文を書くのは各方面の偉い方たちなので、所長からもあまり強くは指示出来ないのかも知れないけれど、別々のところで書かれた論文を印刷物として仕上げる為に、文科省の指示した通りの全て同じ書式で統一させるように編集し直すとしたら、ワードで提出されるのは大迷惑。行送りするだけで、画像や図表がどこかへ散っていく。ワードでは印刷用の編集は出来ないよ。ワードに詳しい人ほど、それは頷いて戴けるだろう。

私はプロの印刷屋でもないのだ。何故に別分野の仕事(ウェブも編集もグラフィックも)にプロの技術を求める?私がそれら全てにプロだったら、多分こんな給料じゃ働かないぞ。しかし私はゴキブリかナメクジだから、言われた事を何でもやるしかない。便利屋に徹するから、この歳でもそこそこの条件で採用されるのだ。文句を言わずにやれば良いのだ・・・文句を言わずに何でも・・・。

しかし急なお願いにも拘らず、アライさん親子は直ぐに駆けつけてくれた。大感謝。そして撮影。主役である「モノ」がまだ届いていないので、ヤラセで合成写真にするのだ。それがどんな風に仕上がったかは、見てのお楽しみ。とりあえず、素材となった写真の断片だけご披露しておこうかな。素材は抜群だった。うん。イノウさんも珍しく別人のようにナチュラルに演技してくれたしね。

どっちも子供のようだが・・・
可愛い上に演技派
目的は解かっていないと思うけど、兎に角子供と動物に勝る可愛らしさはないよね
最後にみんなでポーズ
(右端は父親ではない)

撮影後、早くラフでもいいから見たいらしい所長の為にも、急いで写真の切り抜きを一杯したら、もう目が疲れて仕方ない。可愛い「うた」ちゃん達だから楽しかったものの、これが不細工なオジサンたちの写真ではああは行かなかっただろう。早く仕上げたいぞ、ポスター。

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