マルコ

たまには凛々しい

Mar. 25, 2004

2004年3月25日 木曜日

朝から何かとつまづく。一般公開のポスターを貼って戴くための交渉をあちこちにしているところなのに、いまだ現物が外に出せないどころか、印刷にもかかれない。印刷だって、一枚一枚私がするんだよ、時間をかけて。A0の出力出来るプロッタなんかあるが為にね。

「駐車場あり」とするかどうかでコンセンサスがとれていなかったのだ。所長は「駐車場あり」で大きく宣伝しろと言うし、集客数の大きなイベントを開催し慣れているロボットチームは、とても駐車場ありとは謳えないと言う。

私やイノウさん、クワハラさんが余所に停めたとしても、フルに停めて14台しか入らない。ただでさえ報道陣のクルーが車で来たり、県や役所の人も車で来るだろうに、一般公開の対象である「一般の人たち」がこの僻地まで車で大勢来て下さったら大変な事になる。

かつて大きなイベントをした時には、JFEの駐車場を使わせて戴いた。それでも守衛所では誘導しないので、車を誘導する専門のスタッフが必要になる。しかも今度は休日の事でもあり、門を開け放つ訳にはいかないだろう。その辺りはどう運営するかのコンセプト次第で交渉となるのだろうが、そういう事をするはずの業務室が「私はやりませんよ。所長がどういうつもりか知りませんから。」と素っ気無い。

つまり、所長からではなく、私からの伺いだったから聞いて貰えなかったのだ。従って今日は外勤でラボにいない所長にメールを入れ、兎に角業務室に連絡をして戴きたいとお願いする。こうしてどんどん予定が遅れて行く。

せめて、先日の素材がどういう合成写真になったのか、伏せ字が多いけど見せてしまおう。クリックすると、大きな画像(と言っても充分小さいけれど)がご覧戴けます。所在地なんか消しちゃったから、実際のモノとは大分違うんだけどね。

その後、所長からの教育的指導に近いメールが入り、今回もJFEの駐車場を借りる事になり、一件落着した。こんなところまで子供連れの家族が、駐車場もなしに来るはずがない、「お客さん」を呼ぶときに自分の都合で妥協したらだめです。リスクは背負う覚悟が必要です・・・という内容で、私としてはやっぱり所長は妥協のない、物事の本質を見て、あるべき姿を伝えようとする人だと思わざるを得なかった。

コピーひとつしても感謝の言葉をかけられる他の女性スタッフたちと違って(僻んでいるのではないので、念の為)、何故か私には大層厳しいし、果てしなく続く(とすら思える)やり直しばかりである。それは、私に所長が期待した力がない証拠なのかも知れないし、実際、所長とは人間の器の違いを思い知らされる局面が多い(当たり前と言えば当たり前)。これは研究者(学者)と事務スタッフとの職種の違いという事で済まされる問題ではないのを、私自身が感づいている。

そういう風だから、チェックされている間にデスクの脇につっ立って待っていると、つい「先生」なんて呼んでしまいそうになるのだろうな。情けない性分・・・大王なのに。やはり自分が然るべき立場引き受けてどこまでリスクを受けて立つか、という事は人間の精神を形成する上で大きいのだ。職場でも大王にならないと!

でも、大王がつまみ食いなんかしていちゃ駄目だな。今朝は、昨日の会議の打ち上げに用意した残りのタコヤキをチンして女の子(歳には関係ない)たちだけで食べ、その後も昨日の残りのサキイカだ、柿ピーだ、バウムクーヘンだと食べ続け、三時のおやつには八朔と杏仁豆腐も食べてしまった。誰が悪い?タコヤキなんか買って来たアライさんだな、うん。

そして帰り間際、所長から遂に「OK」が出た。明日は印刷屋と化すぞ!

ジャム

リトルこうちゃんと

Mar. 25 2004

晩ご飯には、厚切りポークソテー用の豚肉を予め一口大に切っておいて甘辛い味噌ダレで焼いてみた。美味しい。しかし昼にも、味噌ダレの薄切り豚肉を食べたのだった。すっかり忘れていた。残業ばっかりでいい加減疲れたし、時間がないと焦ってろくに考えないのだ。でも残りは弁当に入れて行こう。

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