アイン

ママ抱っこ

Jun. 4, 2004

2004年6月4日 金曜日

寝る時間がとれない。今は特に具合が悪いんだから、きちんと睡眠時間をとらなければいけないのは解っているのだが、実際問題としてやる事が多くて、普通に寝ていたら大変な事になってしまう。大変な事とは、家中が散らかり、17個の猫トイレはドロドロ、どの部屋も床には猫毛だらけ砂だらけ、猫たちの爪は伸び放題、まとめ外した猫フードはダンボールに入れたままとなり、毛布にはシッコされたまま、空のダンボールはそこかしこに放置され、資源ごみは積み上げられ、風呂場はカビだらけになるだろう。そんな状態には耐えられっこない。

そして2時間おきのキドナの強制給餌を止めたら、途端にアインとジーコは腎不全が悪化して死んでしまうだろう。2時間おきにしていても、眠っていたかと思うとふいに起き上がり、「ゲッゲッゲッ・・・」と嘔吐が始まる事がある。胃が空になっている時間が長いと駄目だし、一度にたくさん食べて毒素が増えるのも駄目。与えるタイミングと量は、個体によって、そしてその子の体調やその日の外的条件によって加減しなければいけないのだ。観察を怠ると、その匙加減が解らなくなる。口を聞けない猫たちとは、こころを密着させて生きていないと駄目だとつくづく思う。

しかし私から密着しようと心掛けなくても、アインは目が合えば必ず一声鳴いて傍に来ようとするし、アインが私に寄り添っているのを見たら、ジーコはその間に割り込まずにはいられない性癖なのだ。2匹が私の腕に前足を置いて顔を並べていると、本当に良く似た親子だと感心する。ジーコはミュウと並べばミュウとそっくりだったが、アインと並べばアインに生き写しとなる。

寝ようとしている時だから、部屋が暗いのでジーコの瞳が黒く大きい。ミュウの瞳を思い出す。ジーコは回復したとは言え、全盛期の頃の体重までは到底及ばない。ましてやミュウとは体型も重みも違う。なのにジーコの中にだけは、ミュウの血が受け継がれているのだ。愛しいジーコを幸せに暮らさせたい。

なのにジャムは寝ているジーコに突然襲いかかり、お尻の辺りの毛を毟る。しかし皮膚までは噛まない。ジャムはムートンの毛を毟るのも好きなのだ。悪い趣味だ。でもきっとジャムにも言い分があるのだろう。そうだ、誰にだって言い分はある。しかしあまり自分勝手はいけない。抵抗もしないおとなしい年寄り猫(若く見えるけど爺さん猫である)のジーコの尻の毛を毟るなんて、そりゃちょっと悪逆非道だよ、ジャム。
ジャム

言いたい事は一杯

Jun. 4, 2004
ジーコ

苛めないでね

Jun. 4, 2004

体力・筋力が著しく衰えているらしく、自分の車のアクセルペダルやステアリングがやけに重く感じる。こんな事ではいけない。さりとて筋力トレーニングするような余裕はない。そもそも筋肉をつける為のタンパク質を制限しなければいけないのだ。しかし筋肉増強剤であるステロイドを飲んでいるからチャラかな?(んな馬鹿な・・・)

夜、ミヨコの家に裂いた新聞紙を届けた時、お山の中の某有名私立大学キャンパスでは、チンドン屋のような音楽が鳴り響いていた。下手っぴいなブラスに、鼓笛隊のような大太鼓・・・隊列を組んだりしているが、一体何の練習だったのだろう?野良猫たちは、さぞや迷惑だろうな。

帰りには、今度はカチポコ拍子木を鳴らしながら、男女が調子っぱずれな歌を歌って踊っていた。まさかとは思うが、まるでミュージカルの練習風景のようだ。そう、良く言えばウェストサイド・ストーリーのシャーク団とジェット団が掛け合いをするが如く、或いは「花いちもんめ」をしているが如く、十数人がゾロゾロと不器用に動きながら、それぞれ勝手なキイで、同じ歌を唱っていた。とても変だった。それが狙いだろうか?何でもアリの世の中だものな。

しかし近所迷惑だから、夜はあまり騒音を立てるな、K・Oの学生たち。

深夜、もえるちゃんと久々に電話で長話をした。会った事も無い他人と話している時、過去に交わした言葉の全てが一瞬で繋がりを持ち、相手がピシャッと理解出来たと思える事がある。最近私は、もえるちゃんにすっかり把握されてしまったようだ。実はとても解かり易い単純な人間だと思うけどね。穏やかで控え目、言動にも思慮深いもえるちゃんだが、大変に聡明で閃きがある。一度、顔を見て話したいね。

まずい、また夜が明けてしまう。3晩連続で徹夜に近い状態では、シミ・シワ・白髪が増えてしまう。ま、いいけど。シラミじゃないから。

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