みーちゃん

ベッドの中

Jul. 12, 2004

2004年7月12日 月曜日

食事をして暫くすると気持ちが悪くなる。気持ち悪いと言っても、酒に悪酔いした感じとは違う。敢えて言うなら、食中りした感じに似ているかな。鳥肌が立ち吐き気がする。幾ら私が卑しくとも、悪いものなど勿論食べていないのに。食事をすると毒素が増えるものを食べなければ良いのだが、どうやらまだまだタンパク質を多く摂り過ぎているようだ。更年期で骨粗しょう症が心配だからとチーズや牛乳を多く摂るようにしたら、腎臓に負担がかかる結果となる。素人の食事療法は駄目だ。

そして高カロリーの食事をしろと言われている。必要なカロリーが不足すると、体の脂肪分や蛋白質が燃えてエネルギーとなり、毒素が増えることになる。腎臓が悪い場合、ダイエットなどゆめゆめ考えないようにしないといけない(考えちゃいないけど)。

カロリーを充分に取るコツとしては1日3食きちんと取り、間食で残りのカロリーを補う。間食にはドーナツやクッキー等の甘い食品を利用する。揚げ物や炒め物など、油を使って料理する。マヨネーズやドレッシングを用いる。食欲増進のため、香辛料を利用する・・・と言われているが、これはもうバッチリだ。ドーナツやクッキーは口の中が乾いていると食べ難いが、マヨネーズは美味しいものを手に入れたし、油っこいものも好きなのだから。高カロリー摂取だけはお任せ下さい。エヘン。

しかし専門の栄養士・調理師でもいない限り、自分では食事療法は難し過ぎる。ああ、面倒臭い。

ここまで書いていて、これはアインと同じだと気づいた。一度にたくさん給餌させると気持ち悪くなるようだし、給餌と給餌の間隔が開き過ぎても気持ち悪くなって吐く。マツモト先生にも、2時間おきに10ccずつ「キドナ」を与えていると話したところ、食べさせると毒素が高くなるから、一度には少しずつにして回数多く与えた方が良いので、そんな感じが一番良いのでしょうね・・・と言われた。

専門的な知識は無くても、我が子の状態を余さず観察し、自分の頭でめまぐるしく一生懸命に考え、少しでも改善を目指して試行錯誤していれば、自然と「どうあるべきか」が体得出来るものだと思う。

しかし自分の愛する猫たちには幾らでも惜しみなく努力出来るというのに、自分の持病に関してはいまひとつ腰が引けている。真剣味がないとも言える。きっちり自覚したくないのも事実だし、他人から病気だと思われたくないという見栄もあるようだ。同情されるのも嫌だ。しかしここまで来ると、ある程度きちんと知らせておかない事には、色々な局面で影響が出るようになってしまった。「騙し騙し続けるしかない」という姿勢が、果たして良かったのかどうか・・・。もっと自分に優しい生き方をしなくてはいけないのではないか・・・と頭では考えても、なかなか軌道修正が出来ないでいた。

でも、今一番苦しいものを一旦切り捨てる事にした。今の状態では、自分のペースではやれないもの、自分の都合が優先出来ないもの、そして拘束時間が長過ぎるものはもはや無理だ。勤め仕事は辞める。3時間近い通勤も、どう前向きに考えてもきつくなった。後の事は暫く考えないように努力している。どうせいずれは何かしらの仕事はするだろうが、今は兎に角療養が必要。腹立たしい結論だが、致し方ない。自分で自分を追い詰めたのだから。

昨日をもって、苑子と青面獣楊子の母子猫の募集を打ち切った。ミヨコは、もう自分の家の子にすると言っていたのだが、私が里親募集を諦めきれなかった。ミヨコは誰にも弱音を吐かないし、誰よりも無駄を切り捨てて必要な事にだけ専念しているが、誰よりも時間に追われ、身体が一つでは足りない。苑子たちを入れる余裕などなかったのに、それでも今回もキャパシティを無理矢理広げて入れた。それが出来るなら、他人の尻拭いではなく、自分のエサ場の子を入れたかっただろうに。

そう思うと辛くて、なかなか更新出来なかった。しかしミヨコの意志を尊重しない訳にはいかない。彼女が私の極めて近しい理解者であるのと同じように、私も彼女をきちんと理解したい。そして尊重していたい。時間や体力、そして金の計算も出来、自らを律する事の出来る強い大人として。

リスクは他人に押し付けず自分で引き受けるという姿勢こそが、ミヨコと私達夫婦を結びつけている強い絆だ。高楊枝はきつい時もあるけれど、それを自分に課し続ける事でしか成長はない。脳細胞は凄いスピードで死滅しているのだろうが、成長する気概はまだある。

モア

ひんやり大理石
(カワムラさんとキス)

Jul.  12, 2004

先週よりは涼しいけれど、湿度が高くて不快な夜だ。しかし1階は本当に涼しく、エアコン不要。それでも毛皮を着込んだ猫さま達は暑いだろう。色んな想いの込められた大理石のプレート(40センチ角)は好評で、巨体のぶーちゃんは2枚にまたがって寝ている。モアもカワムラさんも、みんな大好き。私だって大理石の上で寝たいよ。そしてアルミのひんやりマットも近々届く予定。楽しみだ。

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