リマ

ニヤリ

Aug. 22, 2004

2004年8月22日 日曜日

昨日と今日、早朝に家を出てラボのエサやりに行って来た。早朝5時に家を出ると、道が空いているので片道30分もかからない。しかもグイグイ走れる。いつもこうだったら通勤は楽しかっただろうになあ・・・と思う。あの頃はそれでも楽しもうと努めていたけれど、今にして思い出すと正直言って苦痛だった。どこのポイントも渋滞し過ぎていた。

トムの捕獲は今朝も失敗した。そもそも姿すら見せないのだ。暫く粘ったが、気配もなし。諦めてエサやりをする事にした。

帰りがけにストッカーに缶詰を補充する。頭数が減ったので(あそこからは合計7匹連れ出している)、黒缶ではなくて金缶やチャオなどを奮発してみた。家に連れ帰ってやれない申し訳なさが、缶詰の値段を上げている。

しかし目の前で食べてくれない限りはハエが卵を産みつけてしまう缶詰フードは置いて来られないから、ドライ(プロパック)だけ2つの鍋に山盛りにしておいた。鍋は、茂みの中のナメクジ除けの台の上に置く。平日はアライさんが猫の姿を確認してから与えてくれるので、美味しい缶詰を食べさせられるのだが・・・。

戻りはまた30分もかからず。給餌に間に合うように帰らなければならないから、混雑する時間帯だと一人で出掛けなければならない。ラボは早朝、そのまま鶴見に回っては時間がかかり過ぎるから、鶴見は夜中近くだ。道さえ空いていれば、これもあまり苦にならない。

途中、どうしても甘いモノが食べたくなってコンビニエンスストアに立ち寄る。コンビニしか開いていないからな、そんな時刻では。バナナの入ったケーキを2つ買う。ケースには透明なプラスチックのドーム型の蓋が付いていたものだから、ついまた「これ(捨てずに洗っておいて)使えるかな?」と聞いて、こうちゃんに「使わないだろ」とたしなめられる。ああ勿体無い。

戻って強制給餌をし、自分たちの朝ご飯も済ませる。午前8時を過ぎてから、やっと少し横になって眠った。毎日、長い夜だ。

そして短時間にたくさんの夢を見た。またしても訳の解からない夢の話なので、読み飛ばして戴いて結構です。

こうちゃんがこれからは女として生きていくと言う。手始めに服を買って来たというので見せて貰うと、2着のシャネルスーツ型のツーピースと1着のワンピースだった。見覚えがあるデザインだ。ちょっと色違いだが、私がかつて着ていたものと同じだ。こうちゃんと出会った頃に、仕事で着ていたメーカーのものだ。「こんな高いものを買って・・・」と私はちょっと不満である(ケチ)。

実は私、当時は平気で高い服を買っていたのだ。仕事着でも勝負服でもあったし、比較的高給取りでもあったからあまり気にしなかったけれど、今から振り返るとやっぱり私には高かったと思う。きっとこうちゃんを振り向かせようと必死だったのだろう・・・と分析している。ほんの短い時期だけだが、あの頃はお洒落が楽しかった。

そういう服の数々は、新宿ルミネに入っていた1軒の店に決めて買っていた。確か「HIYOSHIYA」とか言った。甲州街道からビルに入って行くとその店はとても近くて、昼休みに会社を出てパッと買えるのが何より便利だった。何故パッと即座に買えるかと言えば、あれかこれかと迷わずに買えるのだ。迷う程には、色々な種類がない。程よく品の良いデザインで、あまり流行に関係く何れも大変シンプルだった。サイズも丁度合ったのだ。もうあの店は無いのかな。今ではいずれもサイズが小さ過ぎて、一着として着られない。服が縮んだのではない、私が膨張したのだ。ふん。

テレサ・ちんは早く捨てろと言うが、なかなか捨てられない。人にあげられるものはあげたけれど、残りはスカートはミニだし、サイズのお直しもしてあるので小さ過ぎてあげられもしない。7号を詰めて5号サイズだもの。同じ人間の服とは思えないってか?放っといて貰おう。

その夢の中で新宿ルミネを思い出していたせいか、次の場面では新宿駅の南口に二人で立っていた。折角ここまで来たのだから、是非『ハイチ』のドライカレーを食べようという事になった。二人ともあれが大好きだった。と言っても、一緒に行った事は一度もない。それぞれ一人で昼休みに行っていたのだ。昼休みが交代制だったから、誰かと一緒にご飯を食べに行くという事はまず有り得なかった。

夢に戻るが、甲州街道から路地へと入ると、ここが『ハイチ』だというある店に入る。しかし、そこはどう見ても日本料理の割烹に思える。靴を脱いで、お座敷に上がる店なのだ。面倒だが仕方なく上がると、日本庭園に面した広い座敷に4人がけのテーブルがたくさん並んでいた。その中の一番端っこのテーブルに着こうとするのだが、床が水に濡れている。ゴザで編んだ座布団があったので、それを引き寄せようとしたら、向かい側に座っていた男性客が文句を言い始めた。内容は覚えていないけれど、しばらく言い争うハメになって、そのうちに場面が変わってしまった。ドライカレーは食べず終い。無念。

次の場面では、知らない町の道端にしゃがみ込んで、猫のエサやりをしようとしている。するといきなり足元に何かが現れた。ひゃあっ!と思って飛び退くが、それはトムだった。現実のトムよりずっと大きく、毛色も違う。でもやっと会えたと安堵し、良く見ると背中に大きな穴が空いていて(猫型の乳母車のようだ)、しかもその中に別の猫が入り込んでいた。その別猫を追い出さないといけない。心臓や肺は、その穴を囲むようにして存在しているのだろう・・・と思いながらも、とんでもない事が起きたと不安で仕方ない。

それがどう解決するでもなく、そこで目覚めてしまった。夢でもそんな状態には堪え切れずに、無意識のうちにも覚醒しようとするのだろうか。トムの事が、今は一番の心配事なのだと改めて感じる。へこたれエサやりで困るね。

8時からは、日曜恒例で『新選組』を観る。山南敬助切腹。演じる役者がちょいと好みだから、これでもう出演しないのは残念だが、やっぱり山南は酷いと思った。山南を切腹させるのが酷いのではなくて、疲れてしまってちょっと休みたいからという理由で、結果が予測出来る脱走なんかして切腹し、結果的に友をたくさん泣かせ苦しませて。

近藤が逃がそうとしていたのにわざわざ捕まって死ぬのは、「私が腹を切る事で、隊の結束は強まる」等と言っていたが、他の方法ではもはや自己主張・自己表現出来なかった本人にとっては、むしろ命がけのパフォーマンスが出来て本望だっただろうと思うよ。しかもこれからの不安な時代を迎えなくて済む。立派な名誉ある死に方が出来る。駄目だよ、そういう自己主張の仕方は。自分はそれで良くても、周りは辛いよ。あれじゃ自殺と同じだ。観た後、どっと疲れてやりきれなくなった。やっぱり土方の方がいいな。役者じゃなくて、役の方ね。
ルス

またも偽ママとなるか?

Aug. 22, 2004

里親募集コーナーの更新をしていていつも思う事。里親決定のお知らせを、もう少し丁寧にして欲しい。「決まりました」だけのメールには、どういった経緯でどんな里親さんに決まったのかを、差し支えない範囲で報告して戴きたいと返信する。しかしそれっきりなしのつぶてだ。掲載依頼する時だけ調子良くて、掲載依頼の要項で約束して戴く条件を見事に反故にして下さる。何と失礼な人たちなのだろう。

あちこちにたくさん投稿しているから、いちいちそんな事を要求されても困るのだろうか。きっと既に里親さんが決まっている募集記事も、うちのサイトにはたくさん掲載されたままになっているのだろう。しかし本当にまだ募集中の古い募集記事もあるはずだし、一定の期間で削除するという方法もとりたくない。

一部の人たちにコケにされたまま、また次々と掲載の依頼を受けるのだろう。うちに依頼すんなよ、うちの方針に承諾出来ないならば・・・と言いたい。里親募集のサイトなんか幾らでもあるのだから。雑で失礼な人を相手にするのはもうたくさんだ。今後は先ずメールで確認してからでないと、募集の常連さん以外はそのまま直ぐに掲載するのはやめようと思う。

メールの内容は以下の通り。

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》川口です。

里親募集の掲載のご依頼を戴きましたので、ご確認の為にメールを差し上げております。

当サイトでは、里親さんが決定した場合、募集データは「削除」ではなく、「里子に行った子たちのデータ」としてページを移行させて残しております。

これは、今里親さんを探している方たちや、これからそういう事をしようとしている人たちへのお手本の募集活動となって戴きたいという願いと、ひいては里親詐欺防止の為にも、しっかりとした里親さんである事をご報告戴けるような譲渡であって欲しいという願いを込めてしている事です。

その為にも、どういった経緯で、どのような里親さんに決まったかの丁寧なご報告を戴いておりますが、そのご報告を必ず戴けるという事をお約束戴けますか?

もちろん個人のプライバシーを侵害するような内容までは必要ありません。

もしもこのお約束を守って戴けないのであれば、募集記事の掲載はお断りせざるを得ません。依頼だけしてそのまま放置している方が多く大変困っておりますが、こちらで勝手に削除する事はしたくありません。

ご理解戴けてお約束を戴けるようであれば、簡単にお返事ください。お待ちしております。それを戴いてから、記事掲載の編集処理を始めます。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

繰り返すが、勿論いつもきちんとご依頼・ご報告下さっている皆さんには、こんなメールは不要だ。そして初めてお付き合いさせて戴く方でも、とてもきちんとした方が多い。それにも拘わらずこんな馬鹿らしいメールを出さなければならないのは、一部のいい加減な人たちのお陰だ。またメールの数が増えてしまうのか。だけど私はこだわりの強い性質だから、こういう事をやらずにはいられないのだ。それが嫌な人は、どうか接触して来ないで欲しい。

さて、そろそろガラの『第4食事』の時間だ。いつまでも構ってやらないと、あいつは最近自分のウンコをトイレから放り投げて、ついでに水の器に入れてしまうのだ。偶然入ったのではなくて、わざとしているとしか思えない。早くケージから出して、ルスとリマに教育し直して貰いたい。テトのように。

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