リマ

二態(熊ではない)

Sep. 14, 2004

2004年9月14日 火曜日

日々少しずつ蓄積している疲労が、もはやピークを迎えている。明け方近く、まだやる事が残っているのに眠りこけてしまった。更新は後回しにしたとしても、トイレ掃除はそうもいかない。いかないはずなのに、寝てしまった。2時間後、ふと目覚めるとこうちゃんがいない。既にトイレ掃除に出動しているのだ。慌てて階下へ移動すると、新聞紙を裂く音が聞こえてきた。一人でやるつもりだ。そうはさせるか。

まだ1個目を始めたばかりだったので、私も急いで参入した。新聞紙は、裂き易いものと裂き難いものがある。「朝日」はパリッとしていて裂き易いが、水分の吸いが良くない感じがする。しかしトイレにたっぷり山盛りに入れてから、手でよく揉むとOKだ。「読売」は裂き難いが、吸いは良さそうだ。「日経」は紙質としては裂き易く水分もそこそこ吸うので悪くないのだが、分厚いので半分にしてからでないと力が必要で腱鞘炎が酷くなる。今朝は「聖教」が多かった。これは3枚が二つ折りになった薄い新聞で、裂かずに下に敷くのに適している。

全部やり終えてから、冷えた巨峰を二人で食べた。美味しい。最近、種は出しても皮は食べる事にした。無農薬栽培の巨峰なので、安心して食べてしまう。皮に一番アントシアニンや繊維が含まれるのだから、皮ごと食べましょう・・・とどこかのTV番組で聞いたのだ。それを実行してみると、皮をむきながら吐き出していた時と比べてずっと食べ易いし、何よりも「事後」が汚くない。口に入れてしゃぶったものを、目に付くところに出しながら食べるという行為は汚らしく感じる。そして皮のところが一番美味しいと常々感じていたので、今後はもう葡萄は皮は食べてしまう事に決めた。但しあの独特の渋みと甘味の中にうっすら酸味の混じった巨峰だけね。あとの葡萄は、甘さと香だけであまり好きではないのだもの。

眠りこけていた間に、長い夢を見た。渓谷に沿った山道をケイコちゃんと歩いていた。彼女は私が30歳の頃の職場の同僚で、ベビーフェイスと声が素晴らしく可愛い。しかし人妻で、煙草は吸うし、好みもハッキリ主張し、仕事も意欲的にこなしていた。一緒に仕事をしたのは短い期間だったのだが、私は前向きな彼女が好きだった。その可愛いケイコちゃんと共に、霧雨の降る山道を歩いていた。そこは群馬の実家の近くらしい。

山道と言ってもそこは所々平らに開けていて、私は木々の下で雨宿りをしようとしている。これから行かなければならない場所があるらしいのだが、私は自分の車を停めて来た場所が解からなくなっていて困惑している。そして野営の道具を詰め込んだ荷物をどこに預けたのかも解からない。

するとケイコちゃんがどんどん先を歩いて行って、ある建物の前まで来ると、大きなポリバケツの蓋を開けて「ここに隠しておいたのよ」と言って、二人分の荷物を取り出した。「ケイコちゃん、頭いいね」と私は感心している。しかし車をどこに停めたのか思い出せない。このまま違法駐車していてレッカー移動されたらどうしよう・・・と不安で一杯だ。

また少し歩くと、郊外に出来た娯楽施設の前に出る。人がたくさん歩いている。その人たちに聞いてみる。「シルバーメタリックの丸目のインプレッサを見ませんでしたか?」と。すると50代位のオバサンが「ああ、その車だったら内閣府の前に停まっていたよ」と教えてくれた。「内閣府ってどこにあるんですか?」と私はますます不安が募る。

そこへ白い軽トラックのオジサンがやって来て、そこまで乗せて行ってくれると言う。有り難く乗せて貰う事にして、ケイコちゃんと二人で乗り込む。車は夢の中では見慣れた架空の新宿駅西口の風景を通り過ぎ、もの凄く高い場所に架かっている高速道路を走る。橋桁が一体何百メートルあるのか解からない程、天空に架かる橋のような高さで、下を覗くと恐ろしい。

やがて車を降り、今度は電車に乗って目的の町へと到着した。そこは巨大な駅ビルの中で、デパートもあればマンションも入っている。マンションと言っても、ビル内の商店街の広い通路を歩いているといきなり民家の玄関があり、玄関を入ると古い作りの小さな住宅になっている。

玄関を上がると直ぐの間が茶の間らしい。そこには老人も子供もいて、その家の持ち主である女性が食パンを焼いて蜂蜜を塗り、その上にキナコを振りかけて与えていた。軽トラックのオジサンは、その中年女性の兄さんだと言う。そして私に「ここに手紙を書きなさい」と言う。それはある大企業宛てで、今からオレが届けてやる・・・と言う。言われた通りに手紙を書く。

暫くすると郵便が配達され、ハガキが2通届いた。1通は私に、1通はケイコちゃんに。見ると先ほど出した手紙の返事が早くも届いたもので、今日今から入社面接に来なさいという内容だった。今からでは大変だ。だって私は、足が浮腫んでいたのでサンダルで来ているのだもの。「急いで靴を買って来ます」、「(その企業へは)そのまま向かいますので、色々と有り難うございました」と言ってその家を出た。

どうやらその企業は武蔵小杉駅の近くにあるらしいので、一旦家に戻って、こうちゃんに車で送って貰おうと考えた。それで携帯電話で家に電話しようとしているのだが、何度やってもボタンを押し間違えてしまい、全然思い通りに電話が掛けられない。もどかしい・・・そこで目が醒めた。

こう書いてみると、自分でも何と詰まらない夢だろうと思う。しかし今現在頭の中にある関心事といつつもの不安な夢のディーテイルが、オールスターで出て来ているような気もする。雨、山の中、一晩車を置き去りにしている状況、電車、橋、掛けられない電話・・・私にとっての不安な夢の要素満載。そして就職と足の浮腫みも悩みの種かな。就職はまだ先の事にしたいのだが、良い縁があればしても構わないとも思う。そして鈴木さんが病院から預かった保護猫「きなこ」も関心事である。

続けてもう1つ夢を見たのだが、余りにも不愉快で思い出したくもない。ディーテイルだけ書いておこう。教会とミサと陰険なハゲと神父さまが出て来た。この組み合わせでは、「陰険ハゲ」はまるで悪魔だな、はは・・・。

さて、今日はメールを送る皆さんにお願いがあります。

皆さんのメールソフトは何でしょう?多分圧倒的に多くの方が、OutlookExpressをお使いではないかと思います。WindowsのPCにOSをインストールすると、最初から入っているメールソフトだからです。

しかしこのメールソフト(以下「メーラー」と呼ぶ)は、初期設定をいじらない限りは、メールの送信形式が「HTML形式」に設定されてしまっています。是非その設定を「テキスト形式」に変更しておいて下さい。私の元に届くメールの多くが、このHTML形式のメールです。その為、その後の処理で添付された画像だけを削除したくても出来なかったり、日に200通も届いて直ぐには全て削除出来ないメールが日々どんどん溜まっていくのに、メールの容量が大きい為ディスクスペースを圧迫していくのです。そして通信速度の速いブロードバンド時代だとは言え、メールの受信にも多少時間が余計にかかります。

メーリングリストなどでは、HTMLメールを禁止しているところも多いのは、その為です。何も設定を変える事なく、長年お使いの方が多いかと思いますが、一度メーラーの設定をくまなく見てみて下さい。今回お願いするのは以下の手順です。

メールの「ツール」から「オプション」と選び、「送信」という部分の「メール送信の形式」でHTML形式のボタンにチェックが入っている場合は、テキスト形式にチェックを入れると代わります。

更には、同じ「オプション」の「送信」の画面で「テキスト形式の設定」のボタンをクリックして、「メッセージ形式」で「MIME」を選び、「エンコード方式」に関しては「Base 64」として下さい。

基本は、相手に少しでも負担をかけないメールを送る為です。宜しくお願い致します。

尚、HTMLメールがどういうものであるのかの説明は、ここに詳しくあります。一度お目を通してみて下さい。
http://e-words.jp/w/HTMLE383A1E383BCE383AB.html


しかし私などよりも遥かにPCやインターネットに関する知識の多い方が多いので、そういう方は笑って読み飛ばして下さい。尚、私はOutlookExpressは使いません。全て受信しないとチェック出来ず、ウィルスメールまでも受信してしまうからそれだけ危険度が増しますので。

リマ

Sep. 14, 2004

うちの自慢の黒猫リマは、私が死んだら是非引き取ると言う人が多い。しかしリマは1匹しかいないので、黒猫フェチのげこちんとテレサ・ちん(どちらも「ちん」が付く)の2大勢力で争われる事になるだろう。確かにリマは性格も良いし楽しい。1階のカワムラ部屋に下りて行くと、先ずはリマが「ふんにゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」と擦れた小さな鳴き声を長く伸ばして、駆け寄って来て抱きつく。

抱きついたら耳たぶを舐め、嬉しさの余り鼻息を荒くし、絶対に降ろされないようにと首にしがみつく。可愛いんだ、これが。でも誰にでもそういう風に懐いてしまう傾向にある。ルスもカワムラさんも同様だ。でも私を一番好きなのは解かっている。いえ、そうですとも。

いっそマルコやぶーちゃんのように、私達夫婦以外には懐かない臆病者だったら解かり易いんだけどね。

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