ジーコ

強制給餌は嫌い

Oct. 19, 2004

2004年10月19日 火曜日

徹夜明けのままハローワークへ。今日は認定日だから、どうしても行かない訳にはいかなかった。家を出る直前の8時半に強制給餌をして、9時15分に認定の窓口に書類提出。直ぐに呼ばれて、認定終了。急いで帰ったら、まだ10時前だった。給餌時間だけは厳守しないといけないので(給餌時間が遅れると具合が悪くなる事は何度か経験しているので)、行動が規制されるが、今はそれが努力さえすれば可能な身分なのが有り難い。

昨日、メガネが似合う有名人のナントカという賞を貰った久米宏がTVの中で「明日、何も予定が入っていない事の幸せ」という事を言っていたが、それは凄く良く解かる。彼も今は仕事がない身分だと自嘲的というのでもなしに言っていたが、負け惜しみではなく私もそういう気分だ。正直言って、もう勤め人には戻りたくない。もういいだろう、私は人一倍働いたよ。そうは言っても、それしか生計の手段を知らない私が大胆な事を言うようだが。

大人気ない上司の下で働くには、私は無目的過ぎるのだろう。別の目的や打算があれば多少の事は辛抱もするが、モチベーションなしに尊敬出来ない上司の下にはいられない。金だけの為であれば、別の何かをした方がマシだ。理不尽な相手に仕事だからと言って「No」と言えない性分ならば、もうこれ以上プライドの切り売りをしなければならない環境には身を置くまいと思う。宮仕えの不条理は、この性格だもの人の何倍も味わって来た。もう充分だ。

この強がりがいつまで通用するのか・・・まあ成りゆきに身を任せるさ。今は好きなようにやるのだ。自分のリスクで。

帰宅してまた給餌して、それから1時間して落ち着いた頃合いを見て、ジーコを病院に連れて行った。雨で肌寒いが、私は寝不足で熱い。通院は私の方がストレスなのか、それで発作的に熱くなるのか、尚且つ熱いのか暑いのか解からないのだが、長袖を着ていると息苦しい位だ。かつての寒がりはどこへ行った?多分、あの頃の私は死んだのだ。今は別人だ。

そして病院の中は、また特に暑い。加湿器と暖房が入れられているかのように感じるがどうなのだろう。脂肪の蓄積ゼロのこうちゃんも「暑いよ、ここは」と言うから、多分暑いのだろう。先生も助手のクボさんも一年中半袖だ。寒いと病気の動物に良くないからだろうな。

雨の平日の午前中だけに、待合室は空いていた。殆ど待たされずに診て貰える。キドナが日に12回ずつきっちり飲めているので脱水の心配はないという事で、今日は輸液はせず。ステロイドとインターキャット、そして抗生剤の注射だけ。ジーコは「早く帰ろうよ〜」としきりに鳴いていたが、注射そのものには過剰に反応せず、殆ど保定も必要ない位だ。日に2度の飲み薬を追加で出して貰い、急いで帰る。今日も頑張ったね、ジーコ。

帰ると、またしてもゴマがジーコを舐めてやっていた。可愛くて仕方ないという感じに、舐めて舐めて、最後はちょっと軽く噛んでいた。まるで自分が産んだ子供をしつけているかのようだ。ゴマって情が深くて、そしてどことなく可笑しい。

ジーコはその後、時折ベッドの上に出て来て寝るが、給餌するとキャリーにそそくさと逃げ戻り、結局殆どの時間はキャリーの個室で静かに休む。雨だし、熱もあるし、兎に角今は安静が一番だから、これでよしよし・・・と。

今日はアインが給餌後に吐く。酷い臭いだ。毒素を薄めたいので、タンポポ茶を飲ませる。なかなか気が抜けない。いや、気を抜きたい訳ではないのだが、安心しているとしっぺ返しを食う。進む事はあっても、そして進み方を少しでも遅らせる事は出来ても、後戻りする事はないのだ。2時間経って、また無事に給餌出来る事を喜びとしなくちゃ。

アイン

上手に飲めました

Oct. 19, 2004

昨日悪口を書いたリメイク版『ロリータ』だが、目で見て納得出来るようにスチル写真の画像を加えてみた。興味ある方は、昨日の「猫雑記」をチェックして下さい。別の使われ方をすれば、あの女優だって悪くないとは思うのだが、くどいようだがロリータには見えない。

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