みーちゃん

カーペットの上

Oct. 27, 2004

2004年10月27日 水曜日

午前中は生活クラブ生協の配達と、追加で取り寄せた押し寿司が届く。今回はマグロの漬け寿司とサーモン、そしてやっぱり生さば寿司の組み合わせで3本注文した。昼に早速食べようと思っていたのだが、こうちゃんも私もどうにも体調が悪くて食べられそうもない。寝不足からくる疲労なのだと思う。1時間おきの強制給餌は、2時間おきだった時よりも2倍以上大変だと感じる。だけど「出来ますか?」と聞かれたら「やります」と言うしかない。嫌々ではなく、ジーコの為だったら喜んでするよ。

夕方やっと意を決して風呂に湯を張り、シャワーではなく入浴した。身体に疲れと冷えと凝りが溜まっているのが解かる。松葉の入浴剤を入れ、身体がふやけるどころか溶ける位浸かった。「やっぱり風呂は気持ちいいね」「毎日入ろうね」と言い合う。でも絶対にそんな事はあり得ないだろうと、二人とも解かっているのだ。入ればいつも言うセリフなのだから。

しかし疲れるね、風呂は。だから嫌いなんだ。シャワーより時間も掛かるし。次は何時入るだろうな。本当は毎朝ゆっくり入って固まった関節や筋肉をほぐし、バスローブのまま半熟卵にキャビアを乗せたのを食べながらシャンパンを飲み、午前中は猫たちとトロトロとうたた寝して過ごしたい(それではオハラショースケさんになって身上つぶすだろうな)。

しかしオハラショースケだと言われても、今日は仕方ないかも知れない。入浴後には取り寄せた押し寿司を食べて、フォションのアイスクリームを食べた。フォションのカップのアイスクリームが幾らで市販されているか知らないが、近くのスーパーでは175円で買える。ハーゲンダッツのカップも同額だ。こちらはコンビニでは250円すると記憶しているから、随分と安く買える訳だ。

もちろんアイスクリームなど食べなくても良いのだが、更年期になったらアイスなしでは生きられない身体になってしまった。いや、精神的な依存もあるかも知れない。どうも私は意志の弱い人間で、色んなものに精神依存が起き易いような気がする。煙草もその最たるものだ。ニコチンが切れると禁断症状が起きる事が最近では解かっているらしいから、精神依存だけでなく肉体依存もあるようだが。

さて、食べてみての報告をしなければいけないだろう。マグロの漬け寿司は美味しかったけれど、正直言うと鯖寿司に比べるとあまり感激しなかった。マグロは良いものを使っていると思うし、味付けも良いは、大葉とガリを刻んでほんの少し挟んだものが風味も良い。

しかしマグロのような血の多い魚は、ご飯に乗せて時間が経つとドリップが出てご飯に染みてしまう。これは通販ゆえの弱味だろう。

思えば、マグロの漬けは、自宅でも素人が美味しく作れる。解凍した安物のマグロの赤身でも、漬けにするといい按配に身が締まるのが嬉しい。やはり自作のヅケ丼が一番だと改めて思った。

そして同時に取り寄せたサーモンの押し寿司は、美しい色の肉厚で脂の乗ったトロサーモンで美味しかったのだが、脂が強いせいか、これだけ厚いと飽きるような気がする。脂の強い魚は大好きなのだが、ぶー子さんも言っていたけれど、鮭は焼いたのが一番美味い。

いや、それは鮭に限らない。魚は生よりも、焼いたり炙ったりした方がずっと独特の香りは立つし、美味しい。エビ・カニ・貝類もそうだ。生だからこその甘味や旨味もあるし、どっちが優れているという事ではないのだが。


しかし今回の押し寿司騒動の結果としては、生さば寿司が一番だという事です。でもこれは私個人の好みの問題でもあるので、兎に角どこにもない位ゴージャスではあるし、丁寧に作られた熟練の味を一度は味わってみて下さい。誠実な対応をしてくれる若いハンサムな店長を、私は今後も応援して行きたいと思っています。



みーちゃんはケージの外にも馴れて、あちこちで寛いでいる。小さなケージの底板を取り去り、一人用のホットカーペットの上に置いたものに毛布を被せて簡易コタツとした中にも、気に入って入ってくれている。去年の冬までは外で過ごしたみーちゃんがコタツに入っていると思うと、それだけでとても幸せな気持ちになれる。うちに来てくれて有り難う。

モアにもコタツを作ってあげたいが、モアは所構わずオシッコする癖がまだ抜けない。オシッコされるのはまあ構わないのだが、この場合の問題は、モアがケージの外ではなかなか安心出来ないという事だ。巨体に似合わず気の弱いモアは、他の猫の居る部屋ではトイレもおちおち使えないらしい。ケージの扉を開けてやると、自ら走って戻ってしまう。

これでは運動不足でますます太ってしまう。私かこうちゃんが1階の猫部屋に下りている時は、なるべくモアを出して付ききりで遊ばせている。ジャムほど重たいモアは、ドカドカと気が狂ったように走り、他の猫たちを追い散らすような逃げ回っているような、とても不思議な行動をとる。カワムラ部屋は特に家族意識が強い連中なので、モアはどうしても入って行けないでいる。

とてもおとなしくて人間には従順で可愛い子なのに、猫は嫌いみたいだ。

でももう個室は無い。一番広い部屋に居て貰うしかない。ごめんね、モアちゃん。

いつかは猫たちにも馴れるよね、いつの日かは。うちで暮らす以上は、それがアンタの為なのだからね。みーちゃんもモアも、いきなり拉致されてうちに連れて来られて、大人猫だけに戸惑いも大きかったと思うけど、アンタたちの事は私が一番大切に思って愛しているんだから、私の傍に居る事がアンタたちの運命でありお仕事なのよ。諦めてね。

モア

ダイエットが必要

Oct. 27, 2004

ジーコが今日は2度激しく吐いた。白く泡立った胃液を少量。吐き方が激しい割に、キドナは既に吸収されているらしく、あまり吐けないのだ。少しでも毒素が薄まればと、吐いた後はタンポポ茶を飲ませる。

本当はどうすれば良いのかなんて解からない。それはもう、獣医にだって解からないと思う。出来る事を、慎重に試してみるしかないのだ。


兎に角、明日は朝一番で病院に連れて行こう。少しでも楽になるよう、輸液だけでもして貰おう。

まだ10月だというのに今夜はかなり冷え込みそうだ。部屋のオイルヒーターだけじゃなくて、ジーコの傍には湯たんぽを置こう。

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