ガラ

ガキは暑がり

Nov. 13, 2004

2004年11月13日 土曜日

新しい湯たんぽは1個はジーコの寝床に、2個はカワムラ部屋のコタツの中に入れる事にした。ホットカーペットにテーブルを置き、毛布を被せた即席コタツなのだが、電気で温め続けていると乾燥し過ぎてしまうだろうと懸念して、湯たんぽを入れておく事にした。

カワムラさんは年寄りなので、コタツの中がお気に召したようだ。コタツの中には、テトもリマも入るし、たまにガラも入っている。しかしガラは毛が長いせいか、あるいは子供のせいか、直ぐに暑くなって出て来てしまうようだ。

そう言えば、私は子供の頃から運動量が少なくて寒がりだったので年寄りと一緒に一日中コタツに首までもぐって絵を描いていたけれど、妹はみんながコタツに入っている時も一人だけ離れた場所で床柱に寄りかかり、何が楽しいのか足をバタバタさせていたのを覚えている。ガキは寒くないのだと、その時初めて知った。

妹の名誉の為に言っておくと、今ではすっかり寒がりの大人になり、足も意味なくバタバタさせたりはしていない(と思う)。

ガキ猫が暑がりだという事と、赤ちゃん猫が保温が大切だという事と勘違いしないで戴きたい。まだ毛が充分に生え揃わないうちは裸の状態に近い。ガラはそんな月齢ではない。もう避妊も済ませた、立派な若猫だ。子供の日を誕生日に定めたので、もう生後6ヶ月はとっくに過ぎた。まだ痩せているが、大きさはテトと変わらなくなってきている。テトが小さ目なのだが、ガラは洋猫が入っているせいかうんと大きくなりそうだ。

みーちゃんは小さな簡易コタツが気に入っているので充分暖かいし、ぶーちゃん部屋にはレンジでチンする湯たんぽを3個置いている。それとは別にコタツもあるし、そもそも長毛連中は暑いのか、この程度の寒さではまだコタツには入らない。チンする湯たんぽはレンが前足を乗せてくれているだけで、ぶーちゃんとタムには無視されている・・・と言うより、何か「悪いヤツ」ではないかと警戒されているようだ。バカタレ。
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今日は朝から大忙し。8時まで色々と頑張った後、2時間近くは仮眠をとれた。「仮眠」と言うからには、「本眠」があって然るべきなのだが、その「本眠」にしても4時間寝られれば御の字だろう。72時間位の中で仮眠を2回、本眠(勝手にこんな言葉を使い続ける)を1回とる感じの日々だな。何度も言うが、私だって本当は寝るのが大好きなんだ。連続12時間だって眠りたい。

10時半近くに鈴木さんが、猫トイレ用の新聞紙をたくさん持って来てくれた。茶輔のワクチンの為に、マツモト先生の病院に連れて来た帰りだ。念願の「噂の茶輔」にやっと会えた。

茶輔はうちのテトとほぼ同じ頃に生まれたと思われるのだが、テトよりずっと重たくて身体つきががっしりしている。「身体つきはイオちゃんそっくりですよ」と鈴木さんは常々言っていた。なるほど固太りしている。短くて可愛いカギ尻尾もそっくりだ。

お茶を一杯飲んで貰う間は、茶輔をコンテナキャリーに入れたままで待たせてしまって可哀想だったのだが、後から聞くと、帰りの車の中では腹を上に向けてぐっすり寝ていたと言うから大物だ。流石は純正茶トラ。ここに「白」が入ると、マルコやぶーちゃんのようにビビリになるのかな。カワムラさんは・・・う〜ん・・・。
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午後はニシムラ&ゆ〜さんのマンションへ行った。こうちゃんには猫たちのお世話をお願いして、二宮清純似の和田テッちゃんの送迎で行って来た。ま、里子を仲介したアフターケアといったところかな。

愛しの椋ちゃんにも会えたし(但し「シャー」されたばかりか、パンチまで繰り出されてしまった。捕獲器で捕まえた事をまだ覚えているのかしら・・・しくしく)、すっかり大きくなった伸と巴とも再会出来たし、陽ちゃんと株の可愛い盛りも見られて満足。

ゆ〜さんが几帳面なのかニシムラが掃除好きなのかは判らないが、マンションの各部屋はいずれもシンブルに清潔に片付いており、いかにも快適そうだ。しかも交通至便、買い物至便、眺望良好、築浅、オートロック、玄関ポーチ付、フローリング・・・と不動産物件の好条件がぞろぞろ揃っている。あんなマンションもいいなあ・・・。
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夕方帰宅して、晩ご飯を済ませた頃から頭痛がまた酷くなる。鎮痛剤なしではとてもいられない。PCのモニターなどとても見る気が起きない。時折メールだけは落としておくが、返信も出来ない。やらなければならない事は山積しているというのに、こんな風では困った。

猫の幸せの為にも飼い主が元気で長生きしなければ駄目だと「説教」する人がいるが、そんな事は百も承知だ。一体、私にどうしろと言うのだ。私が猫への責任も省みず、ただ破天荒に無茶で不摂生な生活をしているとでも思うのだろうか。私だって考えに考えて行動しているのだ。心配しているような事を言っておいて、返事が遅いと文句言うのはどういう事なのだろう。

これを読んで「私のこと?」と思う貴女・・・違います、貴女の事ではありませんので、どうかお気遣いなさらないで下さい。

レン

湯たんぽ愛用者

Nov. 13, 2004

今日ご紹介する写真は、下半身が不自由な「にゃーぶー」ちゃん。この見事な毛並みと大きな顔は、うちのちぶーちゃんと双璧だろう。性格も似ているかも知れない。

以下は、今日掲示板でるなすけさんが書き込んで下さった内容の抜粋です。これを読んで私は、色んな思いが胸にこみ上げたけれど、今こうして幸せに暮らしているにゃーぶーを見る事が出来て、とても嬉しい。

    交通事故に遭い、雑巾のようになっていたにゃーぶーを連れ帰ったのは今年の2月でした。

今はすっかり元気になったにゃーぶーの話をしたり、いろんな人に写真を見せまくっていたことから(親ばか)「この子、知ってるわ〜」という方が現れ、にゃーぶーにずっと餌をやっていたという人と対面しました。

なついてきて可愛かったので餌をやっていた、とその人は言いました。去年の2月に、大きなけがをしたので病院に連れていった時に血液検査をすすめられ、白血病キャリアであることも知っていたそうです。家に入れてやりたかったけど、先住猫がにゃーぶーを怖がるし、ノミや病気が移ったら嫌だったので、家には入れずに餌だけあげていたのだと。

ずっと姿を見せなくて心配していたのよ、とその人は言いました。

病気やワクチン、避妊去勢について、もっと話をすべきなのだとわかっていましたが、どうしても冷静に長時間の話をすることができませんでした。怖がりのにゃーぶーが、その人をまだ覚えていて大人しく抱っこされたのを見て、いじらしくて胸がつまりました。

けど、にゃーぶーは最初からうちの子だし、これからもずっとうちの子です。去年2月からの1年間を外で暮らしていて、交通事故にまで遭ったのに発症しなかったことを、今はただ神さまに感謝しています。

驚いたのと気が動転しているので、支離滅裂な文章になってすみません。それでも、改めてにゃーぶーをもっともっと幸せにしたいと思い、決意をここに書かせていただきました。これからもにゃーぶーをよろしくお願いします。

掲示板から「勝手に永久保存版」
にゃーぶー(♂)

撮影:るなすけさん(神奈川県)


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