アイン

頑張る

Nov. 23, 2004

2004年11月23日 火曜日

勤労感謝の日らしい。自慢ではないが(自慢かな?)、一年365日不眠不休で働いている感覚だ。しかし、これは極めて「ダサい」やり方である。古いタイプの日本人は「不眠不休」だとか「不撓不屈」だとかの精神で頑張る事が好きだが、もっと効率良くスマートなシステムを開発出来れば、ちゃんと休んで楽に効率良く課題はこなせるのだろと思う。私にその力がないが為に、ただひたすら精進するしかないというだけだ。

結論。私には実力がないので、人より何倍も頑張るしかないという事だ。
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昼頃、古新聞をイノウさんが持って来てくれた。玄関前で電話してくれるか、クラクションを鳴らして到着を知らせてくれるよう言ってあったのだが、全くその必要はなかった。彼のSTiが路地を曲がって来るあたりから、既にうるさいエンジン音が轟いていた。流石の実力・・・何の実力だ。

イノウさんの運転で、近くの馴染みのうなぎ屋に行く事にした。鰻は久し振りだ。と言っても、多分1ヶ月振り位かな?

こうちゃんが私の事を「365日、朝・昼・晩ウナギでも良いんだよね?」と言うが、幾ら私でもそんなに鰻ばかり食べたくない。せめて365日、毎昼食に鰻・・・という程度にして戴きたいものだ。

イノウさんはご飯を食べるのが遅い。それはラボで頻繁に一緒に弁当を食べていたので知っていた。今日も、3人の中では一番遅かった。しかしうな重の場合は、仕出し弁当の場合よりずっと速く食べていたように思う。その理由を検証する。

さて、以下の3つのうちどれが正解でしょう?
 1.うな重は仕出し弁当よりずっと美味しいから食が進む
 2.うな重はご飯が剥き出しになっていないので、米粒を数えながら食べる事が出来ないから
 3.さっさと食べないと、既に食べ終わったカワグチさんに横取りされてしまうから

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昼にご馳走だったので、夜はあっさりと済ませる。かけ蕎麦に天カスを乗せたものと、ハムサンド。小松菜の煮びたし。変な取り合わせだが、ありものをせっせと食べないと傷んでしまう。食べ物を捨てる位、切ない事はない。明日からは、干物をせっせと食べる事にしよう。

ジーコ

静かな日々

Nov. 23, 2004

アインは数日前に命の灯が消えそうな位に弱っていたのに、今日もお客があると頑張って起きて来ていた。人間とお客が大好きなんだから・・・でも、やっぱり出来るだけ安静にさせておこう。無理矢理ではなく、安静にしていたくなる環境作りをしてやるという意味で。

ジーコは強制給餌を最近また酷く拒絶するようになっている。自発的に食べない限りは、強制的にチューブダイエットを入れるしかない。放置する事で、肝臓はどんどん悪くなるのだから。と言っても、死んだ肝細胞が復活する事はないと言われている。如何に残った部分を活性化させられるだけだと。ジーコのレベルは、もはや肝炎だとか肝硬変などというものでは済まなくて、肝臓の殆どの部分が死んでいるらしい。それでもいいから、せめて細く長く保たせたい。生きていて楽しい瞬間を味わって貰いたい。

夜、私が横になっていると、ジーコはアインと私の間に割り込んで来た。静かに目を開いたまま落ち着いていたが、やがてフイと立ち上がって自分の寝床へと行ってしまった。私の為に来てくれたかのようだ。いつも愛情を与えられる一方の「子供」で「末っ子」気質のジーコだったけれど、まるでミュウが乗り移ったかのようだった。

ジーコにとって、とても静かに日々が過ぎて行く。ジャムとマルコの追いかけっこは時々起きるけれど、誰もジーコの世界には入り込めない。ジーコが求めるのはアインと私だけだ。

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