みーちゃん

穏やかな顔

Nov. 25, 2004

2004年11月25日 木曜日

出た出た、回虫。レンのウンコが回虫混じり。回虫がいた割によく太っているけれど、可哀想だったね。タムとぶーちゃんのウンコには未確認だけど、引き続き定期的に駆虫しよう。多頭飼いでは、全員に一斉に駆虫しなければ意味が無い。そして全員の水に、アイオニックシルバーを加えてみている。誰かに必ずいるのだ、カンピロが。数日続けてみよう。
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殆ど寝ないまま、午前10時に家を出る。昼の買い物をしてから、実母を日吉の駅で迎える。午後1時の歯科の予約前に、うちに連れて来て昼食という段取りだ。東急に車を置き、そのまま1階の食品街で買い物をする事にした。ローゼンハイムのランチセットを3個買う。2つはハンバーグ、1つはグリルチキンで、付け合わせはほぼ同じ内容。ご飯がサフランライスだったりチキンライスだったりの違いはあるが、味付が薄いので色は違っても殆ど同じようなものだ。

久し振りで会う母は、もはやお婆ちゃんだった。一般的に見れば綺麗なお婆ちゃんだが、あれだけ美しかった母の変容には些かショックだ。ま、前回会った時にも同じ感慨を抱いたのだが、滅多に会わないものだから会う度にショックを受ける。娘が47歳にもなるのだもの、母親はお婆ちゃんで当然なのだが、美人ほど年齢による衰えは悲しい。晩年のイングリッド・バーグマンの衰えを思い出す。

私とて、30代までは若くてまだ綺麗だった(はずだ)。しかし10年も経たずに、女ではなくなってしまった。その事を思えば、母などはまだ60歳位までは充分に綺麗だったから、やはり美しい人の方が長持ちするのかな。ま、自分がどうありたいかというイメージの持ち方の差でもあるな(という事にしておこう)。

12時半には母を歯医者まで送り、午後6時には「今、着いたよ」と実家から電話があった。次回は12月13日に治療に来ると言うから、また会えるだろう。私が実かに帰る事は当分有り得ないだろうから、せめてこういう機会に多少の親孝行はしたいと思う。

そう思っているのに、会うと何故か何となく抵抗を感じる。親の衰えを見たくないと言っていた父親の言葉が実感出来た。それは「ずるい逃げ」だと思っていたが、感覚としては解かるようになった。その父親とて、何とか生きている病人であり、かなりの爺さんなのだ。父親は当時の人としては結婚が遅かったし、何たって長女が47歳だもの(しつこい)、爺さんで当然なのだが。
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夕方、ジーコを病院に連れて行った。私達の前に、患者は一人だけ。しかし重篤な状態なのか、結構時間が掛かっていた。やっとジーコの番になり、体重を量り、体脂肪と黄疸の状態を診て貰い、輸液と注射をして貰う。体重の減少は見られなかった。

強制給餌を嫌がるものの、たっぷり時間を掛けてちゃんとキドナを必要量飲ませているから(しかも1〜2時間おきだよ、24時間昼夜を問わず)、これで減っていたら大変な事だ。しかし最初に診て戴いた時には、あと数日の命かも知れないと言われた事を思うと、立派に生きていると思う。

しかも今日は行き帰りの車の中でも待合室でも、ジーコは一杯鳴いた。我が儘を言うようになれば大した元気だ。ジーコに生命力が残っている事を信じて、また私達も頑張るだけだ。生きていて欲しい。みんなの陰に隠れて、存在感を充分に主張出来ずにいたジーコだけに、今やっと命懸けで主張しているのだろう。足りなかったかも知れないものを取り戻させたい。だから人並みになんか寝てはいられないのだ。私達の時間と手間を、ジーコにもっと与えなくては。それは私達の自己満足の為かも知れないけれど。

きっと私達の気が済むまでは、ジーコは頑張って生きて介護させてくれるのだと思う。ミュウが付いているもの、ジーコはミュウの判断に委ねているのだとも思う。そして私達はなかなか気が済まないかも知れないけれど、バランスの良い判断が出来るようでありたいと思う。
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みーちゃんは、ウンコの前と後に「ひゃ〜、ひゃ〜」鳴くようだ。ぶーちゃん部屋で新聞紙を裂いていると、意外にひょうきんな鳴き声が聞こえて来るので、「どうしたの、みーちゃん?」と、遠くから声を掛ける。3室は隙間のある格子戸で区切られているので、空気や声や臭いは筒抜けなのだ。一緒に居るこうちゃんが「ウンコだよ」と言う。

こうちゃんはみーちゃんのお気に入りだけあって、良く事情が解かっている。私の方が付き合いが長いのに、私の事は相変わらず「隙を見せると、何をされるか解からない」相手と見なされているようだ。みーちゃんたら、こうちゃんの足にスリスリして可愛い声で鳴くのだ。どうも三毛猫は、男好きかも知れない。

しかしルスは、同じ三毛でもあまり男好きとは思えない。むしろガラやテトを我が子のように慈しみ、母性の塊のようだ。「フルルルル・・・」と奇妙な鳴き声をさせて一人で走り回り、コタツの毛布をめくるとガラかテトを抱いて寝ている。なんて可愛い奴らだろう。

リマは、やっぱり母親というよりは格好の遊び相手のようだ。面倒見良く、いつまででも相手をしてやっている。

リマのお陰か、ガラは力加減を覚えて来ているようで、私の手にキックしたり噛んだりする時も、あまり痛くしないようになった。猫の教育は猫に任せるに限る。かつて噛み猫ペリーを、見事にイオが教育したように。しかしペリーとテトは、ペットボトルの湯たんぽを噛んで穴を開け、水浸しにしてしまった。私達を噛まない代わりに、何かを噛まずにはいられないのか。

私達が夜中にトイレ掃除をしている間、ガスファンヒーターもつけているのだが、カワムラさんはコタツから出て来て、ヒーターのまん前を陣取る。コタツの下に敷いたホットカーペットが暖かいし、コタツの中には湯たんぽも入れているのに、一番良い場所はカワムラが真っ先に占領するようだ。1階の最古参だし長老だから仕方ないか。

一晩中ファンヒーターをつけてる訳には行かないので、2時間程で消して、後はスポット暖房だけにする。湯たんぽがもっと欲しいが、ひっきりなしに湯を沸かしているようで忙しくて敵わない。やはり「オンドル」が一番いいね。

モア

デブ

Nov. 25, 2004

強制給餌を嫌がるジーコだが、日に一度、酵素(ダイジェストエイド)を加えた時は、あまり嫌がらない。どこの猫たちもこれをフードに加えるとバクバク食べると報告を聞いているから、きっと美味しいのかも知れない。良いものをお勧め出来るショップがやれて良かった。

ついでに言うと、思い切って数日前からコロイダルシルバーのハイポテンシャル液を日に一度加えているのだが、実はその効果を感じている。ジーコが動くようになった。目の力もある。医者の薬は日に2回、ダイジェストエイドとコロイダルシルバーは1回ずつ。いずれも加えない時には、プロポリスを加えている。どれが効いているのかは不明だが、どれも効いていると思うのだ。

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