アイン

逆さで見つめる

Dec. 10, 2004

2004年12月10日 金曜日

「くぇ〜 効くぅ〜」

と言っているのは、和田し馬鹿ぶー子宅のお松。テッちゃんの『ごろすりPhoto』から黙って失敬して来た写真と台詞だ。

昨夜から一睡もしていないので、今日はユンケルを飲んだのだ。そしたらバリバリに効いたよ。眠気も疲れもぶっ飛んだ。まるで覚せい剤だ。覚せい剤、打った事はないけど。

そんな私の気持ちをお松が見事に表現してくれていたので、つい拝借してしまった。テッちゃん、ごめん。但し、お松が「効くぅ〜」と言っているのは、多分「酒」飲んだ後の一言だろう。名前も渋いが、言う事も渋いね、お松ちゃん。まだ子供のくせに。

それにしても昨夜はあれだけ憔悴していたと言うのに、今からフルマラソンにでも出られそうな位に元気だ。勿論そんな無駄なエネルギーは使わないけど。よし、新聞でも裂こう。
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ジャムは2階のみんなの天敵のように傍若無人な振る舞いを繰り返していたのだが、やはりこうちゃんや私を独占したい気持ちが強まっているようだ。満たされるとギャアギャア言わなくなり、アインにそっと寄り添って眠ったりもする。

アインも、いつものジャムの雰囲気ではない事が解かるのか、尻をくっ付け合ったり、尻尾を足に絡ませたりして寝ている。

右の写真は、アインの後ろ足にジャムの尻尾が巻き付いているところなのだが、アインの後ろ足よりジャムの尻尾の方がずっと太い。尻尾にすら見えないところが恐ろしい。いや、もはや猫とは思えない。

この尻だけ見たら、アザラシかトドだ。しかし顔は世界一可愛い。流石、私がお腹を痛めて産んだ子だけの事はある。あ、いや、アザラシに見えるところがじゃなくて、顔が可愛いというところだよ。失礼な。
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【Live Cats】の取次で、色んな方と猫との生活を垣間見させて戴いている。その中で、私がここ日吉に越してくる前に住んでいた西新宿のマンションの直ぐ近くで、ご自分で保護した猫を飼っている方との出会いがあった。今では山手通り拡張の為に取り壊されて存在しない私達の住んでいたマンションの事も、その近くの路地裏の事もよくご存知だった。そしてまさに、その近くで保護した子を飼って下さっているのだ。

色々とお話をしているうちに、懐かしい彼の地の思い出がどんどん甦った。マンションの前の歩道の街路樹は『槐(えんじゅ)』であった。私の部屋は3階だったので、槐を僅か眼下に見下ろす状態だった。

毎週、日曜日にはおにぎりとワイン、厚手のワイングラス、サラミ、チーズなどを竹の籠にたっぷり入れて、こうちゃんと中央公園にピクニックに行った。芝生の上で、たくさんの人たちが寝そべっている。もちろん何か食べている人もいる。

私達はワイン1本飲み終えるまで、ゆっくり時間を過ごした。猫はまだミュウとアインとジーコしかおらず、いずれもまだ1歳前後で健康そのもの。私達も休日は暇だったのだ。夢のような過去の思い出だ。もうそんな長時間、外に居る事は出来ない。ワインだって二人で1本も飲んだら、今は多分寝てしまうだろう。

あの頃は、何を話していても楽しかった。恋愛期間とは概ねそんなものだろうが、こうちゃんとは特に話題も感性も合って楽しかったのだ。過去に2度の結婚の失敗がある私が言うのだから、間違いない。今も話せば楽しいのだが、あまり座って向き合ってゆったり話をする時間が持てない。だから私の背中に声を掛けて「トイレ行ってから下へ行ってぽんぽこ」などという会話になるのだ。

ジーコ

頑張る

Dec. 10, 2004

ジーコは昨日も今日も、トイレでウンチしようとして激しく吐いた。吐いたものがとても臭い。ツンとする刺激臭がある。ジーコは苦しいだろう。だけど頑張る。病気でも生きる「スーパー・キャット」を目指して。

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