ガラ

イメージガール?

Dec. 12, 2004

2004年12月12日 日曜日

朝から時折雨がバラバラと降っている。昨日は暑い位に晴れていたのに。千葉県から遥々横浜まで出て来てくれていた人たちもいたので、忘年会当日が好天で良かった。あれ位のお天気だったら、冬でも外でピクニックが出来そうだ。むしろ真夏では暑過ぎるから、風の無い晴れた日に公園か河川敷でやりたい。

ピクニックは楽しい。外で食べると、同じおにぎりや簡単な料理でも美味しく感じる。かつて中目黒に住んでいた頃、たまに多摩川まで行って釣りをしていた。釣りはそれなりに楽しいが、実はどうでも良かった。そこで食べるおにぎりや卵焼き、ビールが美味しくて楽しみだったのだ。思えばそれが私にとってのピックニックの起源だった。

そして時が過ぎ、離婚したり転職したり2度の転居を経たりしてから、西新宿でのこうちゃんとの毎週のピクニックだ。ご馳走の必要はないけれど、外での飲み食いと二人でのんびりと過ごす事にすっかりハマッてしまった。

日吉に越して来たら、家の裏が小さな公園だった。折しも桜の季節でもあったし、4人で外で食べませんか?と姑に言ってみたら、そんな事していたら頭がおかしいと思われるわよ・・・と真顔で言われ、それきり実現しなかった。

その後は次第にドロ沼化するばかりの地獄の2世帯同居生活が10年余り続いて、干渉のきつい「家」からの「逃げ」として仕事に時間を割き、私には心の余裕が全くなくなった。ミュウとアインとジーコは、その犠牲になっていたと思う。もっと長く一緒にいてやれず、本当に申し訳ない事をした。悔やんでも悔やみきれない。

今は別の理由で時間にも体力にも余裕がないけれど、ストレスの宝庫だった同居生活と宮仕えがなくなったら、随分と心に余裕が出来た。またピクニックをしたい。こうちゃんと一緒だと2時間と家を空けられないのがネックなのだが。
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NHKの大河ドラマ『新選組』最終回・・・重たい気分で観た。観たくなかったけれど、観ておいて良かった。良い終わり方と言うのか、良い演出で終わったと思う。斬首される直前の近藤勇の最期の言葉が「トシ」だった。

だけど、あんまりだ。薩長も徳川も、ただ一人の男に全てを押し付けて処刑してしまったなんて。それではまるで、人間たちの罪のを背負って処刑されたイエス・キリストだ。さぞや無念だったろうと思ったけれど、自分が死ぬ事で果たせる重要な役割を自覚していたのだろうから、それはある意味目的を全うした死に様だったのかも知れない。今の世の中でそのキャラクターは再評価され、その死を悼む人たちがちゃんといるのだから、草葉の陰で笑っていて欲しいと思う。立派な武士だったんだね、近藤勇。私は大好きだ。西郷は嫌い(好きな人にはゴメンね。でも好き嫌いは誰にでもあるから仕方ないよ)。
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ゴマは、私が仕事をしている間中ずっとモニターの上で寝ているのだが、足を大きくはみ出させていて、「ちょっくらゴメンよ」とその足を退けても、また直ぐに足を突き出して来る。私は子供の頃からの筋金入りの「先端恐怖症」なので(多分、眼精疲労の為もあるのだろうが)、目の前にゴマの細い足が突き出ていては目に恐くてムカムカ気持ち悪くなる。

ゴマの足に別段おかしなところはない。ただ単に私が、棒状のものや先の尖ったものがこちらを向いているのがとても苦手なだけだ。先端恐怖症の人でないと、この恐さ(精神的な恐怖という意味ではない)と言うか気持ち悪さは解からないだろうが、居ますか?先端恐怖症の方・・・。

ゴマ 足が邪魔
Dec. 12, 2004

あ〜もう、トイレに入ろうとすると必ずこうちゃんが入っているんだから!

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