マルコ

ここも好き

Dec. 27, 2004

2004年12月27日 月曜日

今日も朝から一日中・・・羊の毛を刈っていた訳ではないが、何やかやと忙しかった。先ずシルバーアロエジェルとハイポテンシャル液の入荷遅れについて販売代理店であるアクシスから電話があり、輸入元が今日入管の手続きをした際、商品が含まれていない事に気づいたと言う。そんな間抜けな話があるだろうか?普通、出荷すればInvoiceを送ると思うのだが。

急ぐので今回だけ特別に航空便で仕入れて貰ったのにも拘わらず、どういう訳か入荷に大変時間が掛かり、しかも再度遅れた入荷予定日に肝心の商品が入っていなかったというのではどうしたものか。米国側のエージェントも、普通であればこんな事があればペナルティのはずだ。

取扱商品として掲載している以上は、「こんなに出るとは予想出来なかったので品切れです」とは言ってはいけないと思う。

しかしアクシスはとても誠実に対応してくれているという亊と、輸入元とアメリカのエージェントは大変のんびりしたビジネスをしている事だけは解かった。

明日の回答を待つしかないのがもどかしい。デリバリーのミスは一番苛々する。しかもこれはミスとは言えない。全体から見れば取り扱いが少ない商品だからと言って、こんなお粗末な経緯では、お客様を馬鹿にしている事になる。何とか年内に発送出来るようにして戴けるよう、明日の朝また交渉する予定だが、頭が痛い。人任せにするしかなく、その「人」がアテにならないというのではどうしようもない。私も苦しいが、アクシスさんも苦しい立場だろう。

アメリカ相手の取り引きは、よほどきちんと指示を出して実行させないと駄目なんだよ・・・とこうちゃんも苦い顔をして言っていたけれど、ロットが小さなものだけに立場が弱いのかも知れない。

明日の結果次第では、お客様にお詫びすると共に、入荷待ちのもの以外はたとえ送料が別に掛かっても、お客様以外のどこかが負担して別送すべきだろうと思う。私が負担してもいいよ、これは損得の問題じゃない。信頼関係の問題だもの。それにしても、とほほな経緯だ。

しかし製品がとても良いものだけに、諦める事は不可能だ。今後このような事がないよう予防線を張ると共に、私も一人のユーザーとしてはやはり得意の「まとめ買い」をしておこうと思う(私だって一応定価で買うんだよ)。
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朝晩の寒さと乾燥のせいなのか、目をやられている猫が余所の家でも多いようだ。つまり結膜炎で目が腫れたり、目やにで塞がってしまったりしているらしい。マルコだけではなかったんだね。

仔猫に限らず大人猫でも、保護した時にはかなりの確率で風邪をひいている。保護主さんが何度も病院に連れて行き、治療してから里子に出す(あるいは自分で飼う)のだが、カリシやヘルペスといったウィルスは体内に残り、免疫力が低下したり、寒くて乾燥した季節になると再発する事がある。

岐阜の暢子さんと電話で話していると、お互い猫たちの為にだけ早くから暖房をフルに入れ、いつも乾燥防止に気を使っている事を話す。しかしかなり努力していても、わざわざ部屋の中の寒いスポットに好んで行って風邪をひくマルコのようなおバカちゃんもいる。

マルコは、ケージから出ている時は殆ど出窓の猫ベッドの中だ。湯たんぽを入れてやると逃げる。カーテンを開けて室内と同じ温度にしようとすると、丸見えだからジャムに襲われる。こうなったら、出窓全体をコタツ効果にするような改造をしなければいけないかも知れない。しかし新しい仕掛けをすれば、どの猫も興味深々で、特にジャムとゴマは占領したがるのが常だ。

マルコがジャムだけ苦手とするのは、敢えて言うならマルコが悪いと思う。ジャムはマルコが好きで、遊びたいのだ。我が子のように弟のように慈しんでくれたジャムを、ある日突然マルコが拒絶し始めたのだから。でもそういう事もあるのだろうと思うしかない。

マルコはマルコで、色んな事情があるのだろうと思う。そもそもが人に虐待されて大怪我をし、動けなくなっていたところを何日も経過してから保護された時には、その後切断した足の筋肉は蛆に食い尽くされており、飢えきって衰弱が酷かった為に直ぐには手術も出来なかったと聞く。マツモト先生のところで初めてマルコを見た時、ケージの奥でこちらに背を向け怯えていた様子は忘れられない。

ずっとこのままビビリ猫でいるのかも知れないけれど、私とこうちゃんとで必ず目を離さないようにして庇うしかないだろう。弱虫だけど、うちの6匹目と言えばもはや古株なのだから。しっかり頑張れ、マルコ。

ムゲン

里親募集中

Dec. 27, 2004

ムゲンは、どことなくマルコに似ている。とぼけた口元が、特に似ているような気がする。保護されて4ヶ月になろうとしている。すっかり太って可愛いシャムミックスの男の子だ。

保護主は常に締め切りを抱えて寝る時間も無い人気作家なのだが、それでも更に寝る時間を削って愛情を注いでくれている。しかし保護主宅にはケアが必要な病気の子もいるし、白血病キャリアの子もいるので別室で隔離しているのだ。是非、良い里親さんとのめぐり合いが実現して欲しい。

もしも里親募集のポスターを貼って戴ける方がいたら、是非ご連絡下さい。右の画像がそれです。その際にはプリントして郵送させて戴くか、ダウンロードして戴けるようにします。

近々、このムゲンや他の猫たち、そして遠い親戚でもあると判明した飼い主(保護主)に会って来ようという計画を立てている。彼女がオフの日は、年間に何日もない。そこを逃がすと、もう一生会えないかも知れない。たかが半日の外出だが、今の状況で家を空ける事に決断がつかなかったのだが、こうちゃんが「折角だから行っておいでよ」と言ってくれるので、この際甘えてしまおうと思う。あ、いつも甘えているか。スミマセン。

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