ありし日のミュウ
逃げないよ
Jan. 2, 2005 |
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2005年1月2日 日曜日
喉が痛い。風邪かな?そう言えばこの半月ばかり気ぜわしくて、こうちゃんに「ちゃんと飲みなよ」と言われていたのに、つい忙しいと自分の事なんか面倒臭くて、実はずっとプロポリスを飲んでいなかった。
それでも今朝、臆面も無く「喉が痛〜い〜」と布団の中でグズグズ言っていると、心優しいこうちゃんはシリンジで水で薄めたシルバーのハイポテンシャルを飲ませてくれた。
私まで強制給餌されてどうする。
いつ見た夢を「初夢」と定義するのかは良く解からないのだが(注1)、昨夜から今朝にかけて見た夢には、ミュウちゃんが出て来た。
ミュウを車に乗せたまま降りて、車のドアを開けっ放しにしていたら(夢だからこんなバカな事を平気でする)、ミュウが外に出てしまった。恐い。こういう事態が一番恐い。
そのミュウちゃんを捕まえようとしていると、そこは団地の中の草むらなのだが、野良猫が一杯いる。半長毛のサビ猫がいて、背中を撫でると気持ち良さそうに伸びをした。
「この子は連れて帰らなくちゃ」と心の中で思った。
正夢になるか?
いや、うちにはもう新たに猫を入れる余地が無い。解かっている。
だけど私の定義する「初夢」がミュウと野良猫たちで嬉しかった。
醒めた直後はちょっと悲しい気分が残ったけれど、後から考えると頭の中に根強くあるものが夢に出て来るだけなのだろうと感じる。
しかしもう一つの夢は性懲りも無くトイレを探していて、やっとしゃがんでオシッコしようとしたら悪者に捕まってしまう夢だったのだ。
え〜い、験クソ悪い。
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みーちゃん
穏やかな正月
Jan. 2, 2005 |
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今年最初のみーちゃんの写真、とても穏やかな顔をしてくれている。
黒い目やにが大分減った。みーちゃんには触れないから、炎症性の目やにではないとしても、撮影するのに気になっていても、それを取ってやる事が出来ない。
それでも最近、急激に綺麗になってきた。水の容器にコロイダルシルバーを垂らしているせいだろうと思う。
去年のお正月には、ラボまで通ってエサやりをしていたみーちゃんが、今年はうちでぬくぬくと寛いでいる。何と言う幸せ。
そのみーちゃんはちょっとデブになり過ぎてしまったので、昨日届いた「ナチュラルバランス リデュースカロリー」を与え始めた。
これも美味しいらしく、ガツガツと食べてくれた。うちはデブが多いのに、ダイエットフードは与えていなかったのだ。(注2)
みーちゃんは先日、目の前の公園にカラスが異常に集まって騒いでいた日、窓辺に近寄ろうとしなかった。ルスやリマ、ペリーは大喜びで窓辺で「カカカカカ」と声を出して喜んでいたけれど、みーちゃんはカラスが恐いようだった。
思えばゴマも、うちに保護されて来て暫くは雷や犬の鳴き声、カラスの気配、そしてお客に怯えていた。
外で過ごした経験のある子は、外で過ごしたなりの何らかのトラウマがあるのは仕方ないだろう。でも時間の経過とその後の愛情や環境次第で、そんなものはいつしか乗り越えられる事も多い。
人間だって同じだ。
「トラウマ」なんて言葉を楯に、甘えていてはいけない。私にだって50年近く生きていると、人から見れば「もう少しトラウマになっていても良いんじゃないか?」と思われるだろう出来事や傷くらいは幾らでもある。
自分で環境を選べなかった子供時代は尚更だ。でもそんな傷をいつまでも引きずっていられる程、恵まれた状態ではないという事だ。
働かなければ、直ぐにも自分も家族も干上がってしまう。引き篭もりなどしてはいられない。可能であれば、本当は引き篭もりしたいのだけれどね、私とて。 |
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おせちは、今夜でおしまいにした。
最後まで残ったのは、やはり甘いものだった。伊達巻き、栗きんとん、麩まんじゅう、干し柿、お多福豆、棒鱈(これも甘くて固かった)、昆布巻き(これも甘かった)、他にも幾つかの甘い食べ物が残り、賢明に食べたものの、最後はもうこれで限界だと思って若干は捨てた。
食べ物を捨てる程、勿体無くて切ない事はない。高いお重を買ったと思って諦めよう。
今年はお雑煮が一番美味しかった。しょっぱいだけでも美味しいと感じたかも知れないが、塩も醤油も変えたのが勝因だと思う。塩ひとつで、こんなにもまろやかになるものかと驚いた。
今から来年のおせちを頭の中で予定している。
タケノコの土佐煮、手綱コンニャク、五目なます、筑前煮、固めに煮た黒豆、ブリの照り焼き、豚肉の葱巻き、厚焼き卵、そして紅白のカマボコ。たっぷり作って、今年の高い重箱に詰めよう。
ああ楽しみだ。 |
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ぶーちゃん
高い高い
Jan. 2, 2005 |
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今年はまだ、タムの写真が撮れないでいる。実はテトも同様だ。それはそれぞれ理由が違うのだが。
ぶーちゃんも、私一人ではとてもマシな写真が撮れなくなってしまった。いつもペシャンコで同じポーズなのだから。
幾ら「ぶーちゃん!」「可愛いぶーちゃん!」と呼んでも、そんな声に騙されて恐い目に遭わされたら大変!とでも言うかの如く、ペッシャンコで固まっている。
「恐い目」と言っても、ぶーちゃんが遭う恐い目は、爪を切られるとか、ブラッシングされるとか、お尻の毛にこびり付いたウンチを取られるとか、ハナクソを取られる程度の事なのだが。
そもそも大袈裟過ぎるよ、ぶーちゃんは。
という訳で、久し振りでこうちゃんに抱き上げて貰って撮った一枚だ。ぶーちゃんの大きさが伝わるだろうか?
大きくて固くて、石のお地蔵様のようだけど、カワムラさんやみーちゃん、ゴマやガラやモア同様に、自分の餌場から保護して自分で飼える事になった幸せを、目一杯感じさせてくれる猫の一人だ。家に入れた事で、ここまで綺麗に変身した。
時々ぶーちゃんをあやしていて、「ミュウちゃん」と呼んでしまう自分が情けない。大きい猫は皆、どこかミュウを思い出させるのだろう。 |
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