《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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アイン

微笑む

Jan. 5, 2004
2005年1月5日 水曜日

昨日また、こうちゃんがジーコに投薬して噛まれたらしい。

その時は夢中だったので気づかなかったようだが、後で腫れてきた。またしても私が仮眠している時だったので、こうちゃんは気遣ってくれて起こさなかったようだ。可哀想なこうちゃん。



ジーコは一時と比べたら、呼吸が安定しているように思う。

但し排便の時に嘔吐するのが再開した。ちびっとだけウンコして、出て来て激しく吐いて、またトイレに戻って残りのウンコをする。



アインは概ね元気だが、やはり時々吐く。飲ませたばかりのキドナを吐いても大変な刺激臭がするという事は、やはり毒素が高くなってしまうのだろう。



生きているだけでも奇跡的だと言われたのに贅沢は言えないが、吐くのを見ているのが一番辛い。

しかし吐かせない事も大切だろうが、一旦毒素が高まったら、体外に排出しようとする機能が働くのも理解出来る。きっと出してしまった方が楽になるはずだ。

後の水分補給に気をつけてやり、週に一度程度の補液で済むならば良しとしなければいけないのかも知れない。

今朝はとても冷え込んだ。

昨日の昼間は、4月中旬の暖かさだったというから、ジェットコースターのように気温が一気に下がった訳だ。これでは人間も猫も体調管理が大変。



続けて2時間と寝られない生活が何ヶ月も続いているので、こうちゃんも息も絶え絶え・・・目覚ましをかけて仮眠をとるのだが、起きて来るとわざとゼイゼイ言って動いてみせる。

「それじゃあ、まるでシュピルマン(注1)だよ」と私が言う。



かく言う私は、久し振りで出た、顔面神経痛。三叉神経痛とも言う。頬骨の下と目の奥、顎の下に激痛があり、一日あまり喋れず終い。食べるのも辛い。それでも食べるけどね、ちゃんと。



どうしてこうも頻繁に三叉神経痛が出るのか・・・あまりにも原因と思われるものが多くて書くのも憚れるのだが、やっぱり書いておこう。

ひとつには長年付き合って来た「顎関節症」が原因と思われる。

そもそも「顎関節円盤」というクッション材のようなものがズレてしまってなかなか戻らないものだから、それが何となく気持ち悪く、ついつい顎をカキカキと動かして円盤が戻るまで繰り返す。

これは本当に悪い癖で、子供の頃から続いている。どうしてもやめられない。

特に緊張したりストレスを感じている時は、無意識で顎の関節をコキコキと鳴らし続ける。

勤めていた頃は、帰りの車を運転中、たとえ意識しても、そしてとっくに痛みを感じていても、麻薬のようにやめられなかった。

甚だしい場合は、一日中この「プラキシズム」をやっているのだ。異常だと思うけど、どうしてもやめられない。



歯並びや歯の噛み合せは全く悪くないのだが、同じ姿勢を長時間とり続ける仕事の仕方・暮らし方による筋肉の緊張、そしてストレスと緊張が誘発すると思われる「プラキシズム(注2)」が複合的に絡み合って、私のこの「顎関節症」は治る事はないだろう。

この悪い癖のせいで既に顎の関節は「滑膜炎」を起こしているらしく、それが三叉神経痛の一番の原因だろうし、奥歯を1本抜くハメになった顎の骨の退化も、この悪い癖が原因だったのだ。

そこまで解かっていてどうしてやめられないのかと人はきっと不思議がるだろうけど、異常な過密スケジュールで生活する事をやめない限りは、この癖は絶対に治らないと思う。



しかし暇になったらどうなるか?

それは一番のストレスかも知れない。ここまで来ると、もはや軌道修正は出来ないだろう。自分の根源的な欠陥と言うか性分を、自分の意志と努力でで変えられないのだから。

しかしそれに関してはもうあまり時間がないし、目的の為には多少の障害は目を瞑ろうと思っているので、改善する意欲がないように見えるだろうけど、どうかお許し下さい。



その顎関節症が一番長い付き合いだが、他にも原因とされる眼精疲労とシェーグレンがあるのも厄介だ。

眼精疲労からくる筋肉の障害、シェーグレンでリンパが詰まり常にどこかで炎症を起こしている。いずれも三叉神経痛を呼んでもおかしくない。



だから私が頻繁に顔面神経痛で困っていても、呆れずに、或いは呆れながらでも見逃して下さい。

痛いのは私なんだし、痛くとも最低限の事はしますので。

ついでに身体の異常の話をもう一つ。

「巻き爪」にも困っている。

この巻き爪という症状は、女性にはとても多いらしい。ハイヒールのような爪先の細い靴で圧迫され続けるのが最大の原因のようだが、知人にこの巻き爪の手術をした人が何人もいる。

爪が出来る部分を切り取ってしまう手術らしいのだが、一時的にはそれで改善されても、細くなった爪がまた巻いて来てしまうと言う。

爪に穴を開け、形状記憶合金のワイヤーを通して、巻いてしまう逆の方向に負荷をかけて矯正する方法があるのも知っているけれど、残念な事に永久のものではない。爪は伸びるものだから、1〜2ヶ月毎に、付け変えなければならないのだそうだ。


そんな事に時間と金は掛けられないと思った。

そこでミヨコのとった方法を、私も試し始めた。爪の表面を削って薄くするのだ。そうすると、爪の巻こうとする力よりも爪先の皮膚の力の方が勝り、自然と爪が平らになるという原理である。


薬局で爪用のヤスリを買って来た。外国映画で、ナチスの将校がデスクに向かいながら、理不尽な事を言いながら爪を磨いているような、つまりアレである。

どれ位削れば良いのか解からないので、恐る恐る手探りで削ってみているのだが、元々あまり爪が厚くないので、早速薄くなった部分にヒビが入ってしまった。

でも暫くは続けてみる。最近はハイヒールなんか履かないのに、どうして今頃巻いて来ちゃったんだろう、私の爪は。老化現象かな?

今、ちょっと悩んでいる。

今年から「猫雑記」のフォームを変えたは良いが、以前のように写真を大きいまま貼り付けた方が良いような気がして仕方ないのだ。

サムネイルをクリックして大きい画像を見て貰う方が画面全体はスッキリするかも知れないけれど、大きくして見せる画像のサイズによってはブラウザが勝手に縮小してしまうので、そこで画質が落ちる。どうせたいした写真ではないのだから・・・と言ってしまえばそれまでだが。



ならばブラウザの機能で縮小されないギリギリの大きさに大きい方の画像をリサイズしてアップロードしておけば良いとも言えるのだが、誰がどの程度の解像度で見ているかなんて解からないし、自分で「縮小はここまで」と納得出来る大きさにしておきたいのだから困るのだ。


勝手に縮小されると、例えば柱や格子などの直線に近いラインが入った写真などは、そのラインが酷くガタガタになる。折角可能な限り大きなファイルサイズで保管しているというのに台無しになる。


どっちが良いですか?どっちでも良いですか?(注3)

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comments
注1:
『戦場のピアニスト』の主人公「ウワディスワフ・シュピルマン」の事である。

自分が生き残る為にだけ必死で、多くの人に助けられてばかりで、家族も捨て、逃げに逃げて、ついでに言えばかなり間抜けで、観ていて凄く苛々した。私にはつまらない映画だった。それがリアリズムだと言えばそれまでだが。



(注2)
関節をコキコキやったり、食いしばりをする事を「プラキシズム」という。
注3:
たくさんの方からご意見を戴いて、私もやっぱり・・・と納得致しましたので、元の形式に戻しました。有り難うございました。
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