《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ジャム

可愛い寝相

Jan. 8, 2004
2005年1月8日 土曜日

昨夜、あまりの首や肩の凝りと頭痛でギブアップし、うちにあるはずの「ゲルマニウム膏」や「ピップエレキバン」を探したのだが、どうしても見つからない。捨ててはいないので、どこかにはあるはずだ。でも心当たりを探しても無い。

幾ら探しても無いと、それさえ見つけあてて貼れば、この痛みは絶対に治るような気がして来るから可笑しい。そんな事があるはずがないのは解かっているのに。



そもそもこの首の痛みは、10数年前の交通事故で頚椎捻挫したものだ。

その時、私はタクシーに乗っていた。場所は、西新宿の「十二社(じゅうにそう)池の上」あたりだ。(注1)

片側2車線の道路で、私の乗ったタクシーは次の信号で右折して貰うから右の車線を走っていた。左の車線にも車がいたのだが、その車と後ろから無理に車と車の間に入って追い越しをかけようとした大型バイクが接触した。

「あ、バカヤロー」と私の運転手が言ったかと思ったら、隣の車と接触したバイクがこちらの車の前にヨロヨロと出て来た。

運転手が急ブレーキを踏んだ。幸い追突はしなかったものの、その急ブレーキで首を傷めたらしい。



その時は、仕事に戻る途中で大変急いでおり、とてもじゃないが事故処理の検分などに付き合えないと思って、私の運転手に言われるままに名刺を渡して立ち去った。会社までは、もう歩いて5分足らずの所だったから。


その時はどこも痛くなかったし、後日新宿警察署から会社に電話が入り、事故届けを出しに来てくれと言われても、忙しくて行けないと言って「体と仕事とだっちが大切なんですか?」と叱られたりもしたのだが、兎に角半端じゃない忙しい日々だったのだ。

仕事だけで言えば、今よりも忙しかった。今は猫のお仕事で忙しいけど。



しかし、あの時ちゃんと事故届けをして、相手の保険で治療しておくべきだったかな。

その後首はどんどん痛み始め、立派なムチ打ち症となったが、もはや後の祭りだ。

自費で色々と治療に通ったけれど、はかばかしい効果はなかった。疲れれば痛み、低気圧が来れば痛む。首は右に回せなくなり、目や頭も痛くなる。



どうです、私って痛いところの宝庫でしょう。

しかも首から上に集中している。

テレサ・ちんは言う。「人ってねえ、悪いところが痛くなるのよ」と。

ここで言う「悪い」という意味は、病んでいるという事ではない。「顔が悪い」「頭が悪い」という意味の「悪い」だ。年がら年中頭と顔が痛くておとなしい私は、グウの音も出ない。くそ〜。



兎に角、首も肩も背中もバンバンに張っているし、鎮痛剤なしではいられないような頭痛が続いているし、相変わらず顔面神経痛は存在を忘れられないように居座っている。

痛いところだらけの毎日で、大変に不愉快である。


但しこの神経痛は若干勢いを弱めているようだ。

それは、出来るだけ顎をカキンカキン鳴らさないでいる賜物だと思いたい。今は、ついやっちゃっていたみたいだけど。

今夜は買い物に行く気力がなくて、余りモノで炒飯。

具は長葱、卵、ザーサイ、キムチ。チャーシューもあったのだが、そんなに色々と入れなくてもいいや、と次に回した。節約、節約。

そして明太子をトッピングしてみた。メチャクチャ美味しい。

向こうに霞んで写っているのは、ビールと大根の甘酢漬けだ。何と安上がりでシンプルな晩ご飯。

だからもう、今はおなかが空いて仕方ない。1階の猫たちの世話が終わったら、また何か作って食べないと飢え死にしてしまう。
今日届いたばかりのカップで、ミルクティを飲んでみた。

見た目は湯呑み茶碗のようだけど、250ミリリットルはたっぷり入る。

この大きさがないと、ミルクティやカフェオーレ、或いは氷を入れて飲む冷たい飲み物には適さないのだ。言わば、和風のカフェオレボウルのようなモノだね。

カップの縁の口当たりが絶妙で、安い紅茶でも美味しく感じた。但し美味しいと感じる為には、少しは丁寧に淹れる必要はあるかも知れない。(注2)

真理ちゃんのブログで、今日はもつ焼きの写真を見てしまった。

内臓好きの私としては、ああいうものを見せられると辛い。特に今夜のように、肉類を食べていない日は尚更だ。カシラとハツのタレ焼きと、生のタンが食べたい。それで焼酎のお湯割が飲みたい。


この近くに「もつ焼き」屋なんてありゃしない。せいぜい豆腐屋のオジサンが、店の脇で細々とモツ焼きと焼き鳥を売っている程度だ。もっと大ぶりのモツをその場でたっぷり食べたい。


私はただの「動物好き」であって、「動物愛護」ではない事はこういう事からもお解かり戴けるだろう。何たって「肉食」なのだ。但し残酷な方法で殺して欲しくないとは思うが、殺す事に変わりは無いとも言える。


善良な顔をした牛や馬、可愛い豚、こ憎らしい態度だが私の干支のニワトリだけが命じゃない。魚だって野菜だって生命があるのだから、「命を戴く」という事に変わりは無い。

人間は罪深い。私もだ。

猫が好きというだけじゃなく、そんな負い目があればこそ、エサやりだ避妊だ保護だと自分に犠牲を強いなければいられないとも言える。


この手の話題を始めるとキリがないので、提供された肉は無駄にせず有り難く有り難く戴く・・・と言うだけに留めておこう。そして「明日はモツ焼き、買って来よう」
ジーコ

痩せても可愛い

Jan. 8, 2005

一時は誰が見ても「死相」が現れていると感じさせたジーコだが、今は何とか首を上げてシャンとしている。少しずつ体重は減少してしまっているけれど、まだまだ頑張れるね。

立派だよ、ジーコ。


ハイポテンシャルが残り僅かだから、早く入荷してくれないと不安になる。

プロポリスとハイポテンシャル、この2本立てでかなり行けると確信した。頑張ろう、もう少し。同じような症状の猫を介護している飼い主さんもたくさんいるのだ。お互いに希望を持って頑張れるよう、後悔が少ないよう、ひたすら頑張るしかないよね。


だけど更新が溜まっちゃいました。
暫しお待ち下さい。

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注1
当時は西新宿に住み、西新宿の会社に勤めていた。

そしてその日は、池尻まで行く用事があった。

その用事は見事に日にち違いで空振りとなり、私は帰社を大変焦っていた。

暑い夏の日の午後だった。






















































注2:
湯の温度と、ポットやカップを温めておく事と、待つ時間くらいの事だが。

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