《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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テト

鼻だけ茶色

Feb. 10, 2005
2005年2月10日 木曜日
朝の6時、うどんを食べながら「雨だね・・・」と話す。比較的暖かい朝だ。天気予報で聞くと、東京で最低気温が5.4℃だと言う。なるほど、5℃あると暖かく感じるのか・・・身体が寒さに慣れて来たんだな。

外で暮らす野良猫たちにもも同じ事が言えるようだ。秋から正月くらいまでは、次々と風邪をひいて具合が悪い子が出て来る。せめてお腹一杯食べさせる。そして自力で闘い、免疫が勝った子が生き残る。ミヨコには、いつもこういう事を聞かされていた。

管理化にある野良猫は全て避妊してあるので、淘汰されて強い種が受け継がれて行く・・・という訳にはなかなか行かないのだ。ここにひとつのパラドクスが生まれる。避妊されており繁殖はしないものの、弱いものも強いものもやがては死に行くのだ。遅いか早いかの違いだけで。家猫にしてやれない子が、全て強い種へと淘汰されて行く事が望ましいのに。

しかし、そんな迷路に迷い込んでいる余裕はない。残念だが、今の社会で猫なんかどうでも良いとしか考えていない人間たち、或いは野良猫なんかむしろ居なくなれば良いと思っている人間たちと折り合いをつけ、少しでも平和に暮らさせる為には、そして無駄に死んで行く不幸な野良猫を減らす為には、ひたすら避妊あるのみ。そこに迷いはない。

英国のチャールズ皇太子が、故ダイアナ妃との結婚以前から交際していたカミラ夫人と4月8日に再婚するというニュースを聞く。新郎新婦ともに60歳近い。ヘンリー8世にはまだ遠く及ばないが、英国王室は好色・絶倫が多いようだ。

現女王エリザベス2世は、同じエリザベスであっても、1世からの直系ではない。1世の父親のヘンリー8世の姉ちゃんがスコットランド国王と結婚して、その直系にメアリ・スチュアートが出て来て、その息子がイングランド国王ジェイムズ1世(スコットランド国王ジェイムズ6世)となるので、全く血の繋がりがないとは言えないだろうけれど、私とげこちんよりは遥かに血の繋がりが薄い。比較する次元ではないが。

メアリ・スチュアートはイングランド女王エリザベス1世に処刑されたのだが、皮肉にも以後の王は全て(現在の王室も含め)、そのメアリ・スチュアートの息子であるジェイムズ1世の直系である。

また、スコットランド女王メアリ・スチュアートと、イングランド女王のメアリ1世とは別人物。メアリ1世は昨日書いた通りヘンリー8世の最初の妻キャサリンの娘で、2番目の妻のアン・ブーリンの娘のエリザベス1世の姉になる。ややこしいね。

もっと名前にバリエーションを持たせれば良いものを、名家の血筋は名前を受け継がせたがる。それを「伝統」の重みとし「血筋」の証とするのだろうが、何世紀もの歴史の中では、もっと突飛な名前にしておいた方が、私のようなバカな外国人にも覚えて貰い易いのにね。(私に覚えられても価値ないって?)

ジェイムズとかヘンリーとかジョージ、エドワード、ウィリアムはもうやめて、キンタとかカンタとかにしてみたら良いのに・・・

こんな事書いていて面白いかって?それが結構面白いのよ、私には。但し何の役にも立たないけど。
これは猫のキンタ(金太)・・・
あまりにも可愛いので、掲示板から「永久保存」



こんな顔して・・・幸せというものを形にするとしたら、きっとこんな感じだろうと思わせます。


飼い主はこちらです。

先日来、ほのぼのとしたご相談を寄せて戴いているご婦人がいる。1匹の年老いたメス猫を飼育していらっしやるのだが、膀胱炎気味でご相談があった。

かつて膀胱炎を経験した時ほどではないものの、若干頻尿になった。そこで尿検査をしたら、特に異常はないそうなのだが、血液検査をすると若干白血球が増えているらしい。獣医には10日分の抗生剤を出されたけれど、18歳という老猫でもあり、腎不全まではいかないものの、少し数値が気になるので、あまり抗生剤飲ませたくないと言う。

シルバーをお薦めし、水分が充分摂れるように気をつけてやる事と、部屋をいつも暖かくしておいて下さいとお願いした。その後も時々様子を知らせて下さり、元気にしていると聞いて喜んでいたのだが、その子が好んで洋服ダンスの中に入って寝るらしいのだ。その様子を「文鳥の世話をしに行った」という風に、お嬢さんと表現しているのだそうだ。

もちろん文鳥など飼っていない。昔の人が、小用に行くのを「お花摘み」と言ったような感じで、そう表現しているのだと思う。風雅ではないか。話し方もおっとりと優しく、この方から電話を戴くと暫し浮き世を忘れる。サイトもお嬢さんに教えられて見て下さっているらしいのだが、【Live Cats】へのオーダーはいつもお電話で下さる。

相手を実感出来るのは、安心で嬉しいものだ。ご紹介して買って戴いたものが、どんな風に使われて、どんな風に感じて戴けているのか、一方通行ではなく知る事が出来るのは有り難い。だから、使用感のプレゼント企画は一旦終わったけれど、是非お寄せいただければ幸いです。

プレゼント企画は私も楽しいし、また近々やろうかなと思っている。

アイン

こんな顔されては・・・

Feb. 10, 2005
ジーコ、相変わらず静かに闘っている。強制給餌厭々、触られるの厭々、でもビニールは食べたい・・・そんな事じゃイカンのよ。アインママを見習いなさい。

殆ど動かないジーコの毛をむしるジャム・・・アンタも本当に・・・「下、行くか?」とこうちゃんが恐い声で言うと、それだけでコソコソとカバーを掛けたケージに入って隠れるジャム。賢いんだか、バカなんだか解からない。


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