《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ガラ

窓辺のベッドで

Apr. 4, 2005
2005年4月4日 月曜日

昨夜からの雨が朝まで残り、また少し肌寒くなってしまった。うちの裏の桜もまだ開かない。

プロポリスをお分け下さっている「かよ子」さんが、日吉まで出て来るついでがあるとの事で、我が家まで追加でお願いした分を届けて下さった。実は今回お願いした分は、あっと言う間になくなってしまっので、追加でお願いしていたのだ。(だから、またご希望の方にはお分け出来ますよ)

今月から、生活クラブ生協の配達が午後になってしまった。今までは午前中だったのだが、これでは月曜日恒例の外食ランチに支障がある。折角かよ子さんが来るので、三人でインドカレーを食べに行こうと予定していたのだ。しかし保冷ボックスに保冷剤を入れておいて、とりあえず出掛ける事にした。実際には配達は2時過ぎていたので、楽々間に合ったのだが。

カレーも美味しいけれど、兎に角あの焼きたてのもっちりパリパリのナンが食べたい。そして美味しいチャイが飲みたい。癖になる美味しさ・・・と言っても、私の場合は何かと癖になり勝ちなのだが。

昼には、もう陽が差し始めていた。やっぱりお陽様は有り難い。年寄りみたいだけど・・・年寄りだけど・・・

カレーが運ばれて来る間に、こうちゃんが向かいのスーパー「よつや」で、今一番気に入っているヨーグルトを買っておいてくれた。お客様をお相手している時は、私がそれに専念出来るようにと、いつもこうちゃんが用事をしてくれる。だから来客時はいつもこうちゃんがジーコとアインに強制給餌してくれ、トイレのウンコを取ってくれていた。

それを見て羨ましがる人も中にはいたけれど、「偶然」、「運良く」、「棚ボタ式に」良く家事を手伝ってくれる亭主なんか手に入らない。何故こうちゃんが色々とやってくれるのかは、ちょっと考えれば解かりそうなものだけれど、舞台裏や夫婦間のバランスは普通の他人では解からないのだろう。

こちらの裏事情なんか解かって欲しいとは少しも思わないけれど(でもちゃんと想像力を働かせる事が出来る人もたくさんいる)、少なくとも、あたかも自分とカワグチの運・不運の差は、こうちゃんを持っているかどうかの差だなんて思わないで欲しい。

私は与えられるだけの関係は厭だ。して欲しい事は、先に自分からするようには心掛けている。大事にされたければ、先ずは相手を大事にする。道徳の基本だ。して欲しい事は自分が先ずする、して欲しくない事は自分もしない。

金持ちじゃなくても毎日が楽しくて幸せなのは、夫婦がお互いを一番大切に想える事と、そして価値観や感性が同じである事、そして愛する猫と暮らせるせいだ。違うか、こうちゃん?何か文句ある?

カレーを食べ終え、家に戻って日本茶を淹れる。やっぱり最後は緑茶で締めたい。かよ子さんは、去年弟さんを、そして今年になって妹さんを亡くした。私の場合は猫ではあるけれど、愛するものを失う悲しみは解かる。慰めの言葉も無い。

それでも大人で穏やかなかよ子さんは、私には全く気を遣わせない。もう少しお喋りしていたかったけれど、早々とお帰りになってしまった。かよ子さんの来訪に、桜の花が間に合わなくて残念だったな。今の私達には、きっと桜の花は愛するものたちからの贈り物のように見えるだろう。

「のびちゃん」と「るんるん」をご記憶だろうか?以前から見ていて下さる方は、忘れるはずがないと思う。

生まれつき、後ろ足が萎えていたベンガルの「のび」ちゃん(右の写真参照)。

産ませた飼い主に見捨てられていたのを、ある人が保護し、勤め人では授乳は難しいだろうと私が勝手に判断して、猫の赤ちゃんを育てる事に関しては天才的なじぇりちゃんに半ば強引に預かって貰った。

じぇりちゃんは勿論、大きな負担を厭わずに育ててくれて、無事大きくなって大分へ里子に行ったのびちゃん。

じぇりちゃんに育てて貰える最大のオマケとして、こんな芸術的な写真も一杯撮って貰ったっけね、のびちゃん。(じぇりちゃんの作品郡こそが、私にインスピレーションを与えてくれた写真の見本なのですが・・・道は遠いです)

大分のお母さんからは、その後も何度も幸せな様子を報告して下さっている。

こんなに立派なオス猫になって・・・・・凄いね、のびちゃん、いや、のんたん。

そして旭川から里子に行った「るんるん」は、当時の愛らしい面影のままだ。

アインを思い出さずにはいられないような、無邪気な童顔。いや、実際まだ子供だけどね、1歳なんて。

しかし可愛いなあ・・・幸せそうだね、みんな仲良くね。

家ののんたんは相変わらずの爆裂遊びっぷりに、今や敵なしです。

家で一番大きいニコは、のんたんの事を異常に恐れ奥の部屋から出て来れなくなりました。(のんは一緒に遊ぼうとしているだけなのに)

全く情けない男です〜。(^_^;)

私の手は傷だらけですが、のんたんが元気いっぱいであることが何よりも嬉しくて堪りません。

これからも彼が元気で日々楽しい生活が送れるよう努力して行きたいです。
そしてるんたんは、のんとは対照的で誰とでも仲良く、キック、パンチもユルユルで本当に可愛い子です。

爪なんか切らなくても爪自体を出したことがありませんし、そんなるんに主人はメロメロです。

いつも自分とるんがイカに仲良しであるか・・・と言う聞きたくもない話を延々としてくれます。(^_^;)
本当にふたりを迎えてからの我家は楽しさいっぱいです。

もうすぐるん&のんが1歳になります。
温かい心華やぐ春が川口さま、そしてご家族さまにとって幸せ多い日々でありますように・・・。

カワムラさん

眠くてトロトロ

Apr. 4, 2005


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