《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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1999年〜2004年「猫雑記」
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ガラ
アタシの日?
(ハッピーバースデイ)
May. 5, 2005
2005年5月5日 木曜日
子供の日のせいか(今日は間違いなく子供の日だよね?)、スーパーに行くと親子連れが多く、会話を聞いていると「ステーキよりハンバーグがいい」などと子供が言っている。
お母さんはハンバーグの方が手が掛かって面倒らしく、「ステーキでいいじゃない・・・」と言っている。
ふふふ、気持ちは解かる。玉葱のみじん切りなんかして、お休みの日にお母さんだけ忙しくしたくないものね。
私が子供の頃は、家の食卓にはステーキなんか出て来なかった。
家のご飯でステーキ・・・考えられない。昭和30年代の終わりから40年代の始め頃の話だ。
当時、家でステーキなど食べていたと言う人がいたなら、是非名乗りを上げて欲しい。但し、日本で暮らしていた人だけよ。
しかしそれは、私の育ったところが群馬だったせいもあるのかも知れない。
牛肉の産地では、群馬よりはずっと牛肉を食べていただろうと思う。
今でも群馬では、豚肉を特産品にしているらしい。しかし私が群馬に居た頃は、そんな気配はなかったと思う。
尤も、身近に養豚農家もなかったし、そもそも農家が周囲にはなかった。
私は「街なかの子供」だったし、外にも遊びに行かなかったし、社会意識も希薄だった。家に閉じこもって、お絵かきをしていたのだ。
お絵かきの対象が変わっていた。
祖母の婦人雑誌のグラビアに出ている料理の写真を描くのが好きだった。どういう心理なのか、付け合わせとしてグリーンピースがたくさん添えられている写真が好きだった。メインの料理の事は殆ど覚えていないけれど、グリーンピースを一粒ずつ描くのが楽しかったのは記憶している。
我が事ながら、子供の執着心って解からない。
私の母親は料理が上手かったし、当時としてはハイカラな料理を色々と作ってくれたと思うが、それでも家でステーキを食べた事は一度も無い。
牛肉は今よりもずっと高級品だったし、実を言うと牛肉は「牛臭い」と思っていた。
牛肉をすき焼き以外で食べる方法も知らなかったような気がする。40代後半の方、子供の頃に牛肉食べていましたか?
そのせいではないとは思うが、今も肉は豚肉の方が好きだ。
しゃぶしゃぶも豚肉、カレーも豚肉か鶏肉。こうちゃんは豚の角煮が好きだし、ハンバーグも豚肉が多い合い挽きの方が臭みが少ないので美味しいと感じる。肉団子も豚肉でするし、炒め物にも豚ばかり。ま、好みは人それぞれだけどね。
それでも牛肉ならではの美味しさだと感じるのは、焼き肉(特にカルビ)を食べる時かな。
そんな事を考えつつ、今日の晩ご飯は豚しゃぶどした。
えのきたっぷり、白滝と豆腐、長葱。予定していた筍ご飯は昼に炊き、おかずは厚焼き卵と大根おろし、ワカメと筍の吸い物。
酒気帯び運転は駄目だから、夕飯にビールも飲めない。
鶴見にエサやりに行って来た後で晩ご飯にすると、いつも真夜中の晩ご飯になってしまうし・・・どちらか一人だけ飲むのは楽しくないし。
結局、寝酒になってしまい、その時にまた肴を用意するハメになる。
買い物から戻ると、荷物のチェックはペリーとガラの担当だ。
ペリーはお客のバッグに頭を突っ込んでまでチェックするし、トイレ掃除の後もしっかりチェックする。うちで一番のチェック魔だ。
ガラは買って来たものを冷蔵庫や冷凍庫に入れるのを、ただウロウロして邪魔をする。そして高い細い声で、何やら主張して鳴く。それが何の主張なのかは、まだ良く解からない。
兎に角、近頃はガラが矢鱈と鳴いて、足元に擦り寄るようになった。
とても可愛い。
しかし抱こうとすれば、スルリと逃げる。爪も切らせないし、キャリーに入れるのも難しそうだ。
あまり無理はしないでおこう。壁紙はボロボロだけど・・・。ガラが楽しんで暮らしているならば、それで良い。
同様にレン・タムにも無理強いせずに好きにさせているのだが、よく鳴いて甘えるようになっている。
今年の夏は、マルガリータも可能だろうか?
モアの毛がベタついているようだ。
ジーコが肝不全になった時、同じような感じでベタベタした。ブラッシングをマメにしてやっているのだが、下毛の抜け方がもの凄い。
ただの換毛期という感じには思えない。元気もあるし、フードへの飽きっぽさは目立つが、食欲はある。様子を見つつ、一度検査に連れて行こうと思う。
モアは思っているよりも、もしかしたら歳をとっているのだろうか・・・。
大人猫として保護した子は、歳が解かり難いのが困る。モアは歯がとても綺麗なので、まだ若いと判断していた。身体つきも固太りして、毛も艶々だったのだ。それが最近の毛づやはちょっと心配だ。
猫に対しては臆病だけど、とっても従順で可愛いモア。
いつも元気でいて欲しい。連休明けには、一度病院に行こうね。
タム 逆光の中で
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