《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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マルコ

弱くても能天気

May. 14, 2005
2005年5月14日 土曜日

5月も半ばだと言うのに、どうして連日こんなに肌寒いのだろう。身体が温まるものが食べたいと思うほど、朝晩は特に冷える。巷には既に冷やし中華も出回っていると言うのに、これじゃ冷たくてとても食べられない。

若い頃は、冷やし中華は胡麻ダレのスープで食べるのが好きだった。その方がコクがあると感じていた。しかし今は、あの甘酸っぱい酢醤油のスープの方が良い。それもむせる程に酸っぱいのが美味しく感じる。身体が酢を要求しているのかな。

実家に居た10代の頃、冷やし中華など食べた事がなかった。うちでは胡麻ダレの素麺とか、ざるうどんなんか食べていた。人に料理を教えていた母は、冷やし中華など一度も作らなかったし、今でも母は食べないかも知れない。聞けば、ラーメンが好きじゃないのだと言う。成る程、そう言えば私もあまりラーメンが好きではない。ラーメンで食事代わりにするのが侘びしいのだ。ご飯食いだからだろう。

しかし暑い季節のランチに、冷やし中華というのは好きだ。サラダうどんでも良いのだが、どちらかと言うと冷やし中華に軍配が上がるのは、きっとあの酸っぱいスープが好きなのだろう。

自宅で作る冷やし中華には、余所の家ではどんな具を添えているのだろう?うちの一番人気は、錦糸卵だ。薄焼き卵をたくさん焼くところから始めないといけないのは面倒臭いが、これがあるとないとでは段違いなので、仕方なく最低でも二人分で卵4個分は焼く。少し甘めにして焼く。それを細く刻みつつ、麺を茹で始める。

胡瓜の千切りも欠かせないかな。胡瓜やスイカ、メロンが嫌いな人がいる。そういう人は、冷やし中華で胡瓜の代わりに何を使うのだろう?茹でたもやし?

美味しい焼き豚があれば良いけれど、パックで売られているチャーシューで美味しいものに出会った事がまだない。自分でチャーシューを作ってまで、冷やし中華なんか食べられない。私にとっての冷やし中華はランチメニューだもの。でもこれからの冷やし中華シーズンに備えて、自家製チャーシューを作りおきしておくのは良いかも知れない。計画性だよ、要するに。しかし出来立てのチャーシューは美味しくて、ビールのつまみに残さず食べてしまうのがオチかな。

市販のチャーシューが美味しくないので、我が家では大抵、ロースハムを千切りにして添える。胡麻ダレの時は、茹で鶏を裂いたものも合う。それからレタスの千切りにトマトのスライス。あれば缶詰(ビン詰め)のホワイトアスパラ、カイワレ菜。つまり中華麺入りのサラダだな。

だけど今日みたいに寒くては、そんな事を考えていても食指が動かない。鍋焼きうどんの方が良いね。

ぶーちゃん

強いけど繊細

May. 14, 2005


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