《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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テト

耳を隠すと・・・

May. 19, 2005
2005年5月19日 木曜日
今日は二人揃って運転免許の更新に行こうと予定していたのだが、朝起きられなくて明日に見送った。起きたら5時だったのだ。これでは間に合わない。6時には家を出ないと、二俣川の試験場の駐車場が満杯になってしまう。起きてから1時間やそこらでは、とてもじゃないけど猫家事が終わらない。最低でも4時には起きないと、自分たちの食事は途中のコンビにで買って駐車場での待ち時間に食べられるのだが・・・。

二人とも前回の更新は警察署で済んだのだが、今回は仲良く一度ずつスピード違反をしている。優良運転者講習で済まず、試験場で2時間もの講習を受けなければならない。私もこうちゃんも、一度もゴールド免許を手にした事がない。次の次くらいは、絶対に目指せゴールド免許!と思ってはいるのだが・・・。

更新期間が誕生日の前後1ヶ月・・・という風に変更になり、二人で一緒に更新に行けるようになったので助かる。こうちゃんが5月8日、私が6月13日だから、6月8日までだったら二人同時に済ませられるようになった。二俣川の試験場は近くないので、同時に済ませられるのは有り難い。

1999年の今頃、一人で運転して試験場での更新をしたのを思い出す。その日はこうちゃんが社員旅行で東京駅集合だったので、車で川崎駅まで送り、私はそのまま二俣川まで走った。早朝の環状2号のドライブはとても快適だった。快晴で、爽やかな日だった。試験場の駐車場に着くとまだ6時半・・・私は筒井康隆の『ダンヌンツィオに夢中』を読みながら、試験場の開門を待った。

今回は二人だから、本なんか要らない。PCもない猫もいない車の中では、お喋りする位しかない。二人きりで退屈出来る時などそうそう持てないのだから、せいぜい楽しく退屈しよう。

それにしても一気に暑くなった。今日は夏日、我が家の2階は毎度の事ながら凄く暑かった。それでも真夏程ではないし、今からクーラーを入れるのも憚られたので、エアコンを送風にして窓を開けて過ごした。仕事はPCに向かってするので、熱源を懐に抱え込むような感じだ。久し振りでホットフラッシュが起きる。

身体を内部から冷やしたくて、アイスコーヒーを大きなグラスにたっぷり淹れて飲む。氷もガリガリと齧る。こんな程度でお腹を壊す私ではない。こうちゃんならいざ知らず。

1階はいつも涼しいので、南北の窓を開けていればそれだけで済む。細かいピッチのアルミの面格子と網戸のお陰で、窓を開けたままでも安心して外出が出来る。この工事をしておいて本当に良かった。

涼を呼ぶ為に水撒きもしたいが、やむにやまれず水を撒いてしまう程の暑さでもない限りは、蚊に刺されるのが嫌で外に出たくない。一体全体、ここは蚊が異常に多いのか(かなり多いと思うが)、私が特別に刺され易いのか(それもまた事実だと思うが)

蚊のいないところに住みたい。いつかTVで見た、シベリアの夏に涌いていた蚊の大群・・・裸の動物はびっしりと蚊に覆い尽くされていた。シベリアの夏には永久凍土や川の氷がとけて、そこらじゅうにボウフラが涌く湿地が出来る。低温多湿の地で発生する蚊は生命力が強くて獰猛だと言う。絶対にシベリアには住みたくない。

シベリアに抑留されていた日本人捕虜の方たちも、この蚊には相当悩まされたと聞く。同級生のお父さんが、シベリア帰りだった。馬や牛が貧血になる程、或いは白馬は黒馬になり、やがては血が滴り赤馬に変化するとまで言う。もしかしたら、五木寛之の『蒼ざめた馬を見よ』というのは、この蚊の大群に襲われて貧血した顔が蒼ざめた馬の事ではなかろうか?(もちろん本気で言っている訳じゃないよん)

シベリアの蚊の大群・・・考えただけで恐ろしい。気味の悪いヨトウムシも嫌いだが、血を吸うだけならまだしも猛烈な痒みまで残して行く蚊はもっと嫌いだ。伊丹十三の昔のエッセイにあったように、みんなで少しずつ献血して地の池を作っておくから、そこから勝手に吸って行って、ゆめゆめ人間に痒みをもたらす等と言う恩知らずな真似はしないで戴きたい。蚊にも都合があるのだろうが、血は吸うわ、その後で痒くするわ・・・それでは嫌われても仕方ないだろう。

それでも「虫好き」は奥が深いようだから、ヨトウ蛾も薮蚊も好きな人たちというのはきっと存在するのだろうな。ゴキブリの写真集(幻冬舎コミックス『ゴキブリだもん〜美しきゴキブリの世界〜』)というものが出版された事を新聞で知り、ゴキブリは嫌いだけどちょっと見てみたい気持ちもある。なかなか美しいゴキブリ写真があり、解説も素晴らしい内容だと聞く。どなたか既にご覧になっただろうか?買ってしまおうかと思っているのだが・・・。

テト

凛々しくなる

May. 19, 2005
テト

しかしてその実体は

May. 19, 2005
テト、変な声で「ナ〜ッ」と鳴くが、この子もまた特別に可愛い。足元をウロチョロしては、隙を見せると足に噛み付く。一緒に寝ると、一晩中足を狙われる。どうして足を噛むのが好きなのだろう?

丸い大きなうすらとぼけた顔をしているが、こうちゃんが耳を抓んで少し目を吊り上げてやると、普通のキジトラ猫のように凛々しい顔になる。しかし実体はマヌケな程に愛くるしい。


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