《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ぶーちゃん

ムカデ恐い

May. 20, 2005
2005年5月20日 金曜日
さて、午前4時前には起きて猫たちのケアをし、今日こそ運転免許の更新だ。今日で厄介事は終わる、今日の午後には晴れて身軽になれる。次は優良運転者講習、そしてその次はゴールド免許だ!というつもりで出掛けた。天気は良いし、空気も爽やかだ。絶好のドライブ日和と思って、諦めて出陣した。

五十日(ごとうび)ではあるけれど、午前6時に家を出られたので渋滞は殆どない。国道16号で目の前をバスが3台続いていたのがちょっとネックだったけれど、そのバスを追い越してからは順調だった。途中のセブン・イレブンでサンドイッチとお茶を買い込み、二俣川の試験場に着いたら午前7時。50分ほど掛かった事になる。

既に駐車場は、半分近く埋まっていた。開門までは、車の中で待とう。昨日考えていたように、二人でしみじみと退屈な時間を過ごしてみよう。受け付け開始は8時半だ。時間はたっぷりある。本当に退屈だ。

左隣のワンボックスカーは、クーラーをつけているのか、窓を閉めてアイドリングしたままだ。エンジン音だけでなく、時折コンプレッサーの動作音がうるさいし、いまどき長時間のアイドリングは環境問題としても非常識だ。だけど相手は図体のデカい人相の悪いオジサンで、「エンジンを止めて下さい」とは言えなかった。意気地なし。

右隣のセダンはうちの車に寄せて停めているので、乗り降りするのにドアがあまり開かず、こうちゃんでさえ窮屈そうに乗り降りしている。右隣の車の助手席には、中くらいの豚といった感じの若いオトコが乗っていて、ずーっと携帯でメールを打っている。こんなデブが降りる時には、うちの車にドアをぶつけやしないかと心配で仕方ない。コイツより後に降りないと・・・。

しかしその心配は不要だった。8時近くなり、そろそろ試験場へ移動しようと、免許証入れから免許証を取り出そうと思った時、恐ろしい事を発見した。免許証入れには、何と免許証が入っていないではないか。血の気が引いた。その時の気持は「ガビ〜ン!」という言葉でしか言い表せそうもない。一体誰が最初に使い始めたんだろう、こんな言葉を。

「こうちゃん、ごめんなさい」と謝る。こうちゃんは「いいよ、帰ろう」とだけ言ってさっさとエンジンをかけ、駐車場を後にしたけれど、きっとムカムカしていただろうと思う。しかも8時台の道はメチャクチャに混み始めていて、16号から環状2号に戻るまでの僅か3キロ弱に40分近く掛かった。こうちゃん、そろそろ苛々して来ているのが解かる。

マナーの悪いベンツが赤信号を無視して私達の前に前に突っ込んで来たくせに、信号待ちの間は常によそ見していて、青になっても一向に発進しない。何度目かの時に、こうちゃんにしては珍しくクラクションを鳴らして注意を促していた。こうちゃん、怒っています。ごめんね、私が無駄足させたから・・・。

家に戻ると午前10時少し前。実際に講習を受けるよりは短時間の外出で済んだが、内容がゼロに終わっただけに虚しさだけが残った。寝不足で行った甲斐なし。気分は最悪。

問題の免許証は、別のパス入れに入っていた。そうだ、もえるさんが横浜に来た時、わざわざ名刺と共に移し替えたのだ。それをすっかり忘れていたなんて、どうしてこんなドジをしでかすのだろう?こうちゃんは「忙し過ぎるんだよ」等と慰めてくれるけれど、だからと言って免許の更新に免許を持って行かずにどうする。あんな遠くまで無駄に出掛けて、しかも駐車場で1時間も退屈してから気づくなんて・・・。

明日は試験場が休みだから、明後日以降また出直す事にした。あ〜あ・・・とため息をついていると、こうちゃんが「もう忘れなさい」と言う。せめて仕事を頑張ります、今日は。

ゴマがベッドでオシッコしていなかった事が、せめてもの救いかな。

夜半、今年初の大ムカデ登場。1階の廊下のドン詰まりにそいつは居て、ペリーとイオとガラとルスとテトに追い詰められていた。一昨年は、ペリーが異常なしつこさで2匹も退治したのだが(発見した時にはムカデは瀕死状態)、飼い主は可愛い猫たちにムカデ退治などさせたくない。

ペリーだって、度重なるパンチ攻撃だけでやっつけたのだろうが、よくぞ毒牙にやられなかったものだと感心してしまう。猫の敏捷さには、ムカデもゴキブリも到底敵わないのだろうか。そう言えば、コブラやハブと闘うマングースは、ネコ目ジャワネコ科の生き物だと言う。やはり敏捷なんだな、ネコの仲間は。

昨年は合計3匹ものムカデが出て、白ザル科のこうちゃんがネコより先に発見して退治してくれた。サルもなかなか敏捷らしい。流石、中学生になっても忍者になりたかっただけの事はある。因みに、手裏剣ではなくてハエ叩きがムカデ退治の唯一の武器であった事も付け加えておこう。

今夜までは、ムカデは外から入り込むとだけ考えていた。ここは横浜と言っても山の中だ。住宅密集地ではあるけれど、林や藪も依然多い。ムカデだろうがタヌキだろうが、ここに越して来てからたくさん見て来た。玄関ドアの下の僅かな隙間からでも、きっとムカデは入り込めるかも知れない。外からの経路もあるだろう。

現在、1階のキッチンの勝手口は一切出入りしない事にして塞いでしまった。しかし勝手口にだけ存在する縁の下が、もしかしたらムカデの生息地として限りなく怪しいのではないかと思い始めている。そこもネコが入り込めないように厚手の板で塞いではいるのだが、ムカデだったら通れる程度の隙間があるのも事実だ。夏になる前に、ここをどうにかしないといけない。

それにしても、みんなが興奮して大騒ぎでムカデを追っているというのに、リマはソファの毛布の下に潜って寝ていたし、カワムラさんはテーブルの上で延々とご飯を食べ続けていた。こういう時には、それぞれの性格と能力の差が見えて可笑しい。

ムカデの近くに集まっていた連中はこういうモノが出現すると大喜びで、それぞれがムカデと闘いたいようだったけれど、最も勇猛果敢に闘いを挑んでいたのはガラで、他の子たちはガラの気迫に気圧されて手出し出来ずにいた。ガラ・・・チビだけど一番強気で、実際強いのかも知れない。

しかし実際にムカデ退治をしたのは、今夜もおサルのこうちゃんだった。今宵もまた、素早くハエ叩きを手にしていたこうちゃん。褒美に、金のハエ叩きを与えようか。以前、ハブをハエ叩きで連打して、茶の間で座ったまま退治したというお婆さんがニュースになったけれど、皆さんもハエ叩きは常備しておかないといけません。

連日、害虫の話題でごめんなさい。明日は、どんな虫の話題にもならないようでありたいが、さて・・・

レン

ボクは平気

May. 20, 2005


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