《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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レン

ちょっと男らしい

Jul. 13, 2005
2005年7月13日 水曜日

今日の午前11時15分、フミさんのマルちゃんは逝ってしまった。

3兄弟で捨てられていたのを、フミさんが人工授乳で育てた子だった。

マルちゃん80グラム、兄弟はそれぞれ60グラムと105グラムだったそうだ。



今年の9月で4歳になるはずだったマルちゃん。

こんなに突然のお別れが用意されていたなんて、掛ける言葉も見つからない。

写真は、今年の年賀状の中のマルちゃんだ。

綺麗な男の子だ。目の表情が亡きアインと似ている気がするのは、アイラインがくっきりしているせいだろうか。



悲しい。

フミさんは、私がミュウを亡くした時に「一緒に死にたい」と思った事に、心から理解を示してくれた。

フミさんが見送って来た愛する子達は、マルちゃんの前にも何匹もいたのだ。その都度、自分も一緒に逝きたいと思ったと言う。



もちろん一緒になど死ねないし、死なない。

フミさんにも私にも、愛する子供達がまだ大勢いるのだ。どれだけ悲しくとも、泣きながらでしなければならない事を抱えている。

それはきっと、幸せな事なのだろう。



フミさんには、まだ就学中の人間の子供も4人いる。忙しい自営の仕事もある。今もきっと、家族の為に食事を作っているのだろう。



何度も思う。

愛しているという事は、この悲しみや苦しみまでを受け入れる事なのだと。



いまも闘っている多くの子たち、そしてその飼い主たち・・・どうか幸せを感じながら頑張って欲しい。




大切なものを失うのは悲しく、そして恐ろしい。

でも必ず「そのとき」はやって来るのだ。今手元にある幸せを大切に生きよう。

そうは思っても、今は悲しい。



マルちゃん、おやすみ。



何もしたくない気分なのだけれど、アクシスさんに提案して取り組んで戴いた新商品のスリッカーブラシが発売開始になるから紹介ページを作らなければならないし、本業の仕事はもう待ったなしで最後の追い込みだ。



朝食はトーストとチーズケーキにコーヒー、昼は中華の仕出し弁当、夜はチキンライス。

珍しく3食しか食べなかったし、いい加減な食事で厭になる。



気圧のせいもあるのだろうか呼吸が浅く、喋るのが辛い。

ま、喋らなくてても仕事は出来るのだが。



明日は「みみクンの仲間たち」から、3匹が愛知県に旅立つ。

里親さんは車でお迎えに行き、猫たちとkikiさんを名古屋まで連れ帰ってくれるのだ。

もちろんkikiさんまで里子に行く訳ではない、当たり前だが。kikiさんは一人で電車で帰って行くのだ。



正式なご報告はこれからになるのだが、あれだけの惨状を引き起こした元親の息子さんのお嫁さんが、kikiさんの無償の頑張りを見て、この度10匹を引き取ってくれた。

ここに至るまでには随分と葛藤もあっただろうし、頭数が多いだけに準備期間も必要だった。

飼育環境を整え、ご主人を説得して、話し合いも慎重に進められたのだ。



お嫁さんは、偶然私のサイトも見てくれていると言う。

脱走防止もきちんと考慮して、必要とあれば工事もすると言って下さっていた。

決して「元々の責任がある人たちへ戻した」というような安直な譲渡ではない事は、私が保証します。



良かったね、ぐんぐんと動き出しているね。

それでもまだ、30匹近くが保護されているのだ。

当初、50匹近いと言われていたのが、実は既に頑張って里子に出した子たちを除いた数字であり、救出は70匹近かったという事も判明した。

このあたりにkikiさんの謙虚さが出ている、実はショックな事実であった。



いつまでもインターネット上で「SOS」を発信し続けるのは良くないと思っている。

然るべき結果を出し、SOSレベルではなくなったと判断した時には、終息宣言が出来るようでないといけないだろう。

その日が遠くないよう、関係者一同努力したいと思う。



善意が繋がって行きますように・・・そして、今息づいている全ての命が健やかでありますように。

ガラ

毛に埋もれる

Jul. 13, 2005


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