《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ぶーちゃん

ブラッシングされた

Jul. 26, 2005
ぶーちゃん
2005年7月26日 火曜日

ぶーちゃんの背中に、幾つか毛玉が出来つつあったので、今日は強引にブラッシングした。

バリバリと取れる、フェルト状に固まったアンダーコート。

これ以上酷くなる前に出来て良かった。



ぶーちゃん、少しも痛くないらしくて、ブラッシングしている間中、私の手をザリザリと舐め続けているだけで、名前を呼べば可愛い高い細い声で「にゃ〜ん」とお返事していた。

しかし次第に「ザリザリ」のテンポが速くなるので、痛いのは私の手の方だよ、ぶーちゃん!





タムは去年と同様、自然と毛が短くなり、少し出来ていた毛玉も含めて抜け落ちたらしい。

すっかり顔も胴体も小さくなったように見える。

冬には立派に裾引く長毛だったのに、今では「中毛」程度だ。夏場に怪我短くなるバリカン要らずな奴。





レンは元々、それほど毛が長くない上、チリチリと乾いた毛質で、全部が立っている。

だから真ん丸に見えるのだろう。その毛質だと、全然絡まない。

アンダーコートが少ないのだろうか。





テトも毛が少しも絡まない。この子は、アンダーコートが多いし、毛質も柔らかいのに。

ブラッシングしても、全く引っ掛かりがなく、毛もあまり抜けない。





ガラは兎に角背中の毛が長くて、タムのような毛質(細くてぬめりがある感じの長毛)なので、既に背中に少しだけ毛玉が出来てきている。

しかしブラッシングさせない。

何とか捉まえて毛玉の位置を手探りしてみるが、ちょっとブラシをあてただけで逃げて行く。

う〜ん、困った。ガラこそが一番の長毛なのに(顔はそうでもないが、身体は立派な長毛だ)

だから長毛は面倒なのだ。




因みに我が家では、「トップコート」と「アンダーコート」とは言わず、解かり易いように「フェザー」と「ダウン」と呼んで区別しているのだが、もちろん人前では言わないさ。

うちの猫たちが鳥じゃない事くらい、バカな私でも解かっているのだ。ふん。







暑いさなか長毛の子たちのブラッシングをしていると、身体のあちこちが痒くなる。

細い細い毛が付いてしまうせいだろう。

咳やクシャミも酷くなる。皮膚に赤い痒いブツブツが出る事もある。元々がアレルギー体質で、猫のフケに対するアレルギーもあるのだ。いわゆる「猫アレルギー」というのは、これである。



しかし呼吸困難になる程の発作はまだ無い。

掃除は日に何度もするし、寝具やカーテンも頻繁に洗う。

猫のブラッシングや蒸しタオルで、猫本体をマメに拭いてやったりもしている。

これは苦しい咳を少しでも防ぐ為。



それと同時に、あまり神経質にならない事だろう。

自分の免疫を遊ばせない事も、過敏にアレルギーを起こさない秘訣なのだから。

しかも私の場合、普通の人よりも免疫が余計なところで異常に働いてしまう病気ときているからには、適度に自己免疫が外敵と闘ってくれないと、どんどん自分のDNAを破壊していくばかりだ。



過保護だった幼児の頃は、小児喘息だった。

精神的に不安定になると、喘息の発作が出た。

まあ今もこうちゃんに過保護にされてはいるけれど、それを上回る仕事量があるので、もう少し過保護にされても良い位だ。



・・・となると、もはや絶対に他の人では私とは連れ添えないだろう(人から言われる前に言っておかなくちゃ)。可哀想なこうちゃん。でも毎日楽しいね。ねっ!



ある地域の自治会(町内会の事か?)で、野良猫の駆除が予定されているというので、行政に抗議をして欲しいと言うチェーンメールが出回った。

私の掲示板にも書かれたのだが、ここで敢えて問題提起しておきたかった。



行政がしようとしている事ではない事に対して「抗議」するのは間違いで、あくまでも「提案と指導のお願い」であるべきだろうという事だ。それも数の論理で戦うのではなく、建設的な冷静な説得でなければ、本来の問題解決には結びつかないのではないかという事である。

増えてしまって問題化している野良猫を札処分で駆除するのではなく、野良猫が増えないようにするにはどうしたら良いのかを根本的に解決する策をとらなければ、イタズラに命を軽視するだけのイタチごっこの繰り返しになる事は解かっている。

猫好きに対しては、捨てない、産ませない飼い方を徹底させる。避妊していない飼い猫を外に出さないような指導をする。野良猫がいるところでは、個体管理を兼ねたエサやりと避妊、トイレの設置を徹底していく。そうした取り組みに、地域で協力し合う。それ以外に、野良猫を増やさない手立てなんか無いのだから。

あちこちで時折起こる「野良猫掃討駆除」の問題に、インターネットの世界で、不完全な情報のままでもあっと言う間に流布してしまう恐さは、私達猫好きにとっても恐い事だ。

行政やマスコミに苦情や抗議をするのは簡単だ。しかし、PCや電話に向かってだけする「善意のつもり」の行為では、こうした問題は解決はしない。問題を感じている人たちが、自らの手と足を使って、地道に避妊を続けない限りは、野良猫は絶対に減らない。

今回知らせてくれためいぴーさんは、一人でコツコツと避妊を続けている人だ。その情熱と努力には、いつも頭が下がる思いでいる。以前にも、同じような事件が起きて、辛い想いをされたと思う。私はめいぴーさんのような人を尊敬している。誰もが、めいぴーさん程には頑張れない。本当に希少な、優しい純粋な猫好きの努力の人なのだ。

だからこそ、猫好きで猫の為に自己犠牲的な努力を続けている人たちまでが、単なるヒステリーのテロ集団と見なされないよう、猫に関心のない市民にも温度差を必要以上に感じさせない活動であって欲しいと願うのだ。

行政が、日常の業務さえ出来なくなるような電話攻勢は、迷惑がられて「だから猫好きは・・・」と疎ましがられてしまっては、今後の発展的な努力にも水を差す事になりかねない。行政はそういう風に当てにするものではなく、市民の草の根の活動が盛り上がってこそ、いつかは行政側を動かす事も可能なのではないかと思う。

他に何も出来ないから、行政やマスコミに意見を送るというだけでは、一時的な騒ぎしか起こせない。人もマスコミも飽き易いものだ。そんな事には関係なく、日々自分の足元で起きている事から目を背けず、出来る範囲で自分の手を汚して問題解決に臨む・・・そういう人たちばかりであれば、行政に頼らないでも野良猫問題は解決に近づくのだ。理屈としては。

めいぴーさんのして来た事は、絶対に正しいのだ。そういう人の参加した呼びかけだからこそ、間違いのない方向に進んで欲しいと思った。野良猫が駆除されるのを、私だって指をくわえて見ているだけにするつもりは無い。だけど、根本的な解決に向かわない動きに協力したくはない。今回は時間稼ぎが出来たようだから、その間にこそ避妊を推進して欲しい。

でも、出来れば金も出したくない、手間も掛けたくない、自分の生活に一切の影響があって欲しくない・・・そういう高みからの「善意のつもり」の綺麗な活動が多いのが、昨今のインターネット世界の弊害でもあろう。

かと言って、インターネットの価値を全て否定するのは間違いだ。人は同じところに留まる訳ではない。そして過激な人たちばかりでもないのと同じように、ずるい人たちや及び腰の人たちばかりではない。誰だって最初は何も知らないし、自分には出来ないと思う事もある。

やれば出来たという事もあり、少しずつ目の前が開ける事もある。人の心の善良さを信じられなくなったら、それは猫にだけのめり込んだアブナイ連中になってしまう。

普通の人でいたいからこそ、人の心の中の良い部分を見たい。失望する事もあれし、裏切られた気分になる事もあるだろうけど、裏切られたって良いじゃん?と思う。またリセットして、同じように続けるだけだから。

ミヨコがいみじくも言ってくれていた。人を信じるなと言うのではない、あてにするな・・・という事だと。その通りだと思う。小さな事でも良いから自分でやってみよう、問題を感じるならば。必ず付いて来てくれる人もいれば、協力を申し出てくれる同じ志を持つ人もいるだろう。いなくても続けるだけだが。

私が問題にした事が正しく理解されなかったらしく(別に難しい内容ではないのに)、良い事をしようとしているのに反対するなんて恐ろしい人ですね・・・という抗議メールが届いたけれど、掲示板での発言をよく読んで下さいね。

それに私は野良猫の為に、あなた(誰かは知りませんけど)が寝ている間にも自腹で自分の時間と身体を使って努力しているんですから、そういう検討ハズレな事を言われる筋合いはございません。



さて台風7号は、ここ横浜にはたいした猛威を振るう事なく過ぎ去った。しかし近づいて来る時も、去って行く時も、その気圧の急激な変化の感じを身体で感じる。つまり調子悪いって事だけど。

ご相談相次ぎ、日記もなかなか書けないでいた。煙草が増える。最近ようやく、そろそろ煙草をやめないとヤバいかなあ・・・と感じる。本数を減らすとか、軽い煙草にするとかいう事は多分出来ない。

テト

ブラッシング不要

Jul. 26, 2005
テト


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