《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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みーちゃん

穏やかな朝

Aug. 27, 2005
みーちゃん
2005年8月27日 土曜日

連日暑い。

いつまで暑いのだ。いい加減にしてくれ。それとも、暑いのはうちの2階だけなのか?



岐阜の暢子さんから電話があったのだが、暢子さんも今年は去年より暑いと言っていた。

それでも夜はエアコンなしで過ごせると言うし、大抵の家はそうだろうと思う。






夜、ミヨコの家に届け物と貰い物の両方の為に行った。

ミヨコの家は傾斜地に建つマンションの1階部分だが、南北に風が通り、しかも南側は草地の崖だ。

エアコンなしでも、「おっ!」と声が出てしまうような涼しい風が入って来る。

いいなあ、電気代がべらぼうに掛からなくて・・・。



こうちゃんが車で待っているというのに(道が狭く駐車していられないので、他の車が来たらいつでも動かせるようにと、運転者が乗っていないとマズイのだ)、ミヨコのビールの肴のモツ煮込みと枝豆と茹で卵をつまみ食いして、色んな事を一気に話してお暇する。



「チャイ」の二日目。

昨夜のご飯は朝までに来完食してあった。

今朝は、ナチュバラのドライにシャンピとダイジェストエイドとベネバックパウダーとクランベリーを少しずつ全部混ぜる。嫌がらない。いい子だねえ。



そして素晴らしい事に、夜の間にウンチもオシッコもトイレで済ませてあった。

虫も出ていないし、下痢でもなく良いウンチだ。

「いい子だね、チャイは・・・」と褒めながら撫でると、嬉しそうにグニャグニャになって甘える。



コンビニのお稲荷さんみたいに小さい顔に、今まで一番小さかったゴマの半分もない位の細い身体、身体の長さもゴマ程度しかない。もしかしたら本当にまだ仔猫に近いのだろうか?

触ると、顔と耳が熱いような気がする。熱があるのかも知れないが、食べられて排泄出来ていれば、今は問題なしと考えよう。目やにも出ていないし、下痢してもいないのだ。

朝一番で病院に連れて行こうと思っていたが、昨日のうちに駆虫もノミ駆除もしてあるし、ハイポもたくさん飲ませているので、もう少し落ち着いてからにしようという事になった。毎日変化が大きいと辛いだろう。



しかしチャイは、カワムラさんと似ている。態度がそっくりだ。口が臭いのに、それでも矢鱈とキスしたがるところも似ている。舐められたところが臭くなってしまうのも、保護したばかりの頃のカワムラさんと同じだ。

カワムラさんはその後、毎日3度のプロポリスのお陰で(断定出来るのは、それしか与えていないからだ)すっかり臭くなくなった。

カワムラさんの場合は慢性の副鼻腔炎で、口よりもむしろ洟と膿が臭かったのだが。

いや、口も臭かったけどね。



チャイがいると、みーちゃんが昨日と同様にお喋りをする。

またまた「うにゃん、うにゃん」なんて言っている。そうか、みーちゃんもチャイが気に入ったか。

みーちゃんの、今朝の一段と穏やかな表情を見たら、ストレスなど感じていないと思えるのだが如何だろう。

宜しく頼むね、みーちゃん。チャイはアンタの孫になるのよ(血の繋がりなんかないけど)。カワムラにとってのルス・リマ・テトみたいなものだよ。可愛がってやってね。



でもチャイがもっと元気になった時には、みーちゃんにとっては一寸疎ましいかも知れないね。ま、その時には去勢しちゃうから、許したってな。




チャイがお代わりを要求するので、釣られてみーちゃんも「お代わり」と言う。

刺激されちゃったのかな。嬉しくて、つい追加でご飯を与えてしまったら、みーちゃんは何ともなかったけれど、チャイは下痢してしまった。

まあ保護猫は誰でも一度は通る道だ。

いつでも食べられると解かれば、やがて食べる量は落ち着くのだ。



可愛いチャイ。

捨てたバカちゃん、こんないい子を有り難う。


でも今後の為に、ベランダに監視カメラを置いて、玄関と庭に通じる路地を監視しようと思う。元々、犬の置き去りウンコ防止の為にも考えていたんだし、そろそろ実現しないといけないな。



今日も朝はハムと色々野菜のサンドイッチを作り、飲み物はアイスコーヒー。梨も食べる。

そろそろ飽きて来たかな、サンドイッチの朝ご飯。でもまだパンが残っているのだ。



昼は残り物チャーハン。

多めの油で卵を半熟に炒めたら、葱と人参とピーマンを全部みじん切りにして加えて炒め、冷凍ご飯をチンしてから加えて更に炒める。肉類の具は無し。味付けは醤油と柚子胡椒。

う〜ん、これは美味い。飲み物は冷たい日本茶。



夜は納豆おろし蕎麦。

葱がなかったので、茗荷で代用してみた。これも美味しい。オクラなんか刻んで入れても美味しいだろうな。



そろそろちゃんと手の掛かったものが食べたい。でも長時間火を使うのは嫌だ。



「カズエちゃん、ご飯出来たわよ」
「う〜ん、今行く・・・」
「早く来ないと、秋刀魚の塩焼きが冷めちゃうわよ」
「はいはい、わかりましたよ〜だ」

こういうのが理想だなあ・・・いい歳して馬鹿みたいだけど。





食べたいもの全て、自分で作るしかないのは悲しい。

悲しくて面倒臭くて、でも自分で作ると美味しいんだけど。



暢子さんの電話を切った直後、今度は埼玉のTさんから電話。色々と伺い、色々と話す。

ますます私は、興味の対象が個人的なものへと絞られて行くのを感じる。そうだ、ますます・・・。



ガラは弱虫だ。

モアがやっと寛いでいると、遠くからでもじーっと見張っている。ちょっとでもモアがガラを見ようものなら、「シャーッ、シャーッ!!」と2度威嚇する。



お前達、同じ場所から来たんだよ・・・と言っても、同じ場所に居たぶーちゃんをみーちゃんも大嫌いだけど。



身体の小さなガラが、大きくて無神経な動きをするモアを怖がって嫌うのも無理からぬ事なのかも知れない。

モアなんて全く穏やかで無害なんだけどね・・・

ガラ

モアを見張る

Aug. 27, 2005
ガラ


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