《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ジャム

アタシが一番

Aug. 31, 2005
ジャム
2005年8月31日 水曜日

今日の朝ご飯はサンドイッチもピザトーストでもチーズケーキでもなく、炊きたてご飯に美味しい卵で生卵掛けご飯。

おかずは昆布の薄味の煮物と焼きタラコ、そしてインゲンみたいな豆のバター炒め。

この豆は不思議な形をしていた。手触りと風味はインゲン、形はむしろサヤエンドウ・・・かなり大きく、しかも縞模様が入っている(縞模様の無いものもある)。最初は「何だろう、これ・・・」と思った。



食べた後で送って下さった方に聞いたところ、「大角豆」と書いて岩手では「ささぎ」と言うらしい。地方によっては「ささげ」とも言う。

この際だから色々と調べた。だって、スーパーで買うドジョウインゲンなんかより、ずっと美味しいんだもの。



マメ科ササゲ属の一年草で、学名は Vigna unguiculata、英名は Cow pea

大きくても筋っぽくないし、大味という感じもない。茹でずにそのまま炒めても、アクもないし柔らかい。今まで知らなかった野菜が日本にある・・・それが何よりワクワクする。

しかし知らなくても仕方なかった。実はインゲンの仲間には、もの凄くたくさんの種類があるらしいのだ。



「ささげ」または「ささぎ」は、中の豆を採って乾燥させたのが、お赤飯に入れるあの赤い豆の「ささげ」または「ささぎ」である。枝豆の中身の豆が、乾燥させると「大豆」になるのと同じだね。枝豆の場合、サヤまで食べられないけどね。(私は食べるわよ・・・と言う人がいたら、「畏れ入りました」と言うしかないが)

因みに赤飯に入れる赤い小さな豆は、関東では「ささげ」であって小豆(アズキ)ではない(場合が多い)。小豆は皮が破れ易いので、戦国時代に武将が「敗れる」のを嫌って、ささげで赤飯を作るようになったとか、割れるので「腹を切る」に繋がるので武士が嫌ったなどと言われている。

関東のウナギの背開きと同じ、縁起かつぎみたいなものかな。



だから地方やその家庭によっては、小豆や赤い金時豆で赤飯を作る事もあるし、赤飯に入れる豆は小豆しかないと思っていると恥をかく場合もあるという事だ。私の家では「ささげ」を使っていたし、ささげと小豆では実際良く似ているし、栄養成分も酷似しているらしい。



しかし、ここで言いたかったのはそういう事ではなかった。鞘に入った豆の「ささげ」あるいは「ささぎ」の美味しさについて言いたかったのだ。

ネット上で探したけれど、なかなかこの縞模様の入った「大角豆」の情報は得られなかった。やっと、唯一探せた写真付きの情報で、この黒い縞というか斑模様が入ったインゲンのようなものが「はるしまささげ」というらしき事が解かってきた。



私の興味をいたく刺激するものだという事に遅蒔きながら気づいて、自分でも証拠写真を撮ってみたのは既に筋を取るのに頭と尻尾を取り除いてしまってからだったので、完全な状態でお見せ出来ないのが残念。

しかも夜中にメモ代わりに急いで撮ったので、野菜自体の美しさを伝えられる写真ではない。返す返す残念。でも感じは解かって戴けるかな。

野菜フェチのジャムが迫る。

被写に影が入るから退いて欲しい。

しかも私の手に頭突きを連発するのはやめて欲しい。

野菜の香りに、どうやらエキサイトしているようだ。
どこへ逃げても、ジャムが追って来る。

邪魔しないでよ、ジャム。

遂には大角豆を齧ろうとしたので、撮影中止せざるを得なかった。



追記:野菜は、今では一切与えていません。



朝のご飯は4合炊いたので、残ったご飯とタラコでおにぎりを作っておいた。従って、昼はおにぎり。おにぎりって美味しいね。日本人はおにぎりだよ。と言いつつ、ピザもカレーも餃子もキムチも好きだけど。



おうすけさんのブログの写真を拝見するのも楽しみの一つだ。サビ猫のはなちゃんと、ブラックスモークのなおちゃんがとても美しい。そして田舎猫から引き取ったキジ白の幸さんが、とても良い味を出している。

こう言っては失礼かも知れないが、幸さんはうちのカワムラさん的な匂いがするオスだ。蓄膿の臭いじゃないよ。平和主義な匂いって事よ。

その幸さんが、新入りの仔猫(赤ちゃん猫)のフランちゃんを、まるで母親の如く面倒見ている。

オスだからオッパイは出ないので、おうすけさんが2時間おきの授乳と給餌をしているのだが、幸さんが母猫のようにお尻のケアをしてやっているのだ。

まだフランちゃんが来たばかりの頃、大きな幸さんに向かって「おとうちゃーん」と言っている(らしい)写真とキャプションを見た時、完全にノックアウトされてしまった。

かっ、可愛過ぎるよ。

その日の様子は >>こちらでご覧下さい。

ちょっと体調を崩して1日入院したフランちゃんだったけれど、無事に退院出来たので良かった。上の写真は、無断で戴いて来た退院直後のフランちゃんとおとうちゃんだかおかあちゃんだかわからなくなっている幸さんと、下のお嬢さんの可愛いワンシーンだ。当然、無断で強奪して来たものだ。

いいよね、こういう写真て・・・ドラマがあるよね。説明が要らない位だものね。

まだ本当に赤ちゃんぽい、小さなフランちゃん。初めてのお披露目では、既に「これから、我が家の一員です」と書いていた。4匹目だね、フランちゃん。

慎重に様子を見ながらの、おうすけさんのケアが続く。頑張れ、頑張れ。無事に大きくなってね。



そしてちえちゃんとパパの保護猫・・・こちらは本当に本当に生まれたてのほやほや。

うちのチャイと同じ8月26日に保護されて、そしてその日に生まれたばかりだったようだ。



母猫の捕獲も、当日の深夜と翌日と頑張って試みてくれた。姿さえ見せない母猫は、元々どこから来たのかさえ解からない。

工場に入り込んで、無事と思しき場所で産んだものの、そこは動かす予定のパレットだったのだ。2匹は既に息絶えていたと言う。

残った2匹は、迷う事なく自宅に連れ帰ったパパは偉い。そういうパパを褒めながら、自分は人工授乳の苦労を楽しんでいるちえちゃんはもっと偉い。



パパ、パパと言っているが、別に父親でもパトロンでもない。ちえちゃんの夫の呼び名なのだ。ちなみにパパの頭は薄いが、子供はいない。

ちえちゃんの子育ての様子は、>>こちらでご覧いただけます。



この歯も生えていない、目すら開いていない黒白の「まだ猫にすら見えない」生き物は、これからますます可愛くなります。兄弟のキジ白も、柄こそ違えど白の入る配分がそっくりで、きっと綺麗なツインになるだろう。

ちえちゃんたちは、まだ里親募集をするとも言っていないのだけれど、ちえちゃんの家もこのところ急激に頭数が増えているし、この子たちをそのまま我が子にすると、確か12匹目かな・・・まあ、うちのミュウたちと同様、バルとメルは身体は無いのだが。

ガラ

アタシも一番

Aug. 31, 2005
ガラ


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