ルス
うひゃひゃひゃひゃ
Sep. 8, 2005 |
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2005年9月8日 木曜日
暑い。
どうなっておるのだ。
昼にちょっと出掛けたところ、雲一つない青空だった。
だけどそれは秋の空なんかじゃない、「旱々(カンカン)照り」というヤツだ。
あまりにも暑いので、我が家の2階を灼熱地獄にしている一因でもある、隣のアパートの白っぽい金属屋根に水鉄砲で水を掛けた。
隣のアパートは、うちよりも1階分土地が低い。だから洗面所に立つと、その屋根は目の前でピカピカしている。太陽の光だけでなく、熱もこちらに反射して来るのだ。
その熱せられた屋根に水を掛ける。まさに「焼け石に水」という感じがするが、それでも少しはマシなのだ。気化熱を奪わせる・・・一応は理に叶っているじゃないか。本当はホースで水を掛けたいけれど。
その熱・・・無駄に私を地獄に陥れず、もっと有効利用は出来ないものか。例えばうちの風呂を沸かすとか。
その問題のアパートは、現在入居者がいない。先日、そのアパートを管理している不動産屋が訪ねて来た。オーナーがいつかはそこを建て直して住む予定だったらしいのだが、それが不可能になり「売り」に出すのだとか。それで取り壊して平地にするので、土地の境界線の確認をする際には立ち会って下さいというお願いだった。
そこは元々、我が家の斜向かいのお宅の土地で、車社会ではない頃に、細い路地だけある古い家屋が立っていたらしい。こうちゃんが大学生の頃の事だ。
取り壊した際、建材を業者が燃やし、それが飛び火して草むらを一気に燃やした。この家も軒を火が舐め、消防署に電話したのは一人在宅していたこうちゃんだった。
自力でホースで水を掛けたりして消火活動したものの、とても追いつかなかったと言う。「もはやこれまで・・・」と思った時、風向きが変わって崖の上の家がマッチ箱が燃えるかのように一気に燃え尽きた。
業者は訴えられ、裁判には証人として大学生のこうちゃんも呼ばれたという。この話は以前にも書いたと思うが、まさにその取り壊して家事の元になったのが、隣のアパートの前身である。35年が経ち、その後に建てたアパートを取り壊す時がやって来たという訳だ。
その因縁のアパートが、遂に無くなる。
所有者も不動産屋も、是非とも宅地として売りたいのだろうが、人間が通れる程度の狭い路地しかないのが最大のネックだ。
この辺りでは、戸建ての分譲物件としては買い手がつかないだろうと不動産屋も言う。
そういう絶望的な予想がされるのも充分に頷ける中途半端な地所なのだ。
不動産屋は、「お宅さまでは、お住まいを広げるご予定などございませんでしょうか?」と訊いてきた。
むろんそんな予定も金も無い。
20歳若かったら、ちょっと考えたかも知れない。しかし、今はたとえ金があって隣に家を建てられたとしても、隣ですら引っ越しするのはもう面倒で絶対に嫌だ。
家財道具、猫たち・・・この大量の物と繊細な頭数の多い生き物を、今から全て新しい環境に無事移動させる実質的な労働力と気苦労を考えただけで頭がクラクラする。
願わくは、猫たちを全て無事にあの世へと見送り、私とこうちゃんが死ぬまでは、この古い家が保ちますように。他に贅沢は言いません、ここで無事に暮らせるだけで結構です。
しかし、そういうささやかな願いしか持たない人たちをも、災害や戦争は容赦なく襲うのだ。「カトリーナ」然り、「台風14号」然り、「東京大空襲」然り・・・。
私の好きなアントン、本名はアントニオ。兵庫県の茶トラで、足が短いのではないかと評判の猫だ。>>ここでもご紹介している写真だが、オリジナルは >>こちらで見て戴ける(8月31日の2番目の写真です)。
この写真の顔も身体つきもとても優しくて大好きなものだから、つい何度もイタズラしたくなって困った。あ、いや、別に困りはしないのだが、言い訳しているだけだな。
今日は、新しい作品も含めて、アントンを色々といじった作品をご覧戴きましょう。
これは、アントンの足の長さを説明した作品でした。
皇帝ペンギンのようで可愛いですね。
いや、そういう問題ではなかった。ごめん、アントン。 |
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これはアントンの胴の長さを少しだけ強調してみました。
あまり違和感ありませんね。
あ、いや、そういう問題ではなかった。
ホント、ごめん、アントン。オバチャンが悪かった。 |
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お詫びの印に、最新作をプレゼントします。アントンは一体何匹いるでしょう?尚、オリジナル写真は、>>こちらでご確認下さい。
タイトル:
アントンが一杯
M.C. Escher作
(嘘に決まってます) |
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さて、現実逃避していないで、仕事に戻ろう。このところ捕獲器の貸し出し依頼とご相談が多く、本業が後回しだ。これじゃイカン。仕事して収入あってこその「趣味・道楽」だ。
みんなが自分の生活を守る権利があるのと同様に、私にも生活や家族を守る義務や権利があるのだという事を、先ずは私自身が肝に銘じないと人生を間違う。
かつてご相談コーナーを置いた時は、四六時中では堪らないので時間帯を制限した。ご相談が多過ぎてコーナーを廃止したら、また時間帯に制限がなくなってしまった。
サイトを続ける限りは一年中人様の問題を持ち込まれても仕方ない・・・と諦める必要はないと思うのだが如何だろう。先ずは、本当に人に相談しなければならない事なのかどうか、そして相談というものがどれだけ人の時間と労力を奪うものなのかをイメージしてから、それからご相談下さい。
結局、ご相談は受けるのだけどね・・・。でも、これは仕事でも責務でもないんです。あくまでも個人の趣味と自己満足のサイトなんですから。
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ゴマ
ぎゃはははは
Sep. 8, 2005 |
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