《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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チャイ

なかなか太れない

Sep. 11, 2005
チャイ
2005年9月11日 日曜日

かくも長い一日になるとは予想していなかったのだが、漠然とした不安が的中したとも言える。



結論から言うと(またか)、仔猫を2匹保護(捕獲)した。

今、昨年保護したガラの為に買った2段のプラケージに入れて、みーちゃん部屋に置いている。

可愛いキジトラとキジサビの2匹だ。多分、生後2ヶ月半ほど。




朝、うちの庭でコロコロと遊んでいる仔猫を発見。

2匹だ。

これはどうしたものか悩むが、放置は出来ない。

貸し出し中の捕獲器も大量にあるが、実は門外不出の捕獲器も手元に置いている。いつなんどき必要とするか解からないので、これだけは決して貸さない。

ケチなのではない。

個人負担の捕獲器だって何十台も貸しているのだから。

エサやりしていたら全ては貸せないのだ。

そしてこの捕獲器フル稼動中にも、これだけは貸さずにおいて良かった。緊急時に自分で使えなければ意味が無い。



余談だが、捕獲器を借りた人はさっさと捕獲・避妊・保護して返却して戴きたい。

人から物を借りるという事は、そういう事でしょう。自分のペースでやりたいならば、自前で買うべきです。






雨はなかなか小降りにならないけれど、捕獲決行。

2時間位かけて仔猫は1匹ずつ捕獲に成功し、次々とケージに移す。



母猫と思しきメス猫も2匹捕獲した。

雷雨の中、こうちゃんと二人びしょ濡れになりながらの捕獲劇だった。

先伸ばしにしていたら、結局は後悔する結末になるだろうし、状態が悪化してからでは後のケアの苦労も倍増する。どうせ何時かするのであれば、「見た時が保護時」だ。

それは身に染みて知っている。少しの遅れが、結果的に手遅れになるケースも嫌と言うほど見聞きして来た。




幸い、仔猫2匹は状態も良い。

ドライフードもバリバリ食べられる。母猫が傍に居ればオッパイも飲んでいるけれど、とうに自力で食べられるようになっているようだ。



しかし、まだ仔猫が1匹残っている。

夜中になっても捕獲は続行中。

衆院選の結果がすっかり出るまでに終わるだろうか。終わらなくても、諦める訳にはいかない。

母猫も兄弟姉妹も捕まえてしまって、たった1匹なのだ。必ず保護してやるからね。





「母猫2匹」と言うのは決め付けに聞こえるだろうが、どちらもうちの庭で仔猫にオッパイをあげていたのだ。

よく太った、被毛に汚れひとつない綺麗なメス猫だ。多分、出入り自由な飼い猫だろうと踏んでいる。仔猫は全く人馴れしていないが、母猫たちは警戒心もあまり無い。



母猫たちの不妊手術の予約が15日までとれなかったので、今日は母猫の捕獲をするつもりはなかったのだが、追い払おうとしても仔猫よりも先にあっと言う間に捕獲器に入ってしまった。



1匹は、かつて私がガレージに閉じ込めてしまって、私の車のボンネットでウンコしたあのシャムミックスだ(2002年9月24日「猫雑記」参照 >>)。

今でもたまに外を散歩しているのを見かけていた。



もう1匹も綺麗なアイスブルーの目をした、白にブチの入ったシャムミックスだ。

もしかしたら、こちらは娘だろうか?今まで一度も見た事がない。

同じ仔猫にオッパイをやっているとしたら、血縁関係があるような気がするし、どちらも不妊手術していないという事だ。




1匹は今現在既に、無理をお願いしてマツモト先生の病院に運び込んだ。

今夜の手術に割り込ませて戴いたのだ。仔猫がそろそろ離乳しているならば、次の発情が来ていてもおかしくない。一度捕獲した猫を、何もせずにリリースする事は出来ない。



脱走した猫の保護に捕獲器を使う人たちが、目的の猫以外が掛かるとリリースしているが、仕方ないと当人は思うだろうが、実は大変無責任な真似で腹が立つ。

自分の事しか考えていないのだ。

その猫は二度と捕獲器には入らないだろう。

避妊してやれないならば、目的の猫以外が入らないような捕獲をしろと言いたい。

置きっ放しで捕獲しやがって、何が猫好きだ、バカヤロウとも言いたい。



対象が飼い猫でも同様だ。

うちの庭で子育てしていたら、うちに迷い込んで来た野良猫と見なす。事実、仔猫たちはずっと外で生まれ育っているのだ。既に野良猫だ。

そういう野良猫を増やすメス猫がうちの庭に滞在していたら、捕まえて避妊するのは当然。

だってその子たちだって野良猫だと思うしかない。まさか避妊していないメスを外に出している家など有り得ないだろうから・・・ね。



捕獲はいつでも緊張する。

そして是が非でも成功させるよう、頭と身体を使って試行錯誤するのだ。

王道なんか無い。創意工夫と熱意と愛情があれば、誰にだって出来るのだ。

誰かがしてくれるのを指をくわえて待っていても後悔するだけだ。自分がやらなくて誰がする。そういう気持ちでやって欲しい。

ま、私個人の願望ですけど。



雨が小降りになってから母猫を病院に搬入して、その帰りに選挙にも行った。

近くの小学校が会場なのだが、行ってみて驚いた。いつもの選挙より、ずっと投票に人が来ている。それとも雨が小康状態になるのを待っていた人たちが殺到しただけだろうか。

私達夫婦も、思う通りに投票して来た。開票結果が楽しみだ。





さて、夜は終わらない。

捕獲は続く。

ガラ

アタシはデブ

Sep. 11, 2005
ガラ
テト

ボクもチビデブ

Sep. 11, 2005
テト


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